ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

石田屋 @名古屋市熱田区・金山

2014年11月19日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋市のターミナル駅「金山(かなやま)」から徒歩で10分程離れた場所の幹線道路脇にある「とんやき」の店「石田屋」。以前から評判は聞いていたが、なかなか行く機会がなかった。とうとう念願の初訪問。店の建ち並ぶ賑やかなエリアを外れて歩いて行くと、戸を開け放した店が見えてきた。外から見える店内は人でいっぱい。でもカウンターに空きがあったのですぐに座る事が出来た。周りはみんなすでに出来あがっていてとても賑やか。カウンターの中には女将と調理の若い男性2人。すぐに日本酒(松竹梅)を冷や(常温)で注文。アルミのちろりとコップが渡される。壁に品書きが貼ってあるが、眼鏡を忘れてよく見えない。さがりの刺しがある事を確認して注文。串はとんやきとレバーを2本づつ注文した。

さがりの刺しはさすが名物とあって素晴しい鮮度。こちらでは箸はないので、爪楊枝を使って添えられたねりわさびをつけながら口に放り込む。いやぁ、旨い。とんやきとレバーの串(タレ)は焼きも丁寧で旨い。どんどん酒がすすむ。この肉質だったら刺しは全部頼みたいが、いかんせん1人なので、レバ刺しのみを追加。あとは大鍋に入った「どて煮」と「血管」をもらう。血管は実際にどこの部位なのか知らないが、イカのような食感。お酒の追加は燗でもらった。店の雰囲気とは違って(失礼)しっかり温度計を使って温度を計るキメの細やかさ。刺しで旨かったさがりを串で2本追加して終わりにした。

こちらの店は女将の(良く言えば)威勢の良さでも有名なので、どんなんだろうと気になっていたがいたって普通。もちろんちょっとべらんめえ調だし、若い連中には強めの言葉を浴びせかけていたが(笑)、それも雰囲気として楽しめる程度。ま、注文する時とかに上手くタイミングを読む必要はあるのだろう。女将は途中でどこかへ消えてしまったが、若い店員は対応も丁寧。何しろ旨いし安い。素晴しい店だった。次は誰かを連れていって他の刺し(心臓やこぶくろ)、それに食べていない串と、どて煮各種を片っ端からいきたいな。(勘定は¥2,500程)

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石田屋

愛知県名古屋市熱田区金山町2丁目7-18

(ホルモン とん焼き とんやき とん焼 やきとん ホルモン焼 いしだや)

 

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