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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

famfam @岐阜県多治見市

2023年12月16日 | 岐阜県(東濃)

どう知ったか忘れてしまったが、岐阜県多治見市にスコーンの専門店があると知ってずっとブックマークしてあった(妻の好物なので)。いつだったか日曜日に寄ったら、外に居た店の方らしき人から「日曜は休みです。」と言われ、後日、平日に用事があった際についでに寄ってみることに。店は19号線の北側にある。最初はどこから入るのか分からなかったが、敷地奥の工場のような建物で販売していた。中に入ると雑貨が並ぶショーケースがあるが、スコーンはメニューだけが置いてある。どれを購入すればよいのかさっぱり分からないので「リッチハニープレーン」「ナッツ」「グラハムオレンジピール」「アールグレイ」等を適当に購入した。品は焼いて置いてあるのではなく、奥の冷凍庫に保存してあるのを箱に入れてくれる。

家に持ち帰って妻と味見。というか味見したのは自分で、後はほとんど全て彼女に進呈(笑)。自分はあまりスコーンを食べないので他とどう違うかはよく分からないが、すこし炙ったりしてもいいらしい。軽く電子レンジで温め、トースターで炙った。半分に割って自分にしてはたっぷりのバターを塗ってコーヒーといただく。もちろん旨いけれど口の中はパッサパサに。妻によると自分の塗ったバターは全然量が足りないらしい(苦笑)。(勘定は¥2,100程)

 

 


 

↓ 多治見市のながせ商店街にある「ヒラクビル」(建築詳細不明)。かつては時計店だったビルをリノヴェーションして2019年から本屋や喫茶店が入っている。焼物の町だけあってタイルがふんだんに使われ、時計宝石を扱っていた建物なので内装もゴージャス。

 

 

 

 


 

 

famfam(ファムファム)

岐阜県多治見市弁天町4-12

 

( 多治見 たじみ スコーン 持ち帰り テイクアウト ファンファン ワタナベ時計店 宝石・時計・メガネのワタナベ 喫茶わに ひらく本屋 近代建築 )

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追分茶屋 @岐阜県中津川市

2023年10月28日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県中津川市内を散策した帰り、往路で見付けて気になった手打ちうどんの「追分茶屋」に寄ってから帰ることに。店は峠の途中にあり、前の道こそ広いバイパスになっているが細道と別れる場所にあり、いかにも”追分”といった感じ。駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。中は小上がり席が中心で、他にテーブル席が1つ、カウンター席がある。小上がりは満席。カウンターも空いていたのは2つだけだった。昼には遅い時間で、あまり便利な場所では無さそうだけれど盛況だ。年配のご夫婦と手伝いの女性でやっている様子。空いたカウンター席に腰掛け「田舎そば 二段」をお願いした。

しばらくして出された「田舎そば」は黒っぽい平打ちのそば。つゆは徳利にたっぷりと入っていて、刻みネギと大根おろしとわさびが小皿に。つゆを味見してみるとなかなかの辛汁。さっそくそばを手繰っていく。そばは見た目通りゴワっとした口当たりのもの。昔は田舎の方で食べるそばはこういうのが多かったが、最近は田舎でも洗練された細切りの蕎麦の店が増えた。つゆの加減とも合って旨い。最初は1枚で様子を見ようと思っていたが1枚ではちょっと少ないかも。2枚にしておいて良かった。薬味の大根おろしの辛みが強くていい感じ。手付き桶に入った蕎麦湯もいただいて勘定してもらった。(勘定は¥1,030)

 


 

↓ わざわざ遠回りして駒場という所にある「付知川右岸用水の円筒分水」(昭和54年・1979・建造)へ。円筒分水というのはサイフォンの原理を利用して水を汲み上げ、水路に水を供給する施設。台地など水の確保が難しい場所で均等に水を分ける為に造られたのだそう。こちらは三方向に水が吐き出されている。綺麗な水(中に魚も居た)が大量に湧き出たような感じで、見ていると何だか楽しい。高いフェンスなんかで囲わずに見学出来るようにすればいいのになァ。

 

 

 


 

 

手打うどん・そば 追分茶屋

岐阜県中津川市駒場1547-58

 

( 中津川 なかつがわ おいわけちゃや おいわけ 手打ち 手打 うどん 饂飩 そば 蕎麦 いなかそば 付知川右岸用水の円筒分水工 産業遺産 農業遺産 )

