ー天使と悪魔ー上・中・下
ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
角川書店 (2006/6/8)
【紹介】
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれていた―。 (amzon.com「BOOK」データベースより)
【感想】
ベストセラー「ダウィンチ・コード」より前に書かれた作品、ダン・ブラウンの第1作目です。
ダウィンチ・コードで大活躍したラングドン教授が、難事件に取り組みます。
敵は「イルミナティ」。
ずつと昔に滅んだと思われていた、ヴァチカンに迫害され、阻害され、恨みを持つ科学者が作った秘密結社。
スイスの最先端の研究所から、人類最大のエネルギーの新発見が盗まれ、その発見者である科学者が猟奇的に殺されたのが発端。
しかも、ヴァチカンでは新しいローマ法王が選ばれるコンクラーベ開催にあわせて、あろうことか4人もの法王候補者への殺人予告がー。
日本人には理解しにくいカソリックの世界観と、科学が対立しているというストーリーですが、ラングドン教授が自分の学生に教えるように明快に説明してくれるので、まったく問題がありません。
ダウィンチ・コードは、前半が説明が多くて乗っていくのに時間がかかりましたが、こちらは冒頭から物語の中へ一気に連れて行かれてしまう感じです。
知的好奇心をくすぐりつつ、恐いもの見たさでどんどん引っ張っていかれます。
まだ見ぬヴァチカンを想像して、地図上で確認しながら、読者も謎解きの旅へ。
結局、有能なラングドンをもってしても、殺人事件は防げず、謎は深まるばかり。
残酷な殺人は次々とおこり、ヒロインはぎりぎりのところで助け出され、ラングドン教授もあり得ない設定で生還します。
ちょっとやり過ぎーと気がついたときは、もう遅い。
すっかり物語の虜になって、「まあ、いいか!めちゃ面白かったー」ということになりました。
ラングドン教授は、私の頭の中ではトム・ハンクスが活躍していたし、予告編で知っているユアン・マクレガーも動き回っていました。
もう映画を見た気分なんですが、もうすぐ公開の映画も、やっぱり見に行ってしまうんだろうなあ。
そして、今一番行ってみたいところが、イタリア、ローマとなりました。
ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
角川書店 (2006/6/8)
【紹介】
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれていた―。 (amzon.com「BOOK」データベースより)
【感想】
ベストセラー「ダウィンチ・コード」より前に書かれた作品、ダン・ブラウンの第1作目です。
ダウィンチ・コードで大活躍したラングドン教授が、難事件に取り組みます。
敵は「イルミナティ」。
ずつと昔に滅んだと思われていた、ヴァチカンに迫害され、阻害され、恨みを持つ科学者が作った秘密結社。
スイスの最先端の研究所から、人類最大のエネルギーの新発見が盗まれ、その発見者である科学者が猟奇的に殺されたのが発端。
しかも、ヴァチカンでは新しいローマ法王が選ばれるコンクラーベ開催にあわせて、あろうことか4人もの法王候補者への殺人予告がー。
日本人には理解しにくいカソリックの世界観と、科学が対立しているというストーリーですが、ラングドン教授が自分の学生に教えるように明快に説明してくれるので、まったく問題がありません。
ダウィンチ・コードは、前半が説明が多くて乗っていくのに時間がかかりましたが、こちらは冒頭から物語の中へ一気に連れて行かれてしまう感じです。
知的好奇心をくすぐりつつ、恐いもの見たさでどんどん引っ張っていかれます。
まだ見ぬヴァチカンを想像して、地図上で確認しながら、読者も謎解きの旅へ。
結局、有能なラングドンをもってしても、殺人事件は防げず、謎は深まるばかり。
残酷な殺人は次々とおこり、ヒロインはぎりぎりのところで助け出され、ラングドン教授もあり得ない設定で生還します。
ちょっとやり過ぎーと気がついたときは、もう遅い。
すっかり物語の虜になって、「まあ、いいか!めちゃ面白かったー」ということになりました。
ラングドン教授は、私の頭の中ではトム・ハンクスが活躍していたし、予告編で知っているユアン・マクレガーも動き回っていました。
もう映画を見た気分なんですが、もうすぐ公開の映画も、やっぱり見に行ってしまうんだろうなあ。
そして、今一番行ってみたいところが、イタリア、ローマとなりました。
母も読んで面白かったと言っているし、今、娘が読んでいるわ。
昨日、近所のカフェバーで「試写会見てきた」という広告代理店の人が、「面白かったよ、お薦め」と言っていたので、期待が膨らんできました!!
ダビンチ~より面白かったです。というかこの人の本でこれが一番面白かったわ。
セルンのエピソード抜きでどのように展開するのか、それもちょっと楽しみだね。
ほんと、最初から盛り上がっているし、ずとテンション高いままのサスペンスでしたね。
そして、最後はあり得へん~!!
でも、ついていってしまいました。笑!!
映画は、あの迫力は無理だと思いつつも、期待しちゃうわね。
映画では「ダヴィンチ~」の後のお話ということになってるそうね。そしてセルンのコーラー所長は出てこない・・・となると誰を代役に立てるのか?黒幕はあの人しかいないけど☆
やっぱり楽しみです、映画♪
これが1作目だから、復習の必要はないと思うわ。
「ダヴィンチ・コード」も圧倒的に本の方が面白かったから、こっちも本の方が面白いと思う。
映画を先に見るのが正解だと思います。
もうすぐ、公開ね。
楽しみだわ。
読みたいのですが ぐずぐずしているうちに映画が始まるので 先に映画を観ることにします。
ダヴィンチコードを復習する必要は無いのですね?