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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天平 @名古屋市西区・浄心

2021年02月23日 | 名古屋(中村区・西区)

西区浄心にある天ぷらの「天平」へ。創業は昭和42年(1967)とのことなので、もう50年以上の歴史がある。以前から訪れてみたかったが、日曜休みでなかなか訪れることが出来なかった。店は地下鉄浄心駅から北に少し歩いたところにある。大きな建物で、1階が駐車場になっており、店舗は2階に。階段を昇って入口へ。店内は土間に長い卓が1つと掘りごたつ風の小上がり席が3つとこじんまり。年配の夫婦でやっていらっしゃるようだが、厨房の中には割烹着を着たご高齢のお母さんの姿も見えた。口開けの客だったので長卓の端に座らせてもらう。壁に貼られた品書きには”当店自慢・ゲソ天プラ”や”美味しい手作りコロッケ”なども。コロナ禍で中止しているがおでん鍋も置いてある。有名な浦村(三重)の牡蠣も扱っているとのことだが、この日は残念ながら品切れ。本当はこれら単品でビールを飲ってから天ぷらをいきたいところだが…。ここは大人しく「昼天丼」を注文した。

静かで落ち着いた店内(後でテレビが点いちゃったけれど)。奥の調理場で調理が始まる。しばらくして盆にのって運ばれた「昼天丼」には小皿の大根としらたきの煮物、しそドレッシングのかかったミニサラダ、お浸しと漬物、そして赤だしが付いている。「天丼」には海老、南瓜、茄子、芋、人参、大葉などの天ぷらがのってたれがかけられている。このたれがまるで鰻丼のたれのように色濃く、たまり醤油が効いた甘めの味付けなのが珍しい。揚げ立ての天ぷらを頬張り下のご飯を掻き込む。ご飯の量は少なめでたれがしっかりかかっているので、個人的にはもう少したれが控えめな方が好みだが、この組み合わせだもの、抗うことの出来ない旨さがある。対照的に煮物や漬物は薄味。これらとサラダで口を変えながら平らげた。次はぜひ酒有りで訪れたいナ。(勘定は¥850)

 

天ぷら・お食事 天平

愛知県名古屋市西区上名古屋3-15-19

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん てんぺい てんぷら 天麩羅 天婦羅 天丼 定食 )

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あずき最中総本家 @名古屋市西区・浄心

2021年02月18日 | 名古屋(中村区・西区)

浄心駅の北、幹線道路から一本入った所にある和菓子の「あずき最中総本家」へ。以前から店の名前は聞いたことがあったが、最中好きなものだからつい足を運んでしまった。外壁には「カネカ製菓株式会社」とあったから卸売とかをしている製造会社の店舗だろうか。店前に自転車を停めて中へ。店内のガラスショーケースの中には沢山の生菓子が並び、他に洋菓子なども置いてある。奥は作業場になっているようで、何人もの人が白衣を着て製造作業中。肝心の最中がすぐに見つからなかったのだが、レジ横にたっぷりと用意してあった。HPに載っていた四角いものは見当たらなかったので通常の「あずき最中」と「どらもっち」「巻もち」という生菓子を購入してみた。

包装に”浄心名物もなか”と入った「あずき最中」は丸く菊の花の最中種(皮)。あんこは最中種が塞がっていないほどたっぷりと詰められている。最中種が意外と脆く薄い感じ。少し時間が経ってしっとりした最中もいいものだ。「どらもっち」は、くるりと巻いたどら焼きの皮にあんこと餅が挟んである。餅は角柱で硬そうに見えたが、口にしてみるとしっとり軟らかで旨い。「巻もち」は羽二重餅の中につぶ餡が入っていて、こちらもくるりと長細い形に巻いてある。皮は2種あって自分が買ったのはよもぎの方なので緑色。手に取ると崩れそうなくらい軟らかく、旨い。店頭でも餅菓子が充実していたのでまた寄ってみようっと。(勘定は¥500程)

あずき最中総本家 (カネカ製菓有限会社)

