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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

待夢珈琲店 @岐阜県瑞浪市

2024年03月06日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県瑞浪市辺りをドライブしたある日の午後、コーヒーでもと近くを検索して辿り着いたのは一色町にある「待夢珈琲店」。創業は昭和52年(1977)だそう。店は交通量の多い19号線を少し北に入った所にあった。すぐ横に旧店舗と思しき建物が残っている。スペイン瓦の南欧風の洒落た建物で、入り口には非稼働だろうが2CVが置いてあった。店内は広く、ガラス・ショーケースの中に生ケーキも置いてあった。若い給仕女性に案内されたテーブル席でメニューを眺めると、コーヒーの種類が多く現地訪問して調達してくるなどの記述があった。なかなか決めきれず、結局”本日のプレミアムコーヒー”だという「コスタリカ・レオンシオ・ブラックハニー」(エルバス・レオンシオ農園)というのものに。ケーキは6種類ぐらいの中から「キャラメルロール」をお願いした。

ピアノ独奏のBGMの下、出来上がりを待つ。しばらくして「コスタリカ・レオンシオ・ブラックハニー」が運ばれた。とても爽やかな香り。口当たりはあっさりとしてやや酸味のある味わい。恥を忍んで告白すると最初の感想は「ん?そばつゆみたい」だった(苦笑)。コーヒーにはVERMEIRENのカラメルビスケット付き。ロールケーキはしっとりとして肌理の細かいスポンジ。中のクリームは甘さ控えめでナッツの風味が効いている。キャラメルの風味はそう強くない。コーヒーのお供にはピッタリだった。また近くに来たら寄ってみようかな(勘定は¥900)

 

 


 

↓ 「瑞浪市化石博物館」入口階段の横にある「化石の地下壕」(昭和50年・公開)。こちらも第二次世界大戦末期に航空機工場を疎開させる目的で掘られた地下壕で、例に漏れず強制労働させられた人に死傷者が出たのだとか。地層は1700万年前の浅い砂底に堆積した層だとのこと。そこら中に貝の化石が埋まっている。

 

 


 

  

待夢珈琲店

岐阜県瑞浪市一色町4-48-3

 

( 瑞浪 みずなみ たいむコーヒー 待夢コーヒー 喫茶 喫茶店 純喫茶 ケーキ 生ケーキ ロールケーキ スペシャルティーコーヒー 戦争遺構 )

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あきん亭 @岐阜県瑞浪市

2024年02月27日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県瑞浪市のラーメン屋「あきん亭」へ。創業は昭和61年(1986)。以前は「大石家瑞浪店」だったという情報もあるのだが未確認。昔ラーメンを食べ歩いていた頃にも入った覚えは無い。店に到着するとまだ開店したばかりの時間だったが駐車場はすでにいっぱい。バイクのツーリング途中で寄っている客も多くてかなり賑わっている。店内は席数も多い。1人だったのですぐに案内されたが、家族連れとかはすぐ待ちになっていた。店員は調理が4人、給仕も4人程居る。すごい人気だなァ。持ち帰りのセットなんかも扱っていて手広い。お願いしたのはメニュー先頭の「あきんめん」と少量もあって有り難い「ぎょうざ・4個」。

程なくして「あきんめん」が登場。水面には厚切りのチャーシューが4枚、メンマ、ナルト、刻みネギ。自家製麺だという麺は細縮れで、見るからに「大石家」の系統だと分かる。この系譜、今ではお膝元の岐阜県より長野県に多いのだとか。「大石家」といえば”お湯割り”だが、調理は見ていないので実際にそうかは分からない。HPには”ホタテエキス使用”と書いてあるし、メニューには”昔ながらの進化系”とあったので色々変えているんだろう。すっきりとしたゴクゴク飲める醤油味のスープと、スルスル入る細麺、分厚いチャーシュー。どれもいい感じで旨い。「ぎょうざ」はしっかり焼けていて、こちらもそつなく旨かった。(勘定は¥1,070)

 

あきん亭 瑞浪本店

岐阜県瑞浪市稲津町小里1266-1

 

( 瑞浪 みずなみ あきんてい あきん亭瑞浪本店 らーめん ラーメン 中華そば 餃子 ギョーザ ギョウザ 大石家 大石家瑞浪店 お湯割り )

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ありが食堂 @岐阜県瑞浪市 (2)

2024年02月18日 | 岐阜県(東濃)

