新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」でサイバー・フィジカル研究拠点間連携による革新的ドローンAI技術の研究開発プロジェクトに取り組んでいるが、今回、物流分野での実証実験を担当するNEDO、東京大学、イームズロボティクスは、佐川急便の協力のもと、「自律運航AI」を搭載したドローン(AIドローン)を用いて荷物を配送する実証実験を実施した。
同実証では、ドローンに搭載したAIが飛行中に人を検出した場合に自動で一旦停止し、人がいなくなれば自動的に飛行を再開する機能や、地上の人や建物への衝突リスクが低い飛行ルートを自動で生成する機能を確認した。
また、荷物配送を終えた復路では、AIドローンが地理空間情報から住宅や道路などのリスクの高いエリアを判別することにより、柚木公会堂からの飛行前にリスクの高いエリアを回避する最適なルートを生成したことを確認した。その後AIドローンは飛行ルート通りに佐川急便相馬営業所まで約7分で飛行した。
同プロジェクトでNEDO、東京大学、イームズロボティクスは、佐川急便ほかの協力のもと、2022年12月をめどに予定されているレベル4実現に向け、同実証実験で得た知見を基に、南相馬市などでさらなる飛行実績を蓄積するとともに、安全な飛行技術の研究開発を進める。これにより、レベル4環境下の物流現場でAIドローンが利用される社会を目指す。<新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)>
同実証では、ドローンに搭載したAIが飛行中に人を検出した場合に自動で一旦停止し、人がいなくなれば自動的に飛行を再開する機能や、地上の人や建物への衝突リスクが低い飛行ルートを自動で生成する機能を確認した。
また、荷物配送を終えた復路では、AIドローンが地理空間情報から住宅や道路などのリスクの高いエリアを判別することにより、柚木公会堂からの飛行前にリスクの高いエリアを回避する最適なルートを生成したことを確認した。その後AIドローンは飛行ルート通りに佐川急便相馬営業所まで約7分で飛行した。
同プロジェクトでNEDO、東京大学、イームズロボティクスは、佐川急便ほかの協力のもと、2022年12月をめどに予定されているレベル4実現に向け、同実証実験で得た知見を基に、南相馬市などでさらなる飛行実績を蓄積するとともに、安全な飛行技術の研究開発を進める。これにより、レベル4環境下の物流現場でAIドローンが利用される社会を目指す。<新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)>