足を使って探してみると、いろいろ面白い店が見つかる岐阜県多治見市。歴史ある店も多く、和洋中華料理店、それに和洋菓子店もいろいろ。この日に向かったのは「ながせ商店街」にあるうどん店「竹の子」。創業は昭和55年(1980)頃と意外に古くはない。のんびりとした商店街に暖簾がかかった店が見えた。中に入るとカウンター席に先客1人。他にテーブル席がある。調理場には主人1人。後ろを振り返って、壁に貼られた品書きから「ころ」を選んだ。「ころ」は東海地方では当たり前にある冷たいうどんに少量の冷たいつゆがかかったもの。注文してボケっとしていたら調理の様子を眺める暇もなく、あっという間に「ころ」が目の前に置かれた。
さっそく手繰ってみる。こちらの「ころ」は麺がほぼ浸るくらいつゆが多め。上には刻みネギと擦り生姜、胡麻とシンプル。手打ちだといううどんは切りが不揃いなもの。冷やされたうどんは、讃岐のように強いコシがある麺ではないが、プリッとした歯応えがありとても旨い。この麺だったら煮込みでも旨いだろうなァ。多めのつゆはやや甘め。ネギや生姜が混ざるとつゆが少し締まってちょうどいいくらいになる。するするっといけてしまい、お代わりをしたくなるくらいだ。店に居た時間はものの10分程だったが、再訪を誓って勘定をしてもらった。次は「煮込み」か、「みそころ」か。(勘定は¥500)
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↓ ながせ商店街の端にある町屋。屋根に屋根神様が祀ってあるが、社(やしろ)が2つ並んでいるのは珍しいんじゃないかな。
手打うどん 竹の子
岐阜県多治見市本町3-92-1
( 多治見 たじみ ながせ商店街 たけのこ 手打ちうどん 手打うどん みそ煮込うどん 味噌煮込みうどん 味噌煮込 ころ ころうどん 香露 信濃屋 )
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