マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

プラネット・テラーinグラインドハウス

2007-10-04 22:36:08 | 映画ー劇場鑑賞
ープラネット・テラー in グラインドハウスー
2007年 アメリカ ロバート・ロドリゲス監督 ローズ・マッゴーワン 、ブルース・ウィリス 、フレディ・ロドリゲス 、ジョシュ・ブローリン 、マーリー・シェルトン 、ジェフ・フェイヒー 、ステイシー・ファーガソン 、クエンティン・タランティーノ 、ダニー・トレホ 、チーチ・マリン 、ナヴィーン・アンドリュース 、マイケル・ビーン 、レベル・ロドリゲス 、ジュリオ・オスカー・メチョソ 、ニッキー・カット 、エレクトラ・アメリア・アヴェラン 、エレクトラ・イザベル・アヴェラン 、トム・サヴィーニ 、カルロス・ガラルドー 、マイケル・パークス 、クエンティン・タランティーノ 、ダニー・トレホ 、チーチ・マリン

【解説】
“グラインドハウス”と呼ばれる、センセーショナルなB級映画にオマージュを捧げたアクション・ホラー。“グラインドハウス”好きのクエンティン・タランティーノ監督の同志、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスが監督を務める。ゾンビに立ち向かうセクシーなヒロインにテレビドラマ「チャームド~魔女3姉妹」のローズ・マッゴーワンがふんするほか、ブルース・ウィリス、ファーギーら個性的な面々が脇を固める。映像のブレや傷といった、“グラインドハウス”の特性が忠実に再現されていて味わい深い。

【あらすじ】
軍人マルドゥーン(ブルース・ウィリス)が細菌兵器をばら撒いたことで、テキサス州オースティンにある町の住民はゾンビ化してしまう。ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。軍隊やゾンビ、頭のおかしい兵士(クエンティン・タランティーノ)など、さまざまな敵がチェリーに襲いかかってくる。 (シネマトゥデイ)

【感想】
賛同してくれる人は少ないかもしれないけど、面白かった!!
ロバート・ロドリゲスらしい、めちゃめちゃ彼らしいとしかいいようがない作品。
B級をめざして、B級以上やね、やっぱり。

タランテイーノの「デス・プルーフinグラインドハウス」とどっちがいい?と聞かれたら?
うーん、どっちも個性がよく表れていて、いいよ。
決められないなあ。
いい勝負!といったところです。

「デス・プルーフ~」でも書いたけど、この映画は、まさにアメリカの3流映画館グラインドハウスでやっているように、フェィクの予告編も何本か作って、この2本立てで上映する企画だったそうです。
実際にアメリカではこの形式で上映されているのですが、そのためにだいぶカットしたらしい。
そこで日本では、ディレクターズカット版で1本ずつ公開することになったということです。

まず、フェイクの予告編「マチェーテ」。
ロドリゲス監督作品の常連、ダニー・トレホ主演。
銃撃戦有り、車の爆破シーン有り、予告編だけで、十分大作の予感…!

 ダニー・トレホ

そして、本編が始まる。
いきなりチェリー(ローズ・マツゴーワン)のセクシーダンス。
彼女は自分の生き方を探すため、ストリップ劇場を辞めて町を出る。

一方、軍の基地ではマルドゥーン(ブルース・ウィリス)と科学者であり実業家であるアビーがもめて、結局細菌ガスがまき散らされ、それを吸った近所の住民がゾンピと化してしまった。

チェリーはバーベキュー店に立ち寄り、2週間前に別れた解体屋レイ(フレディ・ロドリゲス=監督とは無関係)と再会した。
二人は車で出発するが、途中、チェリーはゾンビに片足を食いちぎられる。

病院の女医ダコタ(マーリー・シェルトン )は同業の夫と別れて愛人タミー(ファギー)と逃げる計画を立てていた。

しかし、タミーはゾンビの餌食となり、病院もゾンビで溢れた。
嫉妬で狂った夫もダコタを執拗に追いかける。

と、あらすじなんてどうでもいいほど、エネルギーに溢れたでたらめです。

ゾンビは死人でなく細菌ガスに感染したという設定で、体の中からいろんなものが肥大して溶け出したような感じで、気持ち悪いし、それが破裂してぐちゃぐちゃだし。

女性が片足というのも掟破りだし、犬も子供も…ブルース・ウィリスまで…
なんでもありー!!
みんなが固唾を飲んで見守る、濃厚なラブシーンは、あえなく…プシュー。
「1巻紛失、不手際をお詫びします」のテロップ。

ちなみに、ダコタの子供は監督の息子だそうです。
かわいいです。
その他、監督の双子の姪も出てくるし、そんなことをいったら、脚本、撮影監督、製作、音楽、特殊効果、全部ロドリゲスがやっています。
楽しそうだね!!

彼、自宅に撮影所を作ったちゃった話は「スパイキッズ」や「レジェンド・オブ・メキシコ」のメイキングなんかで紹介されていましたね。
お料理好きも有名。
そういうこだわりも見逃せません。

ヒーローのレイがかっこいいけど、タイトルにもしたヒロイン・チェリーの片足マシンガン、めちゃかっこいい、めちゃセクシー。

 タランテイーノがレイプ魔の軍人役で熱演。
ロドリゲス監督の方が数段いい男なのに、役者は決まってクエンティンなのね。
 これがロバート・ロドリゲス監督

ま、この面白さは、見ないとわからないけど、誰にでも見て!というわけにはいかないなあ。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (puchika)
2007-10-05 10:08:29
向こうってゾンビ物。結構多いですよね。バタバタと倒していくシーンは爽快だけど、子供には見せてよいか迷うところです。

タランティーノも出てるんですね!B級でも楽しめる映画っていっぱいありますね!
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プチちゃんへ (よう)
2007-10-05 13:32:21
この2本立ては、子供には無理です。

しかも、きっとダメという大人も多いと思う。

プチちゃん、B級好き?
うちのダンナがB級映画にはまって、見まくっていたときに、私は冷ややかにしていたので、今私がめちゃめちゃ面白がっても、彼はちっとも乗ってきてくれません。
残念だわ。
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Unknown (puchika)
2007-10-06 16:50:48
やっぱり子供には無理ですか~~~?とほほ。

B級。ものによりますが意外と好きですね!あんまり考えないで見れるところが最近の私のつぼでもあります。
だってね。集中して見れる機会があんまりないもんで。。。
映画ゆっくりみたいな~~~。
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プチちゃんへ (よう)
2007-10-07 14:16:18
子供が小さいときは、やはり子供に合わせてしまいますね。
私もそんな時代が長かったです。約20年…以上かも…
うちは男の子と女の子がいたので、どちらかというと男の子向けで娘も育ててしまいましたが、年頃になったら、ちゃんと女の子が好きそうなものに夢中になっていました。

いまでは、みんな映画好きなんですが、私の映画狂いにはうんざりのようです。
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へぇ~~~ (miyu)
2007-10-10 22:22:29
ダコタの息子が監督の息子ってのはたしかどこかで
読んだのだけど、
あの双子ちゃんまでもが監督の姪だったとは!
ついでにダニー・トレホって監督のいとこなんだよね(´∀`*)ウフフ
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miyuさんへ (よう)
2007-10-11 08:55:07
ロドリゲスとトレホさんがいとこ?
へえ、全然似てないねえ。
彼の作品を見て、いつも思うけど、映画作るのを本当に楽しんでいますよね。
それが作品にも表れて、見てる方もうれしくなっちゃうんです。
内容は、こんなのでもね!!
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