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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

岩正 @名古屋市東区・筒井 (4)

2025年04月17日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

東区の筒井商店街にある麺類食堂「岩正」へ。この日は開店時間より30分も前に自転車で商店街に着いたが、11時からと店頭にも出ていて外にまだ暖簾も掛かっていないのに食べ終わって出てくる人も居たので随分前から店を開けているようだ。用事を済ませて少し後に戻ると暖簾が掛かっていたが、もう満席で外に数名の待ちが。相変わらずの盛況ぶり。でもここは不思議と回転が速いので、さほど待たずに「次のひとーっ!」とご高齢の先代に呼ばれて店内へ。奥のテーブル席に腰掛けた。店内奥の麺打ち場では当代が製麺の作業中。お願いしたのは「天南丼」。このところ集中的にいただいているこの地方の絶滅危惧丼だ。店内の様子を眺めていると、常連だろうか「ねぎを多くして」とか「〇✕を抜いて」なんて我儘を言っている客が結構居るので店の人も確認が大変そう。

しばらくして「天南丼」が登場。大きめの丼に海老天が1尾、つゆで煮込まれた長ネギ、玉ねぎ、そして赤縁のカマボコが入る。下のご飯はたっぷり。海老天は着ぶくれしていて身は探さないといけないほど痩せっぽち(笑)。でもそれも含めて自分のイメージ通りの”正調・天南丼”という感じ。つゆの量は下に溜まるほどでなく、白いご飯がちゃんと残る好みの量。つゆの加減良く、つゆを吸った衣も、クタクタになったねぎも含めて旨い。卓上の刻みたくあんを間に挟みながらワシワシといただいた。こんなに旨いのに他の麺類食堂では姿を消しているのが悲しい。値段を見ていなかったが、勘定してもらうと申し訳ないほどの安さ。”着ぶくれ”なんて言って申し訳ない(笑)。(勘定は¥550)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 


 

↓ 同じ商店街の大正時代創業の洋食店「ラク亭」はずっとこの通りシャッターが閉まったまま。もう復活は期待出来なさそう…。

↓ 「ラク亭」の横の尾張徳川家の菩提寺「建中寺」の「総門」(慶安5年・1652・建造)。道路の囲われた部分はずっとこのままだが、やっぱり寺の所有地のままなんだろうな。

 

 


 

 

岩正

愛知県名古屋市東区筒井1-12-17

 

( 名古屋 なごや 筒井 筒井町商店街 いわしょう 岩正手打ちうどん店 岩正手打うどん店 みそ煮込 味噌煮込み みそにこみうどん みそかつ丼 味噌かつ丼 てんなん丼 )


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