愛知県名古屋市西区上名古屋3-17-13

 

( 名古屋 なごや あずきもなか総本家 和菓子 餅菓子 もち菓子 洋菓子 あずきもなか 鬼まんじゅう 浄心名物もなか )

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ニューなかむら @名古屋市中村区・黄金

2021年02月15日 | 名古屋(中村区・西区)

以前から気になっていた名古屋高速の走る細江通沿いの古いテナントに入る洋食屋「キッチン・ニューなかむら」へ。店の前の狭い歩道に自転車を停める。店頭には食品サンプルケースもあるが、すでに写真に置き換わっていた。店に入ると先客が1名。店内はちょっとモダンで洒落た意匠。アーチ状の梁が見え放しになっていてペンダント・ライトがぶら下がっている。カウンター席の他にテーブル席が3つ。上品な奥さまが給仕、主人は奥の調理場に居るようだ。表の看板通り、ステーキやハンバーグがラインナップしているが、オムライスやカレー、スパゲティーなどもある。ランチ・メニューがあるようで、ちょうど昼時だったのでホワイト・ボードに手書きされたメニューの中から「Sランチ」というのを選んでみた。「Aランチ」はグリルチキン、「Bランチ」はハンバーグに置き換わるようだ。スープか赤出汁を選べるようだったのでスープをお願いする。

まずはスープから先に供される。洒落たコーヒー・カップとソーサーで出されるのが面白い。クルトン入りのマイルドなコーンクリームスープ。こういうの久々に飲んだナ。旨い。しばらくして平皿のライスと共に「Sランチ」が登場。同時にワイングラスで熱々のお茶も用意された(笑)。さっそく箸でいただいていく。「Sランチ」はポークソテー、海老フライ、魚フライが一緒になった賑やかなもの。ポークソテーにはデミグラス・ソースがかかっている。細くカットされた豚肉は脂身もあるロース肉。デミソースは口当たりがマイルドで旨い。海老フライはやや小さめ。マヨネーズとカットしたレモンが添えられている。魚フライは味からするとタラかな。付け合わせはレタス、千切りキャベツ、トマト、ポテサラ。それらを挟みながらご飯がどんどん進む。なんと食後にはコーヒーも付いて言うことなし。自分の家の近くには歩いて行ける範囲に洋食屋が無いが、こういう店が近くにあったら軽くビールやワインを呑みたい時には天国になるのになァ。次は呑める時に来て、”口取”の中から「アスパラ(ホワイト)」「メンチカツ」「カツサンド」か何かをいただいて、締めには…。(勘定は¥890)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 整然と建物が並ぶ太閤通の南側の住宅街。古いアパートや借家もまだ残っているが、こんな風に連なった平屋住宅をよく見かける(建築詳細不明)。もちろん世帯は3つ(多分)。こういうのもいわゆる”文化住宅”と呼んでいいのかは知らないが、大抵どの建物も大屋根は共通で、玄関横の間の部屋の屋根は洋風で隅切りになっていることが多い。こちらも瓦屋根の色は3種類。後から改変されているので往時の様子は分かり辛いが、なかなかモダンな感じじゃなかったろうか。

 

 


 

キッチン ニューなかむら

愛知県名古屋市中村区畑江通4-14

 

( 名古屋 なごや 黄金 こがね 烏森 からすもり ニューナカムラ キッチンなかむら 洋食 ステーキ ハンバーグ ランチ 近代建築 文化住宅 )

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べんてん @名古屋市西区・栄生

2020年09月20日 | 名古屋(中村区・西区)

栄生(さこう)にある「トヨタ産業技術記念館」を表からのみ観て回った後は(コロナ禍によって予約制の為入れず)、駅から南へ下った通り沿いにあるたこ焼き屋「べんてん」へ。看板にある通りこちらもいわゆる”名古屋風”醤油味のたこ焼き屋。たこ焼き以外にも「お好み焼」「串かつ」「どて煮」などを扱っている。午後遅い外れた時間だったので付近にはスーパーの買い物客ぐらいしか見当たらないのどかな時間。店頭から中で焼いている女性に「たこやき(しょうゆ味)」を10個お願いした。