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まるなか @岐阜県中津川市

2023年10月19日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県中津川市で前から気になっていた駅前通りの中華そば「まるなか」。看板には創業大正7年とある。ただこの店は何年か前に来た時には無かったはずなので、どこか別の場所で営業していたのか。とりあえずまだお腹に余裕があったので店に入ってみた。入口ではなく店の奥に券売機がある。店員は男性1人。券売機にあった「ワンタンメン」は残念ながら提供されておらず赤ランプ。そこで一番先頭の「中華そば」を購入。店員に渡してテーブル席に腰掛ける。店の中の様子はと見回し始めたらもう「中華そば」が出来上がって届けられた。早い。

券売機に”昔ながらのさっぱり””かつお✕親どりのWスープ”と書かれていた「中華そば」は透き通ったスープ。水面にはチャーシュー、細メンマ、ほうれん草、ナルト、刻みネギ、バラ海苔がのっている。この海苔をのせるのは珍しいナ。スープはやや甘さの強いもの。手繰った麺は極細の縮れ麺。なるほどこの麺だから茹で時間が短いのか。麺はちょっともそもそした変わった食感のもの。でもスープには合っているかな。麺量も多くないのであっという間に平らげた。

よく中華そばで使われる”昔ながらの”という文句。コレがなかなか曲者で、だいたいイメージとしては鶏ガラ+野菜の醤油スープで、チャーシュー、メンマ、ナルト、刻みネギが共通するくらいか。もちろん味の組み立ては現在の旨味過剰な”ラーメン”と比べると全然違うものだった気がする。個人的には小さい頃に某屋台で食べた鶏ガラベースの醤油スープのラーメンがそんな感じか。ただ自分の小さい頃でももうスガキヤはあったし、今ほど外でラーメンを食べる機会は多くなかった。思い出補正も入っているし。なので80年代中後半のラーメン・ブーム以降の若い20代、30代の人がこの文句を使うと「いつの昔?」と訝ってしまう。それと比べるとここでいただいたものは全くの別物。後から調べたらここは個人店ではなく会社経営のよう。はたして中津川のどこかに本当にルーツと呼べる店があったのかどうか。(勘定は¥700)

 


 

↓ 「梅信亭弁当部」(建築詳細不明)。通りが狭くて観賞し辛かった建物だったが、向かいが更地になったので明るく見やすくなった。JR中津川駅で弁当を売ったり「根の上そば」に関わっていた料亭「梅信亭」の事務所か作業場だったんだろう(未確認)。現在は使われている雰囲気は無いが、表の木枠がパステル・カラーに塗られている様子などがモダンでいい感じ。他はほぼ日本家屋。

 

 

 


 

 

〇中 (まるなか)

岐阜県中津川市太田町2-6-35

 

( 中津川 なかつがわ まるなかラーメン ラーメンまるなか 中華そばまるなか 株式会社​中部商事 丸中製麺所 近代建築 駅弁 弁当 )

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エリモ @岐阜県多治見市 (※閉店)

2023年04月30日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市の市街地から少し南へ行った笠原町にあるラーメン屋「エリモ」へ。何でも50年以上の歴史があるとも聞く(未確認)。店は多治見駅からだと10~15分程車で走った所にあって、周辺は交通量こそあるけれど商店等はさほど多くない地域。店の横の砂利の駐車場に車を停めて”サッポロラーメン”と染め抜かれた暖簾をくぐった。店内はUの字の大きなカウンター席のみ。調理はご高齢の女性2人で。掲げてある品書きにはラーメンが「味噌」「醤油」「塩バター」の3種、これに「トウモロコシ」「月見」「カレー」などが加わる。他には「チャーハン」や「ギョーザ」等がある。先頭が「味噌ラーメン」だったのでお願いした。もやしや玉ねぎ等の野菜は炒めるのではなく北京鍋のスープの中へ投入。茹で上がった麺と合わせて完成。

渡された「味噌ラーメン」の上にはチャーシューと野菜、コーン、メンマ。麺を手繰り上げると”サッポロ”らしい黄色い縮れ麺。少し平打ちっぽい感じもある。少々絡みがちな麺をほぐしていただく。最近主流の旨味の強い濃い味噌味ではなく、昭和の頃からある味噌ラーメンのスープ。でも物足りないというようなことはなく、歳のせいか最近はこういうのがしっくりくるようになってきた。旨い。するするっといただいて勘定してもらう。ビールを呑んでいる客が何人も居て羨ましいが、場所柄歩いて来ているようには見えないんだけれど…。(勘定は¥750)

 

サッポロラーメン エリモ

岐阜県多治見市笠原町2466-1

※令和6年3月末を以って閉店されました

 

( 多治見 たじみ かさはら 襟裳 札幌ラーメン ラーメン みそラーメン 閉店 廃業 )