特に何の用事も無かったけれど、岐阜県瑞浪市方面へドライブ。昼食は最初、駅前の「加登屋」で久しぶりにあんかけのかつ丼でも食べようと思っていたけれど、店の前には待っているだろう客が何人も。その気が無くなったので近辺をウロウロ。結局いい案が思い浮かばず高月町にある「ありが食堂」へ。でもこちらも店横の駐車場がいっぱい…。ただ一周して戻ってくると1台分空いたので車を滑り込ませた。暖簾をくぐるとカウンター席とテーブル席が3つ。先客は2名。壁の上の方にある品書きを眺める。こちらにもあんかけの「かつ丼」はあるが、もう気分は変わっていた。そこで高齢の女将さんに「Aランチ」をお願いすると「日曜は出来ない。」との返事。うっかりしていた。という訳で改めて「オムライス」をお願いした。

厨房の主人の姿は見えないが、鍋を振る音が聞こえ、”ありが”と銘の入った平皿で「オムライス」が登場。紡錘形の薄皮巻きタイプ。真ん中あたりにケチャップがたらされている。スプーンを入れると中から大きめに刻んだチキンと玉ねぎがゴロゴロと出てきた。ライスの量と同じくらい入っていないかな(笑)。中はグリーンピースも入ったケチャップライスだが、味付けは薄め。なので上にかかったケチャップをスプーンに少しつけながらいただくと丁度いい。やや小さめだったのであっという間に完食。次は「カツカレー」か「ヒレカツ丼」にしてみようっと。(勘定は¥580)

以前の記事はこちら (1

 

 

ありが食堂

岐阜県瑞浪市高月町2-1

 

( 瑞浪 みずなみ ありが ありがしょくどう 大衆食堂 麺類食堂 洋食 餡かけかつ丼 あんかけかつどん あんかけカツ丼 オムライス 定食 丼物)

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〼や (ますや) @岐阜県瑞浪市

2024年02月08日 | 岐阜県(東濃)

以前に訪問した岐阜県瑞浪市の「稲荷温泉・不老荘」を再訪した際に立ち寄ったのは、手打蕎麦の「〼や(ますや)」。すぐ近くに古い建物が数軒残っているので以前に散策した時にブックマークしておいた店だ。ネット上には「ますや萬有」なる屋号で紹介されているが、そう記述したものは何も見つからなかった。店内は広いフロアにテーブル席が5つ。雰囲気からして別業種からの居抜きだろう。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。品書きから選んだのは「冷たい十割そば・一枚」。厨房の様子は席からは見えない。

しばらくして「冷たい十割そば」が運ばれた。蕎麦は長方形の笊にふた山盛られていて、片方には刻み海苔が振られている。他にも舞茸を豚肉で巻いたものや、ひじきの煮付が小鉢で付いてきた。刻みネギと山葵は別皿に。まず濃い色付きのつゆだけ啜ってみると、辛汁とまではいかないがカエシ強めのタイプ。手繰った蕎麦は緑がかっていて極細と言っていい切り。張りがあって喉越し良く、旨い。刻み海苔はやっぱり無くてもいいかな。安価な上に折角付けてくれた小鉢だけれど、それ自体の味付けが濃いので十割蕎麦と一緒にはもう少し優しい味の品の方がいいかも。さらっとした蕎麦湯もいただき勘定してもらった。昨今の事を考えると二枚でも値付けは安いので次は二枚でいこうかな。(勘定は¥700)

 


 

↓ 以前にも訪れた稲津町の「稲荷温泉・不老荘」を再訪するも、昨年に経営者が変わったそうで価格が倍額になっていた。鄙びた場所のいい湯だったが、さすがに以前と同じ施設でその値段では…、ということで入湯は見送り。「荷機稲荷神社」にだけお参りして引き上げた(訪問12月初旬)。

 

 


 

 

手打蕎麦 〼や

岐阜県瑞浪市稲津町小里1043-2

 

( 瑞浪 みずなみ ますや ますや萬有 蕎麦 そば 手打ち 手打 稲荷温泉 いなりおんせん 銭湯 ふろうそう )

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中華亭 前畑 @岐阜県多治見市

2024年01月28日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市に本店がある中華そばの「中華亭」。こちらは金岡町にある「中華亭前畑」。店は国道19号線の北側にある。駐車場に車を停め、暖簾をくぐる。中はテーブル席や小上がり席があり、カウンター席もある。やっていらっしゃるのは年配の夫婦、それに若いのが1人厨房に。跡取りかな(未確認)。品書きは「中華そば」のみ。後は「大盛」「ライス」のみと潔い。酒は珍しく缶ビールの自販機が店内にある。暖簾の下がったL字のカウンター席に腰掛け「中華そば」をお願いした。調理は若い衆がやるようだ。

