ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

およし @名古屋市千種区・覚王山

2016年10月04日 | 名古屋(千種区・守山区)

名古屋市の登録地域建造物資産に指定されている建築を眺めるために覚王山の日泰寺参道へ。以前にもいくつかの店に入ったことがあるが、この日訪れたのは創業してから60年程というお好み焼き・焼そばの「およし」。幟が立ったのんびりとした雰囲気の店に入ると、鉄板の前にはご夫婦。主に調理担当をしているのは女将さんのようだ。鉄板は長年の歴史で反り返っている。沢山のサイン色紙が貼ってある壁にも掲示してあるのだが、こちらは「店内での飲酒かたくおことわりします」という店。ま、この日はバイクだったからどちらにしても仕方がないが、焼そばとお好み焼だけに大人にはなかなか厳しい法律(笑)。鉄板の前に腰かけ「お好み焼・にく玉入り」を注文した。

店内はかなりの賑わいで、鉄板の上で繰り広げられる様々な調理を眺めながら待つ。かなり暑い日だったが、もちろん開け放しでエアコンは効いていないので、いつも携帯している日本手拭いで汗を拭き拭き。お好み焼の焼き方はしっかりめで、玉子は先に混ぜてしまう焼き方。自分の分が焼き上がり、鉄板の上を移動して運ばれた。小皿が渡されて、ソースでも醤油でもということで容器がそばに置かれた。こちらにはマヨネーズがかかっていいないのが好ましい(マヨネーズ自体は嫌いではないが、かけると全部同じ無難な味になってしまうので)。自分でコテを使って切り、これまた別容器の鰹粉と青のりをかけてカスタマイズ。刷毛でソースを塗ったり、醤油を塗ったりして楽しんだ。そういえば、我が家ではお好み焼きは基本的に自分ちで作るもの(母は大阪出身、叔母は元お好み焼き屋という家系なのだ)。一銭洋食風のものを除き、外で食べたのは覚えがないぐらい久しぶりだ。うーん、ビール呑みたい(笑)。(勘定は¥450)

 


 

↓ 日泰寺参道に残る歴史的な建物(登録地域建造物資産)の数々。「加藤石材店」(写真下左:昭和2年・1927・建造)と、「杉山浴槽設備」(下右:昭和3年・1928・建造、外壁改修)。

 

↓ 布団・衣料の店「仙田屋」(写真下左:昭和10年頃・1935・建造)と、「二宮畳店」(下右:昭和4年・1929・建造)。

 

 


 

およし

愛知県名古屋市千種区山門町2-53

 

( 覚王山 かくおうざん 日泰寺 にったいじ 覚王山日泰寺 参道 やきそば 焼そば 焼きそば お好み焼 お好み焼き 登録地域建造物資産 近代建築 )

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