残念ながら作り置きがあったようで、すぐに袋に入れた「たこやき」を手渡される。自転車に乗って近くのスーパーに行き、ノンアルコール・ビールを1本購入し、少し走ったところにあったベンチに腰掛けた。行儀が悪いがそこで包みを開ける。10個入りのはずが11個入っていたのはサービスかな。キャベツが入っているタイプだけれど中身はとろっとしている。味付けは淡く醤油のみといった感じ。古くからの名古屋のたこ焼きは醤油味というのはやっと最近認識したのだが、こちらも古い店だったりするのだろうか。1つ食べ、ノンアルをすすり、もう1つ食べ、ノンアルをすする。さすがに時間が経っているので熱々という訳にはいかないが、それでも充分に旨い。作りたてだったら尚のこと旨いだろうなァ。次は「どて煮」を持ち帰ろうかな。(勘定は¥350)

 


 

↓ 「トヨタ産業技術記念館」を再訪。ところがコロナ禍によって完全予約入場になっていて中には入れず。仕方がないのでガランとした屋外から建物だけを愛でることに。記念館は煉瓦造りの「旧・豊田自動織布工場」(大正7年・1918・建造)を利用して展示がしてある。

 

 

 

↓ 敷地内に建つノコギリ屋根の「創造工房(旧・豊田自動織機製作所刈谷鉄工場・部分)」(大正15年・1926・建造、移築再現)

 

↓ 同じく敷地内の「旧・豊田商会事務所」(明治38年・1905・建造、移築)。豊田佐吉の住所兼研究室として建てられたのち、本社屋、事務所として使用されたとのこと。裏にある煉瓦造りの小さな棟は何だろう? 

 

 

↓ 同じく敷地内の豊田紡織の本社事務所「トヨタグループ館(旧・豊田紡織本社事務所)」(大正14年・1925・建造)

 

 

 

↓ 「トヨタ産業技術記念館」付近の道路にはまだいくつか古くて趣のある建物が見られた。次はゆっくり散策してみたいナ。

 

 


 

たこ焼 べんてん

愛知県名古屋市中村区栄生町11-7

 

( 名古屋 なごや 栄生 さこう 弁天 たこやき たこ焼き お好み焼き お好み焼 おこのみやき 近代建築 豊田 )

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萬珍軒 @名古屋市西区・浄心 (2)

2020年09月11日 | 名古屋(中村区・西区)

ある暑い日に自転車に乗って向かったのは浄心の「萬珍軒」。久々の訪問だ。店先に自転車を停めて暖簾をくぐる。やや遅い時間とあって奥に長いカウンターに先客は無し(奥の部屋に誰か居たようだ)。一応冷房は効いているようだが、奥から冷風を扇風機で送っている感じなので涼しくはない。メニューを見て最初は「蟹入り五目チャーハン」を頼んだけれど、メニューとは別に「冷やし中華」の文字を見付けたので、まだ調理が始まっていないことを確認して方針を転換。”おすすめ”としてある「餃子」もお願いした。いつも丁寧な受け答えの2人(親子?)によっててきぱきと調理が始まる。

まずはカウンターに餃子のたれの入った小皿と白菜の漬物の小皿が用意された。先に出てきたのは「餃子」。汗だくだったので本当はビールといきたいところだがグッと我慢。楕円の皿に乱雑に盛られた「餃子」は焼き目がしっかりと付いていて、餡の量は少なめ。もちっとした食感の皮で包まれている。旨い。これでビールをいただかない自分が信じられない…。次は麺を茹で上げてから結構な時間がかかって提供された「冷やし中華」。おっ!? てっぺんにのったトマトがらせん状に綺麗に飾り切りされているのに驚いた。なのに四隅に置かれたまだ温かい茹で玉子は適当な切り方(笑)。具材は千切りキャベツ、人参、きゅうり、チャーシューといったところが細かい短冊に切られ全体に散らされている。マヨネーズと練り辛子は別皿に。具材の中から麺を引っ張り出す。かなりの細麺で、絡まるたれはかなり醤油辛さの強いもの。酢の酸味もしっかりめに効いている。汗をかいていたので旨いなァ。なるほどこのたれだとマヨネーズが合うかもしれない(使わなかったけれど)。具材と麺を組み合わせながらひと筋残らず啜り終えた。(勘定は¥1,300)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