しばらくしてやや小振りの鉢の「中華そば」が完成。少し濁りのある濃い色をしたスープ。薄く切ったチャーシューは大小2枚。他には細メンマ、カマボコ2枚、小さい板海苔2枚、刻みネギがのっている。手繰った麺は細麺で軟らかめの茹で加減。本店はここまで細くなかったと記憶するがどうだろう。醤油味のスープはカエシが強く濃いめのもの。チャーシューやメンマもしっかり味なのでライスを付けたくなる気持ちがよく分かる。するするっといただいて勘定してもらった。(勘定は¥750)

本店の記事はこちら (1)(2

峠店(閉店)の記事はこちら

 

中華亭 前畑

岐阜県多治見市金岡町1-31

 

( 多治見 たじみ ちゅうかてい 中華亭前畑 ちゅうかていまえはた ちゅうかそば 中華そば ラーメン しょうゆラーメン )

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AGAIN COFFEE STAND @岐阜県中津川市

2024年01月15日 | 岐阜県(東濃)

紅葉を愛でに岐阜県中津川市の付知町辺りへ行った際、休憩に寄ったのは「AGAIN COFFEE STAND」(訪問11月)。実はこの場所、以前から創業明治8年(1875)の旅籠「上見屋」の古い建物をブックマークしてあったのだが、ついこの10月に一角をカフェにしてオープンしたのだとか。訪れるまで知らなかった。裏まで回ってみたが、ガワを残して古い部分はほとんど壊されてリノヴェーションされている様子。店内は土間はそのままにお洒落なテーブルが並び、周囲にカウンター席が出来上がっていた。残念ながら食事は予約のみとのこと。そこで「珈琲(Hot)」と「季節のクリームぜんざい」をお願いして壁に向かったカウンター席に腰掛けた。

まあまあ時間がかかって「珈琲」が完成。紙コップで提供された。コップに桧で作ったホルダーが付いていて、量はたっぷり。クレマが水面を覆っている。ここのオリジナル・ブレンドは下呂市の「緑の館」の豆を使用しているのだとか。香りは強くなく、味もマイルドな感じ。「季節のクリームぜんざい」はあんこ、白玉、わらび餅、シャインマスカット、パイン、キウイ、という面白い取り合わせ。気に入ったのか最初は何も要らないと言っていた老母にけっこう食べられた(苦笑)。時折大きなガラス木戸を風が叩くガタガタという音が響き渡る。こういう音って懐かしい。(価格失念)

 

 

 

 


 

↓ 店のすぐ向かいには街道の往時を思わせる木枠のガラス戸の建物が(建築詳細不明)。間口が広いので何かの商店だったろうか(←「柳屋」という酒屋だったそうです)。

↓ 途中で「熊谷守一つけち記念館に立ち寄った。母はここがまだ未完成だった頃に父と訪れ、奮発して絵を1枚購入したという思い出の場所なのだとか(そういえばうちに絵があったな…)。2枚目は記念館2階からの付知町の眺め。

 

↓ 「福岡ローマン橋」(建築詳細不明)。昭和53年(1978)にかつて中津町と下付知を結んでいた北恵那鉄道が廃線となり、付知川を渡る橋が歩行者用に転用されたのだそう。つまりこの場所を線路が通っていたということ。

 


 

 

AGAIN COFFEE STAND

岐阜県中津川市付知6955-8

 

( 中津川 なかつがわ 付知 つけち アゲイン・コーヒー・スタンド 喫茶 喫茶店 コーヒー あげみや 割烹旅館上見屋 日本料理とこわか 近代建築 旧街道 近代化遺産 )

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竹の子 @岐阜県多治見市 (2)

2024年01月10日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市のながせ商店街にある手打ちうどんの「竹の子」へ。少し前に店に来たら臨時休業なのか早仕舞いなのか暖簾が下ろされていたので久しぶり。店に入ると先客が1名。カウンター席の端に座らせてもらった。調理はどちらも高齢の男性2人。品書きから「天ぷら入みそ煮込み」をお願いすると「天ぷら無くなっちゃった。」とのこと。それではと「玉子入みそ煮込み」を注文した。自分の後に入ってきた客に「もううどんがあまり無い。」と断っていたので、先日来た時も早仕舞いしていたのかもしれない。沢山の土鍋が並ぶ棚から取り出した使い込まれた土鍋を使って調理が進む。グツグツと煮込まれている土鍋に玉子が落とされ完成。

