ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Greatest Hits 1969-1999 / John Williams

2016年03月20日 | サウンドトラック

Greatest Hits 1969-1999 / John Williams (1999)

数々のハリウッド映画で心に残るスコアを書いたジョン・ウイリアムス(John Williams)のベスト盤。映画のオリジナル・サウンドトラックという訳ではなく、ジョン・ウイリアムス本人が指揮を担当した演奏を収録している(オーケストラは全て同じではない)。全体を通して音楽、音質に統一感があり、発表年代の差を感じさせない感触の近さはこういう事情からくるものなのかもしれない。中でも圧倒的に知名度が高いものが多いのが70年代~80年代初め。「ジョーズ」「スターウォーズ」「未知との遭遇」「スーパーマン」「レイダース」「E.T.」と超の付く名曲が目白押し。これだけですでに殿堂入りの資格充分といった感じ。

収録された曲の中で自分が見た映画で一番古いのは「ジョーズ」かな(映画自体は「続・激突!カージャック」の方が古い)。昔、映画館で見て、その後も「日曜洋画劇場」などで繰り返し見た「ポセイドン・アドベンチャー」や「タワーリング・インフェルノ」もメイン・テーマはジョン・ウイリアムス作曲だが、ここには収録されていない(どちらも暗い曲だったしな)。映画、特に90年代以降の作品は見ていないものも多いが、久しぶりに聴いて一番印象に残っていたのが、意外にも1984年のロサンゼルス・オリンピックのテーマだった。ベートーベンやモーツァルトのクラシック・オーケストラ演奏曲が後世にこれだけ評価されているのなら、彼の作った音楽も同様に、あるいはそれ以上に評価されてもおかしくない(と個人的には思う)。

オークションにて購入(¥500)

  • CD (1999/11/5)
  • Disc : 2
  • Format : CD, Soundtrack, Import
  • Label : Sony
コメント (2)
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