BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

是非観たい映画だ─

2007年11月17日 | 凡日記

いま「SmaSTATION!!4」(EX)
観ていたら、ゴローさんが
「いのちの食べかた」という
ドキュメンタリー映画を
1位に挙げていたのですよね。
「Always 続・三丁目の夕日」を
抑えてですよ。

けれども、
大変に納得いたしましたね。
是非観たい映画だと思いました。
凄まじいですよ、
豚さんや鶏さんが、
ざっくりざっくりですから。

ドキュメンタリー映画って、
いいなぁと思うわけです。
コレは自分の性格だから
しょうがないのだけれども、
どうも作り話は
リアルに作られようとも
どうも白々しい。
本だって、小説は読まなくて
ルポタージュや実用書を
好む性質(タチ)ですから。

何時だったか、
NHKのBSで放送された、
海外制作の環境ドキュメント
(でも実は違うのだった)の
話をしたんですけどね。
 →その話はコチラ。2006年3月記載。

いやぁ、それ以来の、
是非観ておきたい
ドキュメンタリー映画でした。
(でも何故か
 「不都合な真実」には
 興味を持たなかった。
 環境屋としては
 今更ながら、という
 印象があったのかも。)


【ふしぎ】ヨーグルトの国の黄金伝説

2007年11月17日 | テレビ

 騎馬民族トラキアの「黄金伝説」。
 ブルガリア、といえばヨーグルト、くらいしかイメージが湧かなかったのですが、コレは本当に、発見でございました。

 黄金の装飾品や器が、ざっくざく発見されている最中だなんて。今も尚、眠れる古代の財宝というのがあるものなのですなぁ。
 そしてそれらを発掘する人々の、テンションの高さ。無理も無いけれども、何だかおかしかった。

 しかし。
 「大発見」の黄金のマスク(型の杯(さかずき))の保管が、お菓子の箱だなんて。これもかなりおかしかった。


 今日の「世界ふしぎ発見!」(TBS)はブルガリア。
 やっぱりブルガリアはヨーグルトなのですな。様々な料理に、ヨーグルトが使われているなんて。日本で言う醤油みたいなものか、ちょっと違うか。

 壮絶だったのは、男達の宴の遊び。
 燃え盛る炭を、糸で吊るして、円形に座した男達がそれを吹き合い、相手にぶつけるというゲーム。危ねぇ!
 火傷を負ったら、ヨーグルトを塗って消毒。ラクトバシラス類などが他の菌と拮抗してくれるから良いらしく、でもその民族は伝統的にそのことを知っていて、…でもそのゲーム危ねぇって!
 これまたおかしかった。


【探険ロ】パルテノン神殿

2007年11月17日 | テレビ

  貧しいことを恥とせず、
    努力しないことを恥とする

 人間が定住できる環境を「エクメーネ」といい、その反対を「アネクメーネ」と呼ぶ。
 今でこそ宇宙にも人が住める技術を身につけた現代人だから、もはや後者の言葉など歴史を語る上での用語になってしまったかもしれない。しかしながら人間は、数千年も前から、着々とアネクメーネの陣地を狭めていった。

 エジプトのギザやダハジュートもさることながら、ギリシャのアクロポリスも、本来は不毛の土地であった。しかしながらそこに住む人々の尋常で無い力強さが、長きに亘り繁栄した文明と、超巨大な建造物を作り出した。
 そして今やこの「不毛の土地」は、世界遺産のシンボル的存在となった。
 大ピラミッド群と、パルテノン神殿。



 今回の、NHKの「探険ロマン世界遺産」は、ギリシャの代表的世界遺産、アクロポリスでございました。
 冒頭の言葉が、非常に心に残りました。
 文明というものは、そして世界遺産というものは、長い時間を掛けて多くの人々の手によって、ああいう形となって残されたのではないだろうか、と思い馳せるわけでございます。