熱々の土鍋とレンゲ、とん水が運ばれた。早速麺を手繰る。揉んであるのか強い縮れがあってやや平打ち気味の麺。これは旨い。つゆの中には大きめのかしわ、長めに切られたネギ、カマボコが入っている。途中で玉子を慎重にとん水に移し、黄身を潰して玉子を纏わせたりして楽しんだ。つゆも旨いなァ。飲み干さないようになんて思っていたが、結局止まらずほとんど飲み干して了。次は天ぷらの残っている少し早めの時間に来ないと。(勘定は¥750)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 小路町にある「喫茶ひしや文具店」(建築詳細不明)。80年以上続くという文具店(現在4代目)に喫茶が併設されている。残念ながらこの日は喫茶が臨時休業。建物は壁面にタイルが使われ、何年か前に綺麗にリフォームされたのでお洒落な雰囲気に。

 

 


 

 

手打うどん 竹の子

岐阜県多治見市本町3-92-1

 

( 多治見 たじみ ながせ商店街 たけのこ 手打ちうどん 手打うどん みそ煮込うどん 味噌煮込みうどん 味噌煮込 近代建築 モザイクタイル 陶業 美濃焼 )

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そば茶屋 付知店 @岐阜県中津川市

2024年01月08日 | 岐阜県(東濃)

老母を誘って高齢の恒例の紅葉狩りに(訪問11月中旬)。とはいってもこの日は天気があまりよくないとの予報。だが自分の予定もあるので空いている日はこの日だけ。期待するなと釘を刺してから出掛けた。岐阜県下呂市の41号線沿いの中山七里辺りから付知峡へ。昼食は岩魚が食べられるという店へ行ってみるも、駐車場から山道を下らなければいけなかったので脚の弱い母では無理と断念。結局256号線沿いにある「そば茶屋付知店」に立ち寄った。店のことはよく知らなかったが、この東濃地方のローカルチェーンのようだ。近辺に店が多くないこともあって次々と客が入ってくる。店員も4名も居て盛況だ。品は入口近くの券売機で購入。自分は「大海老天そば」と「五目いなり寿司2個」、母は「すんきそば」を購入し、窓に向かったカウンター席に腰掛けた。

運ばれた「大海老天そば」は”大”というにはちょっと…という感じだが中サイズの海老天が2尾、カマボコ、刻みネギがのっている。つゆの加減はこういう店らしく濃くも薄くもない万人受けするタイプ。そば自体も何か特徴がある訳ではないが、外が少々寒かったこともあって暖まって旨い。「五目いなり寿司」は酢飯の中に細かく刻んだ具材が少し混ぜてあるもの。紅生姜添え。そばと一緒に食べると尚いい感じ。母は昔食べた記憶(多分「くるまや」?)で「すんきそば」を注文したらしいが、こちらはあまりお気に召さなかった様子。(勘定は¥2,150)

 


 

↓ 一昨年は見事だった下呂市瀬戸の41号線沿いにある「孝子ヶ池」。まだ時季が少し早かったのと、今年の酷暑のせいか葉の先が縮れて枯れているようなのが目立った。日が射すと射さないでは見え方も満足度も大きく違う。この日は今ひとつ。

 

↓ 付知峡の不動の滝。多分ダメだろうとは思っていたが、ここも遊歩道を下るのは母には無理だったので自分だけ降りてみた。

↓ 両岸に主塔のみが残る吊橋「付知橋」跡(大正15年・1926・建造)。柱に文字があったが曇天で暗く”大正十五”しか判読出来ず。

 

 


 

そば茶屋 付知店

岐阜県中津川市付知町8594-2

 

( 中津川 なかつがわ 付知 つけち そばちゃや 蕎麦 天ぷらそば 近代建築 紅葉 つけちきょう )

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なか川 @岐阜県多治見市 (2)

2023年12月24日 | 岐阜県(東濃)

久しぶりに岐阜県多治見市の多治見駅前にある食堂「なか川」へ。昼にはちょっと遅い時間に着いたが、店内の6つ並んだテーブル席は1つを除いて満席の盛況ぶり。意外と若い人が何人も座っていた。この日の「日替り定食」は魚フライ。その気分ではなかったのでMENUをじっくり眺める。選んだのは「海老天丼」。ご高齢の女将さんに告げると「ちょっと今は出来ない…。」との返事。困ったなともう一度MENUを眺め「かつ丼」をお願いした。