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松竹飯店 @岐阜県多治見市

2023年04月17日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県多治見市にある中華料理店「松竹飯店」へ。こちらの店は最近建て直して新しい店舗になっているが、以前の古い店の頃に来て休業日で振られたことがあった。その頃は確か日曜定休じゃなかったかな。こちらに来る前に近くの「ながせ商店街」も通ったが、麺類食堂の「こもり」が無くなって更地になっていたり、以前日曜も営業していた店が閉まっていたりといくつも変化があるようだ。店の前の駐車場に車を停めて店内へ。もう午後2時に近い時間だったがまだ満席の盛況ぶり。出ていらした大女将にカウンター席に残っていた皿を片付けてもらって腰を下ろせたが、自分の後に来た客は待ちになっていた。お願いしたのは「チャーハン+ワンタン」。奥のグループ客の嬌声で騒がしい店内で出来上がりを待つ。

しばらくして八角形の白い皿に盛られ紅生姜が添えられた「チャーハン」と、ラーメン鉢の「ワンタン」が届いた。「チャーハン」にはチャーシュー片が沢山入っていて、しっかりめの味付けで旨い。「ワンタン」はほぼフルサイズのスープに浸っている。トゥルンとした専用の皮のワンタンは10個ほども入っていていい感じ。刻みネギの散らしてあるスープはラーメンのスープと同じだろうと思うが、醤油味の清湯でいい感じ。ただ量が多くて飲み切れず、鉢を空にすることは出来なかった。こちら外看板には”餃子舗”なんてあったから、次は「餃子」も食べてみないと。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 「旧・昭和橋郵便局」(昭和初期・建造)。以前と変わらず建物は残っているが何かに利用されている感じではない。これだけ長期に渡って放置されるのも珍しいかも。中を見てみたいナ。

 

↓ かつて西ヶ原遊郭と呼ばれた界隈。和菓子の「とらや」は廃業してカフェに、近くの鰻屋にも閉店の知らせが。”玉突”の看板が残る「末広」の建物(写真下4枚)は残っていたが、向かいにあった「多治見温泉」の風情ある建物はもう無くなっていた…。

 

 

 


 

 

松竹飯店

岐阜県多治見市虎渓町1-14-14

 

( 多治見 たじみ しょうちくはんてん 中華料理 中国料理 炒飯 雲吞 ランチ 近代建築 スクラッチタイル 元郵便局 ビリヤード場 西ヶ原遊郭 多治見温泉 )

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呑喜爺 @岐阜県土岐市

2023年04月10日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県土岐市にある「呑喜爺」へ。以前バイクでこの辺りを走った折りにブックマークしておいた店。土岐市とはいっても随分外れで、もう少し南に行くと愛知県豊田市という山の中。道路に「めし処」と書いた看板が出ていて気になったのだ。店は古い喫茶店かスナックかというような佇まい。車を停めて店に入ると女将さんが1人でやっていらっしゃって先客と談笑中。壁のホワイトボードに書かれた品書きには、麺類、カレーや炒め物が10種類程度。その内の1品にプラスしてカウンターの上の惣菜やご飯、味噌汁が食べ放題でコーヒーまで付いてくるという太っ腹なシステム。惣菜はおでん、炒め物、煮物、生野菜、漬物やらと盛り沢山。まずは品書きから「スタミナ炒め」をお願いし、カウンターに行って盆を取り、セルフで皿に何種類か盛り付けて行く。ただ若い頃と違って”食べ放題”に用は無いし、満腹にするつもりもなかったのでごく控えめに。取ったのは人参の炒め物、菜っ葉の煮物、おでん1種、漬物、そしてご飯と味噌汁。

土間のテーブル席に戻ってそれらをいただいていると「スタミナ炒め」も届けられた。炒めた豚肉とキャベツに玉子の黄身がのせられている。ご飯を誘う濃いめの味付け。途中で黄身を混ぜたりして食べているとすぐにご飯が無くなったので、ついご飯だけお代わりもしてしまった。女将さんは「お腹いっぱいになった? お代わりしてよ。おでんももっと食べてよ。」と言って下さるが、悲しいかなオッサンの胃袋は昔と違う。丁重にお断りして皿の惣菜を平らげ、食後のコーヒーをいただいた。申し訳ないような金額を勘定してもらうと飴ちゃんも1コ下さる。ドライブ中、ツーリング中、お腹をいっぱいにしたい貴兄は是非。(勘定は¥800)

 

 

めし処 呑喜爺

岐阜県土岐市鶴里町柿野1719-13

 

( 土岐 とき のんきや 食堂 麺類食堂 大衆食堂 めし 居酒屋 食べ放題 お代わり自由  喫茶 ランチ )

