一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

一関市民プールの建設について伺う

2011-09-14 13:59:17 | 日記
9月議会は、来週で終わります。
私は、今議会で3つの課題について質問をしましたが、
最も時間をかけた課題は、総合体育館周辺の整備についてです。

以下、質問を抜粋します。

「この問題に関しては、今議会の1日目の請負契約の締結議案で可決された問題ですが、
このプールの建設は、一関市にとって非常に重要な問題ですので、今後のこのプールの
活用方法や建設地周辺の土地の有効活用について伺います。まず、第一に教育委員会は、
今回のプール建設に際して、市民や議会に対して実施計画までの進め方において、
非常にその進め方が不十分であったことを猛省していただきたいと思います。
教育委員会は、このプール建設にあたっては、「堤防改修工事に伴い移転される施設
であることから、現状の一関水泳プールの機能確保を優先して取り組み、
その建設にあたっては、水泳協会や体育協会と意見交換を行い、進めてきたと、
その経緯が報告されました。」その説明は、十分伺いましたが、一関市は、
市民協働によるまちづくりを目指しています。
その移転新築されるプールは、現状の機能を確保する事が第一の目的としても、
その移転場所が、一関総合体育館隣接地である事、その面積が現状の2500平米から
4倍の10000平米となる事、また、従来のサブプールが、44平米であったものが、
25メートルプールを要す、10倍の400平米となった事など、
単なる機能確保を優先した建築ではありません。また、一度建設されれば、
少なくとも30年、もしくは50年に亘って市民に利用される施設です。
しっかりと市民の声を聞く必要があったと考えます。」

また、今議会の冒頭、この市民プール建設予定地の北側に
「中央給食センター」を建設する予定であることが、唐突に説明されました。
それを受けて、私は明確にその建設に反対する事を一般質問で提案しました。

以下、抜粋

「次に、一関総合体育館周辺整備について伺います。今夏、インター杯・体操競技が開催された
「一関市総合体育館」は、総合体育館として、非常に優れた施設と私は理解しています。
そして、その周辺に広大な緑に包まれた遊水地記念公園、多目的広場、あいぽーと、
磐井川河川公園を有する、一関市が各種大会を招致するのにふさわしい環境を有していると思います。
そしてそこに、さらに日本水泳協会公認プールが建設されます。
まさに、中東北の拠点都市として、水泳競技においても、様々な大会を招致できる環境が整いつつあると、
私は非常に喜んでいます。
プールの建設に関しては議決されましたが、その周辺未利用地については、
今回唐突に教育委員会から説明を受けただけです。この、一関市が有す総合体育館、
水泳協会公認プールを有する運動公園周辺の施設整備をしっかりと市民の声を聞き、開発すべきと考えます。
まさに、緑豊かで環境に恵まれた一関市の運動公園周辺は、マラソンコースとしても非常に恵まれています。
今回、駅伝の最終コースとなる堤防前に食品工場ともいえる給食センターが相応しいと考えているのか・・・」

市の行政運営には、多くの課題がつきまといます。
今回の給食センターの建設に際しても、様々な問題をクリアーできる場所が、Uドームの隣であったのだと
理解します。
それでも、その決定を見るまで、教育委員会は最善の努力をしたのか疑問です。
仮に、一関市にILC(国際リニアコライダー)の建設が決まれば、駅東口から続く、この公園周辺は
一変します。
10年先、20年先を見据えたゾーニングが必要となります。
私は、市民と議会と行政が一体となってこの問題について考えるべきであると思い、今後も
この問題について多くの方の意見を聞いていきたいと思っています。


最新の画像もっと見る