しばらくして「かつ丼」が完成。蓋付きの少し小振りな丼で運ばれた。たくあんとしば漬け付き。東濃地方はかつ丼の”亜種”の宝庫だが、こちらの「かつ丼」は玉子でとじたもの。普通っぽいと逆にびっくりする(笑)。でも所謂カツ煮タイプではなく、とじ玉子を上からかけてある東海地方で多いタイプかもしれない(←判然としない)。かつは3つにカットされていて、つゆの量は多め。つゆの加減良く、旨い。大きめに切られた玉ねぎの食感もいい感じ。食べていると奥から主人が出て来て暖簾を仕舞い始めた。13時過ぎでギリギリだったか。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 多治見市大畑で見つけた一般住宅(建築詳細不明)。瓦屋根の日本家屋に下見板張りの壁と上げ下げ窓という洋風な意匠が合体。

 


 

和風食堂 なか川

岐阜県多治見市本町1-14

 

( 多治見 たじみ 多治見駅 駅前 なかがわ なか川食堂 和食処 和風食堂 大衆食堂 洋食 定食 ランチ うなぎ 鰻 カツ丼 亜種 )

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有明 @岐阜県瑞浪市

2023年12月19日 | 岐阜県(東濃)

以前からブックマークしてあった店だが、所在地がかなり市街地から離れた山の中で、周囲に何か目当ての場所がある訳でもないので延び延びになっていた岐阜県瑞浪市の喫茶レストラン「有明」。ある土曜の昼、中濃地方から東濃地方へ抜ける際に、わざわざここを通っていこうと画策して車を走らせた。山の中をドライブして店に到着。本当に御嵩町辺りからここに来るまで飲食店がほとんど見当たらない。それでも(それ故?)店の前には何台もの車が停まっていて、中には家族連れを含む数組の客が。店内にサンプルのショーケースがあり、テーブル席が3つ、小上がり席が3つ。メニューは壁に紙短冊が貼ってある。喫茶メニューの他、洋食、定食、丼物など、なかなか豊富。年配のご夫婦でやっていらっしゃって、主人はコック・コートを着用。山の中にポツンとある飲食店が洋食中心の店っていうのも面白い。こんな場所なのでお客さんとも和気あいあい。迷って選んだのは「スパゲッティ」と、欲張って「オムライス」も。

しばらくしてまず「スパゲッティ」が運ばれた。熱々の鉄板に盛られていて玉子液が敷かれた東海地方でお馴染みのタイプ。玉子はすでに固まりつつある。フォークを入れてみるとちょっと普通と様子が違う。通常このタイプはケチャップで味付けしてあることが多いがこちらはソース主体かな。味も焼きそばっぽい感じ。具材はソーセージ、ピーマン、玉ねぎで、スパゲッティは細めのもの。微かにニンニクの風味もあるような。後から運ばれた「オムライス」は玉子の薄皮で巻かれたタイプ。上からケチャップがかけてある。中はチキン・ケチャップライス。濃いめの味付けで、こちらもちょっとソース感がある。どれもちょっと一般的なものと違うのが面白かった。次に機会が出来たら「ドライカレー」「豚汁定食」かなんかいただこうかな。(勘定は¥1,300)


 

↓ 往路にあった「可児川電気・美佐野発電所取水口」(建築詳細不明)。山道の途中にポツンと保存されているが、道路の拡幅工事で埋没することになってここに設置されたらしい。にしては規模が小さく後塗りのコンクリートもあって往時の様子は偲びづらい。

 

↓ 店のある日吉町にあった用水端の下見板張りの建築(建築詳細不明)。表に回るとモザイクタイルで外壁を装飾された商店の建物と繋がっている。でも営業はされていない様子だった。

 

 

↓ 瑞浪市民公園内の小高い山(化石山)の中腹にある地下壕の入り口。戦時中は爆撃機製造の地下工場建設の為に壕が掘られたが(未完成・総延長8159m・写真下3枚目)過酷な現場だったため、徴用された中国人労働者らに多数の犠牲が出たのだとか。

 

 


 

 

喫茶レストラン 有明

岐阜県瑞浪市日吉町643-1

 

( 瑞浪 みずなみ ありあけ 食堂 喫茶 大衆食堂 洋食 定食 丼物 鉄板スパ 鉄板スパゲッティー イタリアン 近代建築 産業遺産 戦争遺構 地下工場跡 )

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