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ときわ食堂 @岐阜県瑞浪市

2022年12月25日 | 岐阜県(東濃)

寒くなったので今季最後のバイク・ライディングと訪れた岐阜県瑞浪市(訪問11月)。久しぶりに駅前の「加登屋食堂」で”あんかけカツ丼”でもと思ったが、店の前には行列が。前は知る人ぞ知るといった感じだったが、最近はメディアで取り上げられることが多いからずっとこの調子なんだろう。通り過ぎてバイクで周辺地域をウロウロしたりしていたら、あっという間に時間が過ぎてもう数多の飲食店が中休みに入ってしまう時間帯に。

という訳で駅前に戻り「ときわ食堂」に入ることに。創業は昭和30年(1955)頃だとか(未確認)。ただこちらも暖簾をくぐると中に数人の待ちが…。この辺りは飲食店が少ないからなァ。少し外で待ってから呼ばれ、入口近くのカウンター席に腰を下ろした。注文したのは「中華そば+ミニカツ丼」というセット物。横に見える厨房では若い夫婦が立ち働いている。品書きか何かに先代云々の記述があったから代替わりしているようだ。そんな若夫婦でも客とのやり取りを聞いていると顔馴染みの客が多い。しっかりと地元に根付いているんだろう。

しばらくして盆にのったセットが運ばれた。「中華そば」はすっきりとした鶏ガラ醤油スープ。麺は細縮れで、チャーシューが2枚、カマボコ、メンマ、刻みネギがのっている。こちらは”手打ち”を謳っているから中華麺も手打ちだろうか。「ミニカツ丼」は小さめのプラスチック丼に。一面に玉子餡がかかっているが、所謂”あんかけ”タイプではない。東海地方で多い”とじ玉子後がけタイプ”のとろとろタイプ、味付けの濃いやつという感じ。甘さもある。これに千切りキャベツとポテサラ、たくあんののった皿が付く。「中華そば」の麺量が多めなのでお腹もいっぱいになった。まだ入口のリストには待ち客が残っている様子なので素早く席を立って勘定してもらった。(勘定は¥910)

 

 


 

↓ 以前にも鑑賞させてもらった「K邸」(建築詳細不明)。下見板張りの家屋もいい感じだが、何といってもヴォーリズ建築を思わせるような重厚なレンガ積みの門と塀がいい感じ。隣が大きな病院なので、きっと院長先生か誰かの住宅じゃないかな。

 

 

 

 


 

 

手打ちめん処 ときわ食堂

岐阜県瑞浪市寺河戸町1133

 

( 瑞浪 みずなみ ときわ ときわしょくどう 常盤食堂 中華そば ラーメン かつ丼 ランチ 麺類食堂 大衆食堂 食堂 近代建築 )

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いこい @岐阜県恵那市 (※移転)

2022年11月29日 | 岐阜県(東濃)

行楽日和の晴天下、バイクで昼食に向かったのは岐阜県恵那市の国道19号線沿いにある「いこい」。以前から19号を通る度に気になっていた長崎チャンポンの店だ。創業は昭和43年(1968)。店が開店する少し前の時間に到着した。バイクを降りて小休憩。峠の途中にある店舗の裏には素敵なせせらぎが流れている自然深い立地(写真下)。

主人が表に暖簾を架け開店。店の前には貼紙がしてあり、”店舗の立ち退きの為、12月18日で営業を終了する”とのこと。まだ初訪なのに多分これが最後の機会か…。昭和のドライブイン風情の店内には土間にテーブル席が5つ、小上がり席が2つ程。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。すぐに外の駐車場に続々と車が停まり、あっという間に満席になった! 外看板には”焼肉”なんて文字も見えたが、店内に貼られた品書きは定食が野菜炒めと唐揚げの2種類ある以外は「ちゃんぽん」「皿うどん」「辛味麺」のみ。店内ポスターに”本場長崎よりおいしい!”とあった「長崎ちゃんぽん」をお願いした。

少し待って「おまちどうさま。」と鉢に盛られた「長崎ちゃんぽん」が運ばれた。アタマの具材は、もやし、キャベツ、ピーマン、人参、桃色の縁のかまぼこ、そして豚肉と小海老といったところ。普通盛でもこんもりとたっぷり。白濁したスープの下に黄色っぽい色の麺が隠れている。早速したから麺を手繰り出す。つるんとした麺肌のストレート太麺。アタマの野菜などは炒めが少なめなのかシャキシャキとした口当たりが残っている。もやしの量が多くて麺と同じくらいあるような印象だ。スープは濃くなくあっさりとした感じ。いい塩梅だが忙しいからか、それともアタマの温度が低いからか、少しぬるいのが残念。もう少し熱いだけでだいぶ印象が変わると思うんだけれど。多い量のアタマも難なく胃袋に収めて後客に席を譲った。皿うどんも食べてみたかったが、さすがにもう一度機会は作れないかなァ。(勘定は¥800)