 

 


 

↓ 車で前を通る度に気になっていた康生通沿いの「児玉歯科」(建築詳細不明)。3階建てだし古い建物ではないだろうが、近代建築好きの琴線に触れるような素敵な意匠があちらこちらに。

 

 

 

 


 

 

萬珍軒

愛知県名古屋市西区浄心2-13-25

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん まんちんけん 冷し中華 ギョーザ ぎょうざ ラーメン 中華そば 中国料理 中華料理 ランチ セット 近代建築 )

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キッチントーキョー @名古屋市西区・浅間町 (2)

2020年09月02日 | 名古屋(中村区・西区)

暑い中、自転車で美濃路(東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇街道)沿いや周辺を散策。昼食の目当てだった店に3軒(休業、移転、行列…)も振られ、汗だくで辿り着いたのは旧街道沿いの「キッチントーキョー」。以前道を挟んだところにあった駐車場には新しい住宅が建てられていた。店に入って着席。ご高齢の主人と調理の方、給仕の女将さんの3人は相変わらずお元気そう。主人はきちっとしたコックスタイルと思いきや、よく見るとアンダーシャツにネクタイのように結んだタオルにコック帽。暑いもんね(笑)。メニューから「オムライス」をお願いした。ここでよく見るスタイルだけど、先客も後客も「本日のランチ」や「洋食弁当」で瓶ビール。羨ましい…。

しばらくして運ばれた「オムライス」は、薄焼きのクラシックタイプでケチャップがたらされている。味噌汁付き。玉子は”よく焼き”で、後で上からのせる作り方かな。中はミックスベジタブルを使ったチキンケチャップライス。こちらの味付けは薄味なので、スプーンの先にケチャップとちょっとつけながらいただく。途中からは卓上のウスターソースもたらしたりして楽しんだ。一緒に出てきた味噌汁は”ちんちん”(笑)。火傷しそうになりながらすすると引きかけた汗がまた出てきた。次は常連客を見習ってランチか弁当でビールをいただきたいな(電車で来なくちゃ)。(勘定は¥900)

※「ちんちん」:とても熱いさま(東海地方の方言です)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

 


 

↓ 思わず自転車を停めて眺めてしまった栄生(さこう)の旧理容店(建築詳細不明)。この店先、渋いっ。明かり取り為の広い波板ガラスやタイル装飾。欄干の付いた2階のおたふく窓も渋い。

 

 

↓ 浅間町の美濃路沿いにある昭和な雰囲気たっぷりの喫茶「みやこ」(建築詳細不明)と、「名城市場」(建築詳細不明)。市場は何度も前を通っているが日曜休みで、まだ開いている時に寄れたことがない。

 

 


 

 

キッチントーキョー

愛知県名古屋市西区花の木1-3-1

 

( 名古屋 なごや 浅間町 せんげんちょう 洋食店 洋食屋 洋食 大須 東京風スパゲッティー オムライス 旧街道 近代建築 みのじ 脇往還 )

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ステラプリンス @名古屋市中村区・太閤通

2020年08月27日 | 名古屋(中村区・西区)

愛知県を中心に何故かこの地方だけで昔から愛される生ケーキがある(←毎度お馴染み、この出だし…)。「パリジャン」「ファンシー」「ピレーネ」「アントルメ」「マロン」「ポワロン」等、様々な名称で呼ばれているが、元を辿ると同じ菓子職人に行き着くのだとか(※)。

※かつて一宮にあった「ボンボヌール」の工場長が開発したケーキで、独立して蟹江町「パリジャン」を開店し、現在東海地方に散らばる弟子筋等の店で様々な商品名で受け継がれているとの事です。

