ー96時間リベンジーTAKEN 2
2012年 アメリカ
オリヴィエ・メガトン監督 リーアム・ニーソン(ブライアン・ミルズ)マギー・グレイス(キム)ファムケ・ヤンセン(レノーア)ラデ・シェルベッジア(ムラド)リーランド・オーサー(サム)ジョン・グライス(ケイシー)D・B・スウィーニー(バーニー)ルーク・グライムス(ジェイミー)ケヴォルク・マリキャン アラン・フィグラルツ オリヴィエ・ラブルダン(ジャン=クロード)
【解説】
『シンドラーのリスト』などのリーアム・ニーソンが、すご腕の元CIA工作員ブライアンを快演したヒット・アクション『96時間』の続編。前作で壊滅寸前にした犯罪組織にとらわれたブライアンが、自分と同様に命を狙われる元妻とまな娘を守ろうとする姿を活写していく。メガホンを取るのは、『トランスポーター3 アンリミテッド』のオリヴィエ・メガトン。前作に続きマギー・グレイス、ファムケ・ヤンセンが共演。リーアムの無敵オヤジぶりもさることながら、疾走感あふれる描写やクールなアクションにも期待。
【あらすじ】
イスタンブールで就いていた警護の仕事を終え、元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘のキム(マギー・グレイス)を同地に呼び寄せた元CIA工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)。バカンスを一緒に過ごし、家族の絆を取り戻そうとするブライアンだったが、かつてキムを誘拐して彼に息子や部下たちを殺された犯罪組織のボスによる復讐(ふくしゅう)計画が動き出していた。ブライアンとレノーアは組織にとらわれ、辛くも難を逃れたキムはイスタンブールの街をさまよい続ける。そしてブライアンは、妻と娘の命を守ろうとするが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
前作「96時間」がすごく面白かったので、とても期待していたんですが…。
最強の父親、ブライアン(リーアム・ニーソン)がまたも娘と今回は元妻のために頑張ります。
でも、今回の敵が、前回娘を拉致した犯罪者、ブライアンが徹底的にやっつけて殺してしまった首謀者の父親という設定。
悪人にも、父親はいるのよねー。
そういう理性的な見せ方をしてしまったところが、この映画の敗因じゃないかなあ?
何事にも、原因があって結果がある。
悪人の父親自身も悪人なんだから、やっつけちゃったら終わり、とは思えなかった。
娘には原因があるとはいえ、罪のない元妻が酷い目に遭うのも辛かったし。
これは、なかなか複雑な気分が残る映画でした。
アクションなのに、すかっとしなかったです。