ースノーホワイトーSNOW WHITE AND THE HUNTSMAN
2010年 アメリカ
ルパート・サンダーズ監督 クリステン・スチュワート(スノーホワイト)シャーリーズ・セロン(ラヴェンナ女王)クリス・ヘムズワース(エリック)サム・クラフリン(ウィリアム王子)
【解説】
世界中で愛されているグリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジした、白雪姫と女王が死闘を繰り広げるアドベンチャー。戦術とサバイバル術を身に付けた白雪姫ことスノーホワイトには『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートがふんし、『モンスター』のシャーリーズ・セロン、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが共演。メガホンを取るのはCMディレクター出身のルパート・サンダーズ。オリジナリティーを加えたストーリーはもちろん、白雪姫の斬新なイメージを演出するスタイリッシュな映像やファッションも要チェックだ。
【あらすじ】
とある王国の王と王妃の間に生まれ、肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、一家で仲むつまじく生活していた。ところが、スノーホワイトが幼いころに王妃が事故によってこの世を去ってしまう。大きなショックを受けた王だったが、ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美女に一目ぼれし、彼女を王妃として迎えることを決める。しかし結婚式の夜に、王はラヴェンナによって殺されてしまい……。(シネマトゥデイ)
【感想】
「赤ずきん」(2011年キャサリン・ハードウィック監督アマンダ・セイフライド主演)と同じ路線です。
グリム童話をリアルに描く。
時もヨーロッパの中世なので、暗く冷たく、豪華さやきれいさはありません。
黒い森が実に怖い。
ポイントはスノーホワイト(クリステン・スチュワート)とラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)の美女対決なんだけど、そこがもっとも弱い感じがしました。
クリステンは、「トワイライト」シリーズのヒロインで、アメリカ雑誌「Forbes」で「ここ1年で最も稼いだ女優No.1」になりました。
若干22歳の快挙です。
でも、私にはそんなに美人に思えませんでした。
それをいうなら、シャーリーズの圧巻の美。
少々皺が入ったくらいでは、その美貌は衰えないと思うほどでした。
しかも、目力、貫禄、威圧感、なにをとっても女王様。
それに比べて、スノーホワイトはいつも泥に汚れていて、服もぼろぼろ。
お世辞にも美しいとは言えません。
心が美しいので、ツバメに導かれ、トロールまで危害を与えないということなのでしょうが、そこまでの純真さを感じることができませんでした。
「鏡よ、鏡よ、鏡さん、あなた間違っているよ」と言いたいくらい。
最後の甲冑姿のスノーホワイトは凛々しかったけど、世の中を制圧できるほどの美しさという表現は難しいと思いました。
美しさが力を持つとはどういうことだろうと、私には最後まで謎でした。
もう一つの難点、イケメン対決。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」で、フィリップ役で登場していたサム・クラフリンがウィリアム王子役で、スノーホワイトの恋人となる本命だと思っていましたが、ライバルがいました。
ウィリアム王子
「マイティー・ソー」で主人公ソーを勤めたクリス・ヘムワースです。
原題では、「SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN」とあるように、スノーホワイトを助ける狩人役です。
狩人のエリックが、ソーのイメージと同じ。
長い髪を結わえて、まさかりを振り回していました。
エリック
いかんせん、ウィリアム王子が弱過ぎました。
白雪姫を愛のキスで甦らせることはできませんでしたねー。
残念!!
私は古い人間なので、王子様が姫を助けなきゃ、と思ったんだけど。
強過ぎる女王と白雪姫の対決、それを助けられない騎士やヒーロー。
ちょっと説得力がなかった対決となりました。
シャーリーズの魔女が怖くてきれいすぎました。
それに尽きてしまったこの作品。
七人の小人も、個性がよく似ていて、それぞれの味が出しきれなかった感じでした。
ウィリアムは王子様というより幼馴染の貴族の息子の感覚。字幕では侯爵と出てたから王族とも違うのかと思ってたけど、映画誌では王子でしたね。どっちやねん。「パイレーツ~」の時も感じたのですが、この俳優さん、役を生かし切れてないのか役が悪いのか・・・。
シャーリーズは老け顔メイクも惜しげなくさらし圧倒的な強いオーラがありました。
姫は・・・・負けてる気がする~~~
同感!
この人が、氏も素性もいい王子の役割をきちっと果たせていたら、クリスと対比して、観客もドキドキさせてもらえただろうにと思うと、残念ですよねー。
イケメン対決も、白雪を巡る三角関係も、この作品の柱の一つだったのに。
彼が登場したときに、ちょっと失望感が漂いました。
そして、どっちもお供にしたがえて、戦う女に白雪姫が成長するラストもいいなあ~と思ったのですが。戦うから、美しさより、力強さが必要だったのではと。
私は先入観があり過ぎたのかもしれませんね。
強いスノーホワイトが見所でしたね。
そこにいたる伏線に共感できなかったところが、私の敗戦でした。
映画は楽しんだ人勝ちです。
よかったですね。
>私にはそんなに美人に思えませんでした。
それをいうなら、シャーリーズの圧巻の美。
少々皺が入ったくらいでは、その美貌は衰えないと思うほどでした。
しかも、目力、貫禄、威圧感、なにをとっても女王様。
ほかのブログでスノーホワイトの記事書いてる人たちも 大半が クリスティンよりセロンのほうが はるかに好評なんですよ・・・・本国アメリカでも セロンのほうが上じゃないかっていう意見も多いはず。
クリステン・スチュワートとルパート・サンダース監督の不倫が発覚しましたよね・・・
こういうコトされると家族はもちろん、映画製作に支障をきたして周囲の共演者や制作スタッフに迷惑かかるんですよね。
悪いけど、 続編ですが、前作ほど好評にならないかも・・・ 騒動後↓
http://www.excite.co.jp/News/world_ent/20130301/Techinsight_20130301_71916.html
http://japan.techinsight.jp/2013/02/kay-robert-pattinson-may-have-slept-with-a-club-staffer.html
http://japan.techinsight.jp/2013/02/kay-liberty-ross-to-appear-in-a-new-movie.html
監督の奥さん リバティはクリスティンよりキレイですよ・・・
離婚になっちゃって・・・
クリスティンも 監督も バカだよ・・・
恋人のパティソンや 元妻のリバティには もう でかい顔できないでしょうね・・・
クリスティン、そうなんですね。。。