この菓子を扱う店をいくつも巡ってきたが、今回訪れたのは名古屋市の太閤通にある「ステラ・プリンス」。なかなかお洒落な外観で、上記のような”昭和な”菓子を扱う雰囲気ではないので代替わりしているかもしれない。店はコロナ禍によって入店人数を制限しているのかの貼紙があった。店内はガラス・ショーケースの中に様々な菓子が並ぶが生菓子(ケーキ)が中心のようだ。女性店員も何人も居て、次から次へと入ってくる客に対応している。人気あるんだなァ。例の菓子、こちらでの名前は「ステラ」。購入したのは「よもぎ抹茶ステラ」。少量で申し訳ないが勘定してもらい、店の外に出る。

自転車で近くの暗渠(あんきょ)と思われる上に設置された公園代りのベンチに座っていただくことに。袋から取り出すと、他ではビニール個別包装されているだけのことが多いあの4隅を折り返した独特の形のスポンジ・ケーキがしっかりと四角い透明容器に入っている。結構しっかりとした重さ。綺麗な緑色のスポンジ・ケーキの内側が茶色になっている。もちろん食感はフワフワで、”よもぎ”の風味こそあまり感じないが、中には小豆の粒がしっかりとしたあんこも入っており、これまた旨い。この日はまだ予定があったので買わなかったが、自分の好きな「レモンケーキ」をアレンジした「トラレモン」なるケーキがあるようなので、次はそれを買おうかな。(勘定は¥184/個)

 

 


 

↓ 太閤通から駅西銀座方面へ。歴史ある旅館「浅野屋」(昭和7年・1932・建造)を再訪。泊まってみたいんだけれど営業はしているかどうか不明。一度思い切って電話してみるか。

  

 


 

ステラ プリンス (Stella Prince)

愛知県名古屋市中村区太閤通7-15

 

( 名古屋 なごや ステラプリンス ステラ 洋菓子 ケーキ 洋菓子店 ケーキ屋 パリジャン ピレーネ 近代建築 浅野屋旅館 淺野屋 登録地域建造物資産 )

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七里庵 @名古屋市西区・枇杷島

2020年08月21日 | 名古屋(中村区・西区)

日曜は朝からやっている枇杷島(びわじま)の銭湯「白山温泉」でたっぷりと汗を流した後、自転車で美濃路(東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇街道)から北に入った住宅街の路地にある人気の蕎麦屋「七里庵」へ。長屋のような建物の一部が店舗になっている。店の横に自転車を停めて、先客に続いて呼ばれ中に入る。間口は狭く、奥にテーブル席が3つ、手前がカウンター席になっていてカウンターの端に案内された。コロナ禍対策で一応席は離して案内するようだが、後から客が次々とやってくると普通に隣にも案内していたし、そもそも狭い店で他のグループ客は入店して一斉にマスクを外してお喋りを始めるんだからあまり対策効果は期待出来ない。

それはさておき、何しろ銭湯で喉がカラカラなのでポットで出される冷たいお茶をグイっと飲み干す。サイコー。風味の強い蕎麦茶とかじゃないのもうれしい。最近はどこも食前に蕎麦茶を出すことが多いが、後で食べる蕎麦の邪魔になると思うのは自分だけかな。勝手に水をお代わりしつつ、多くない品書きから男性給仕に「ざる」と「えびの天盛」を注文した。カウンターの向こうのあまり広くない調理場で主人の調理が進んでいく。さすが人気店、続々と客がやってくるが、前は車がすれ違うのが大変なぐらいの狭い道で、駐車場もあるにはあるが多くはないようなので、空きを待っている客も居る様子。

しばらくしてまず天ぷらが出された。隣の席の男性にも「とり天」が出されたが、この男性、全く箸をつけない。メインで頼んだ「味噌煮込」(←蕎麦だそう。次は是非食べてみたい)が出てくるまで待っているようだ。案の定、それが届くと一緒に並べてスマホで写真を撮り始めた。写真の為なのか、ただの猫舌なのか。自分なら天ぷらはまず出来たてを頬張るけどなァ…。