 

 

本場長崎の味 長崎チャンポン いこい

岐阜県恵那市長島町中野1269-156

※令和4年12月18日を以って閉店されましたが、移転して営業再開されたそうです(令和6年3月現在)

 

( 恵那 えな いこい ちゃんぽん 長崎ちゃんぽん 諫早 定食 食堂 皿うどん ラーメン 閉店 廃業 移転 再開 営業再開 )

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白狐 @岐阜県瑞浪市 (※閉店)

2022年11月25日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県の瑞浪市方面へバイクを走らせる。ついこの間まで暑くて大変だったバイクも、早朝に出発するとちょっと寒いくらい。ライディングが心地良い時期は毎年どんどん少なくなっていく気がする。爽やかな空気を浴びながら朝食代わりに立ち寄ったのは、釜戸町にある五平餅の「白狐」。店は国道19号線沿いの坂の途中にある。バイクを停めて店に入ると年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。持ち帰りを待つ客が居たが、「中で食べさせてもらってもいいですか?」と尋ねると、奥のソファーが置いてあるスペースを案内された。「五平餅」を2本お願いする。焼き時間は10分程度とのこと。

店内には味噌の焼ける香ばしい匂いが漂っている。大きな鍋には特製味噌がたっぷり。じっくりと火入れされ、皿に2本のせて渡された。腰掛けさせてもらって串をいただく。こちらの五平餅は串に丸いのが3つ。たれは他の東濃地方のものと同じくくるみなどが使ってあるようで甘めの味加減。でもたれに粒感はあまり無い。熱々を頬張ると何とも言えずいい匂いが鼻に抜けていく。もうあと3本ぐらいいけそうだが追加して時間をかける訳にもいかない。主人とちょっとバイクの話なんかしつつ、平らげて店を出た。(勘定は¥220)

※建物の都合で11月末を以って閉店されました。

 


 

↓ 釜戸町の以前に訪れた”あんかけかつ丼”の「角屋」の近くにある薬局「小松屋」(昭和7年・1932・建造)。戦前のデザインとは思えないようなモダンな印象。

 

 

 


 

 

五平餅の白狐

岐阜県瑞浪市釜戸町722-5

 

( 瑞浪 みずなみ びゃっこ ごへいもちのびゃっこ ごへいもち 白狐温泉神明水 かまど 近代建築 城戸武男  )

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豆灼 @岐阜県多治見市

2022年09月20日 | 岐阜県(東濃)

雨の岐阜県多治見市。「中華天国」で昼食を摂った後、銀座商店街を歩く(写真下)。しかし開いている店がひとつも無い。前は日曜もやっていた(はずの)喫茶「モリタ」や、おもちゃ屋さんも閉まっていた。人は1人も歩いていない。広小路に出る。以前に寄った「天八鮓」の向かいにある自家焙煎コーヒーの「豆灼(まめや)」に入ってみた。手前には焙煎機とコーヒー豆の売場、奥には喫茶室がある。主人1人でやっていらっしゃるようだ。アールデコっぽいペンダント・ライトがぶら下がるテーブル席に座ってメニューを眺め、「モカシダモ」(エチオピア産)をお願いしてみた。「ちょっとアメリカンっぽいですよ。」と主人。軽めの味わいなのだろうか。壁に掛かった沢山の鳩時計や振り子時計(どれも12時で未稼働)を眺めながら、出来上がりを待つ。

ペーパードリップで淹れられた「モカシダモ」は、白いカップとソーサーで供された。たっぷりの量が入っている。小皿に一口チョコレートと煎った皮付きのピーナツが付いている。やや酸味を感じる味わいのコーヒーで、焙煎香は弱め。すっきりとした味わいですーっと飲める感じ。壁に掛けられた豆で描かれた世界地図なんかを眺めながら、ゆっくりと味わった。帰りにコーヒー豆を買って帰ろうかと迷ったが、ちょうど少し前に別の店で仕入れたばかりだったので今回は見送った。次は是非。(勘定は¥450)

 

 


 

↓ 以前にも増して閑散としている日曜昼の「多治見銀座商店街」。

 


 

自家焙煎 豆灼

岐阜県多治見市広小路4-37

 

( 多治見 たじみ まめや 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 コーヒー 広小路商店街 多治見銀座商店街 )

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