 今、大々的に修復工事がなされているのですね。
 従来のヨーロッパ的文化財保護では、到底考えられなかったことでしょうな。遺跡は、当時のままに「保存」すべきであって、現代の人が手を加えて「保護」してはならない、という考え方が、あったわけですから。
 「保護」か、「保存」か、って自然遺産ではよく議論されていることですけれども(特に日本では白神山地、ね)、文化遺産でもあるのでございますよ。
 古代の遺跡に巨大なクレーン、ってのも興ざめと言えばそれまでですが、今またその歴史が動いている、と思えたら面白いじゃないですか、ねぇ。


「解釈」が脳内に於いて成立した瞬間の快楽性

2007年11月17日 | 自適休暇


 およそ4ヶ月ぶりに、国立国際美術館へ赴きました。芸術の秋だから、というわけでもないのですが。
 今回は「コレクション3」の展示。今度はどのような作品と出会えるのか、非常に楽しみに行きました。



 野村仁氏の「'moon' score」。

 最初にこの作品を目にしたときは、全く持って意味が分からなかった。
 それで暫く広い部屋にあるその作品を至近距離で眺めたり、遠くから眺めたりしてあれこれと考えていた。
 そしてやがて己なりに作品の意味と、そしてその「解釈」が脳内に於いて成立を見た瞬間、正直言って、
「なんとも面倒くさい作品なんだ」
と思ってしまった。
 けれども、その解釈なりにまたさらにあれこれと思慮を深めていくにつれて、更なる解釈の世界が広まっていったように思えた。あくまで、自分なりの世界であって、作者の意に叶わない見方をしていたかもしれないが。でもその勝手が、芸術鑑賞の楽しみというものでしょう。


 高柳恵里氏の、「Kホテル」。

 単純な直線の組み合わせが、その奥深い世界へと引き寄せる力を生むというところに驚かされた。
 人によっては、なんとも単調な、とも映るのかもしれないのだけれども。少なくとも自分にとっては、一目見た瞬間にこれは己の嗜好に寸分違わず合致していると感じ取った。


 宮本隆司氏の、「九龍城砦」。

 一目見て、『深夜特急』の世界だと感じた。
 写真の作品というものの凄さというのは、その被写体が手を加えていようとそうでなかろうと、「現実の世界」を写し取ったものであるというところを「疑う」思考回路が働くところに、意義があるに違いないのではないかと考えた。
 そのことによって被写体の世界に、憧れを抱いたり世界の広さをひしひしと感じたり、また不気味にさえも感じるのではないだろうかと思う。




 ところで。
 後ろの建物、
 大分建ちましたね。

 →前回の記事


慌しくて一杯一杯だった─

2007年11月17日 | 凡日記

もう、
日付変わっちゃった。
昨日金曜日も、
夜10時まで頑張りましたよ。
それでも仕事終わんないの。

とかく今週は、
月曜から金曜まで、
なんとも慌しくて
一杯一杯だった
日々でござんした。

この怒涛のごとく
多忙な日々は、
ひとたび過ぎ去ってしまえば
束の間の安堵感と
充実感で漲りますが、
コレがまた来週も
繰り返されるというのを
考えますと、
大変に憂鬱になるので
ございます。


あーあ。
どんどん前に
踏み出していかねば
ならないというのに。

確かに、状況に迫られて
幾分かは前へと
「押し」進められている
感じはいたしますが。
でも進んで前へ出るとを
躊躇っている。

何でだろうねぇ、
どうしてだろうねぇ。
コレが所謂「閉塞感」で
ございましょうか。


その一方で、
それらを一週間乗り切った
開放感はたまらない。
だから金曜の夜は
いつも元気。

そして一週間を振り返っては、
あぁだこうだと
出来事を反芻しては、
色々と反省したり
また己の成長を確かめ
自己満足したりと、
そんなことを頭の中で
行っているのですよ。
金曜の夜は冷静。


だからなんだと
いうことでもないのだけれども。
とりあえず。
今週も、無事。