1週間にわたって放送されました、「世界遺産フランス縦断の旅」(NHK)という生中継番組。実に奥が深いものがありますよね、文化と歴史というものは。
特に解説者だった美術評論家の伊東さん(長崎県美術館館長・ご出身はなんと諫早のようですね…(同郷))の、シメの言葉が良かったですね。
外国の文化をよく知ることで、日本の文化をもっとよく知ることが出来る
前の記事に書きましたオシム氏の信念と合い通じるところがあるように思えますね。他国の文化や歴史を尊重することが如何に大事か、そしてそれを持ってより自国の文化や歴史を知り、親しみが湧くか。文化交流や歴史研究というものは、そういった意味でも大事なのですね。
さてさて、それで23日夜8時からBS-hiで、生中継で放送されたわけですが、最終夜はかなり不満でしたね。
この日はたっぷり2時間も時間を取っているのに、これまでの旅の思い出の総集編、といって、時間の殆どを前日までの放送のダイジェストを見せられてばかりでした。生中継の絵が少なかったことです。せっかく中継の機材を沢山持っていっているのでしょうのに、もったいない。
しかもよくよく調べてみると、最終夜のマルセイユという街は、(確かに美しい港町でしたけれども)世界遺産ではない!ということが分かってしまいました。
どうなんだろうなぁ、こういうオチは。フランスには世界遺産が30個もあるのに。それは無いなぁ。
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