<新刊情報>
書名:量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―
著者:マンジット・クマール
訳者:青木 薫
発行:新潮社
世界の根源には何がある? 量子の謎に挑んだ天才物理学者たちの100年史。20世紀に生まれた量子論は、ニュートン以来の古典的な世界像をどう書き換えたのか。アインシュタイン、ボーア、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガー……彼ら「偉大なる頭脳」たちが火花を散らした量子革命100年の流れを、豊富な逸話をまじえ、舌を巻く物語術で描き切る驚異のポピュラー・サイエンス!著者のマンジット・クマールは、ロンドン在住のサイエンス・ライター。物理学と哲学の学位を取得し、アートとサイエンスを扱う異色の学際雑誌「Prometheus(プロメテウス)」創刊編集長を務める。共著に「Science and the Retreat from Reason」、編著に「Physics2001」などがある。本書はAmazon.comの2010年科学書ベストテン(Top Ten Science Books for 2010)にも選ばれた。(新潮社の紹介文より)