閑話休題。こちらの「えびの天盛」は、海老2尾、大葉、細切りの玉ねぎがカラッといい具合に揚がっている。ミルに入ったピンク色の岩塩を挽いていただく。「ざる」も出来上がった。つゆを先に啜ってみる。キリッとした辛汁。山葵と刻みネギが付いているが、ネギが白葱でなく細い薬味葱なのが珍しい。蕎麦を手繰る。福井県産の蕎麦粉十割だという蕎麦は張りが強く、かなり硬めの食感。しなやかさは無いのでのど越しは良くないが、十割蕎麦らしさはしっかり。こういう蕎麦は啜り辛いのでどうしてもモグモグという食べ方になってしまう。給仕男性にお願いした蕎麦湯は主人に通じていなかったらしく、箸を置いて待っていると主人から「蕎麦湯、もう出していいですか?」と尋ねられてしまった。次は「味噌煮込」を食べてみよう。(勘定は¥1,280)

↓ 日曜だけ朝からやっている銭湯「白山温泉」。サウナは使わなかったが、打たせ湯や薬風呂など設備も充実していて気持ち良かった。朝から銭湯っていい気分。コロナ感染再拡大でまた行けなくなったのが辛い。

↓ 「枇杷島スポーツセンター」近くにあったお屋敷(建築詳細不明)。塀に囲まれた広い敷地内には隅切り屋根の洋館も建っていた。

 

↓ こちらも大きな屋敷(建築詳細不明)。2階の窓が掃き出し窓位の高さがある家は時々目にするけれどどんな内装になっているんだろう。

 

 


 

手打そば 七里庵

愛知県名古屋市西区枇杷島3-19-11

 

( 名古屋 なごや 枇杷島 びわじま しちりあん 蕎麦 そば 手打ち蕎麦 手打ちそば 十割蕎麦 天麩羅 天婦羅 そば茶 ミシュラン ビブグルマン 近代建築 銭湯 )

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一楽 @名古屋市中村区・本陣

2020年08月09日 | 名古屋(中村区・西区)

岐阜市民なら「!?」と立ち止まってしまうだろうこの暖簾。でもここは名古屋市内。大門(おおもん)の北東にある「一楽」。店名も、暖簾の色も文言(”元祖みそかつの店”)も岐阜の店と同じとあらば入ってみない訳にはいかない。店は住宅街の中にあり目立たない。中に入るとカウンター席のみ。奥に座敷があるのかな。年配の主人が1人。品書きを見ると「ダブル味噌かつ定食」があったり、「オムライスみそかつセット」があったり、「デミソースたっぷりのオムライスがおすすめ!」とあったりするので確信に変わる。「元祖味噌かつ定食」をお願いして、一見で不躾だが主人に確認してみると…、やっぱり岐阜市の「一楽」(本店)にいらっしゃった方だった。昭和47年から平成2年まで岐阜の店に居たのだとか。顔こそはっきりとは覚えていないが絶対自分も世話になっている。「一楽」の創業主人は関市の出身で、一族の店はみんな同じ屋号で商売をしたのだとか(現在関市にある焼肉屋「一楽」も親戚筋らしい)。こちらの主人も女将さんの甥っ子だそう。

