Kappa-Jiiya の 水泳日記

ジャパンマスターズ、世界マスターズ上位入賞を目指して。

北陸地震と輪島塗

2007年03月26日 | スポーツ
19/3/26
今日の練習
場所:MRPプール
時間:15:00-16:30
up:400.kick:50x10=500.pull:200.scull:200.Bcpull:200.swim:200.int:10min.swim:100x6=600.down:200.total=2500.

天気は最高、プールはがら空き。水温30度、室温35度。暑すぎる。
いつもの様に足と腕の強化をやる。

北陸地震があった。家屋の崩壊、がけ崩れや地割れによる道路の決壊、などがものすごい災害の有様を伝えている。
火事が出なかったのが不幸中の幸いであった。
テレビでもその被害を伝えているが、年寄りばかりが目立つ。
災害は何時起こるかわからない。
我々年寄りは何時も対処の方法を考えておかなければと思った。

12年前の5月に金沢・能登方面を旅行した。
輪島塗の店や漆器の美術館などを見学したのを思い出している。
その時、美術館には秋田藩佐竹家の婚礼(安政3年1856)に用いられた漆器の調度品が企画展示されていた。
この婚礼は四国宇和島伊達家が秋田佐竹家の娘を娶る際のもので、これらの調度品は佐竹家の財政が傾くほどの豪華なものであったと伝えられている。
中でもお姫様を乗せたと伝えられる、漆に金蒔絵の駕籠は実に壮観なものだ。
また調度品のそれぞれに秋田藩の紋章がついているのでことさら興味深かった。
さらにその後、4年前の6月に四国旅行の際、宇和島の歴史美術館で同じ駕籠が展示されているのを見た。
だから今回の地震には遭っていない筈だ。

さて、駕籠で思い出すが、秋田の天徳寺は佐竹藩の菩提寺で、ここには高知の山内家の娘が秋田の佐竹家に嫁いだ時の駕籠が展示されている。でも、それはさほど豪華なものではなかった。
これらの駕籠は秋田から宇和島まで行ったわけではなく、また高知から秋田までお嫁さんを乗せていったわけではない。
江戸の秋田屋敷から宇和島屋敷まで、また江戸の山内屋敷から佐竹屋敷までの間で用いられたものであろう。その後、それぞれの故郷に持ち帰って飾られただけのことだ。


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