出来上がった「元祖味噌かつ定食」は、なすの煮物、漬物、味噌汁、ご飯というラインナップ。味噌だれと一緒にカラリと揚がったかつを頬張る。かつにかかった濃い色の味噌たれの照りも岐阜の店と一緒だ。旨い。ご飯がすすむなァ。辛子と山椒を使いながらかつとご飯をやっつけていく。付け合わせの千切りキャベツや小鉢を間に挟みながら綺麗に平らげた。岐阜の話を持ちかけたので主人も色々と当時の事を教えてくれた。80年代の初め頃までは柳ヶ瀬も賑わっていて人出も凄かったと。「丸物百貨店(のち岐阜近鉄百貨店)」のこと、「岐阜タカシマヤ」開店のこと等々。自分も小さい頃「一楽」の隣にあったゲームセンターで4、5人の不良どもに囲まれブン殴られてカツアゲされそうになったなァ…(→金は渡さなかった・苦笑)。同じ部活動の友人らと何度も通ったので、きっとこの主人が手をかけた「味噌かつ」を食べて、おまけの瓶ラムネをもらっていたに違いない(学生服を着た自分達に主人がいつもくれた)。そんな味噌かつに30年以上ぶりにお目にかかれるとは。感激…。次は「オムライスセット」を食べに寄ろう。串かつとかの一品ものもあるので呑みに来られたら最高なんだけれど。(勘定は¥750)

1年以上のブランクを経て6月に移転、営業再開した岐阜市の「一楽本店」(移転前)の記事はこちら

岐阜競輪場近くの「一楽分店」の記事はこちら

 

 


 

↓ かつての中村遊郭、大門の区割り(下図参照・ちょっと適当ですが…)をデザイン(※)したと思われる素敵な純喫茶「ロビン」に寄ったが、しばらく休業の貼紙が(6月末現在)。以前も休んでいた事があったのでちょっと心配…。

※中村遊郭に限らず、かつての遊郭はこのようにわざと外部から見通しが効かないような区割りになっていることが多いようです

 

 

↓ 以前から気になっている中村群道沿いの建物(建築詳細不明)。2階が広いのと玄関格子戸の飾りが三業に関わる建物だっただろうかと想像させる。

 


 

 

一楽

愛知県名古屋市中村区松原町4-59

 

( 名古屋 なごや いちらく 味噌かつ みそかつ 元祖みそかつ 定食 オムライス 洋食 串かつ 近代建築 中村遊郭 喫茶ロビン ROBIN )

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喜多八 @名古屋市西区・中小田井

2020年08月06日 | 名古屋(中村区・西区)

ある土曜日の昼、開いていると思った食堂に2軒振られ、行き先を変えて向かったのは中小田井(なかおたい)駅近くの食堂「喜多八」(古い看板の表記は㐂多八)。50年を超える歴史があるのだとか。雨が降ったり日が射したりと変な天気の下、店に到着。白の夏暖簾が掛かった店先にはカブが停めてあったので出前とかもするのかな。開け放した入口から中へ。大きなテレビの音が鳴る店内はやや雑多な感じ。土間のテーブルが4つ、小さい小上がりが4つで、ご高齢のお母さんが1人。壁に掛けられた黒い木札に白文字の品書きから「カツ丼」をお願いした。ゆっくりとお母さんの調理が始まる。

出来上がった「カツ丼」は盆にのせられ、味噌汁と漬物が付く。お母さんが小皿からこぼれた漬物を、迷いなく素手で戻すのはご愛敬(笑)。丼ぶりに入ったかつはやや小さめの2/3サイズ。青ネギが使ってあり、玉子にはしっかりめに火が入っている。東海地方の食堂では揚げたカツをご飯にのせて、上から出汁ととじたゆるゆるの玉子をのせる”後のせ”タイプが多いが、こちらはつゆと煮てある感じ。さっそくしっかりめに揚がった熱々のかつを頬張り、垂直に掘削していく。つゆは多めで底に溜まるほどだが、それもほどなくご飯に滲みていく。つゆは甘くなく、塩っ気が強く感じるのは豚肉に強めに下味がつけてあるだろうか。赤だしは貝汁。瓜の漬物も残さずいただいた(笑)。次は「中華そば」か、古(いにしえ)の「木乃葉丼」「志乃田丼」あたりをいただこうかな。(勘定は¥650)

 

 

お食事処 うどん 喜多八

愛知県名古屋市西区中小田井5-92

 

( 名古屋 なごや 中小田井 なかおたい きたはち 㐂多八 喜多八食堂 大衆食堂 麺類食堂 うどん きしめん 丼物 )

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