“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「意識はどこから生まれてくるのか」(マーク・ソームズ著/青土社)

2021-09-13 09:34:34 |    生物・医学



<新刊情報>



書名:意識はどこから生まれてくるのか

著者:マーク・ソームズ

訳者:岸本寛史、佐渡忠洋

発行:青土社

 意識はどこから生まれてくるのだろうか。現在の神経科学が前提としている「意識は大脳皮質から生まれる」という前提が誤っていることを指摘し、客観的な研究と臨床からの主観的な報告の両方を対等に尊重していくという方法論によって、意識がどこから生まれてくるのかをという難問に挑む。神経心理学者であり、精神分析家でのある著者が、これまでの自身の研究の歩みをまとめながら、意識の謎を解明した注目の書。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

2021-09-13 09:33:49 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




プロジェクトX  挑戦者たち 4Kリストア版  NHK‐BSプレミアム  毎週火曜日 午後9時~9時45分 


9月14日(火) 薬師寺 幻の金堂・ゼロからの挑戦

 薬師寺・金堂は、昭和51年に5年の歳月をかけて完成した昭和最大級の木造建築物。戦国時代に焼失後は仮の建物だったため、再建は長年の悲願だった。わずかな資料をもとに400年前の姿を復元する難工事。その総指揮をとったのは「鬼」と言われた宮大工・西岡常一だった。全国から集まった若い大工たちをまとめて再建に挑む。彼らの多くが民家の仕事しか経験がなかったが、西岡は一つ一つ役割を与え、金堂をよみがえらせていく。

司会:国井雅比古、久保純子

語り:田口トモロヲ


コズミック フロント  NHK‐BSプレミアム  毎週木曜日 午後10時~11時00分

9月16日(木) 極地大冒険氷から見える地球史 後編(選)

 北極と南極を壮大なスケールで大冒険。氷の世界から知られざる地球史をひもとく。温暖化が続く中、極地の氷はどうなるのか?人類が直面する未来とは?極地研究から迫る。


地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

9月18日(土) 驚異の生態!イカとタコの不思議

 3つの心臓と8本の足それぞれに脳を持つタコ。大きな目により、深海でも優れた視力を持つイカ。これら頭足類の生態は不思議がいっぱい。深海に生息するゴナタスオニキスは、9か月もの間食事をせず卵を抱え続ける。メジロダコは、海に沈んだココナッツの殻を隠れみのにして身を守る。中には、タコでもイカでもない種類のものも?!カメラが捉えたのは今まで見たことがない頭足類の驚くべき姿だった。


ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

9月12日(日) 人類を襲う歯の病気<午後12:00~12:30分>(再放送)
 
 食べ物を咀嚼したり、発声や表情など人の印象を決めたりする役割を担う“歯”。生物にとってとても重要な器官だが、人類は進化の過程で歯を獲得したことにより、“虫歯”と“歯周病”という病気に悩まされることになってしまった。そして現在も、未だに明確な原因が分からない難病も存在し、それに対する新たな治療技術が登場している。歯を獲得したことで始まった病気と治療の歴史を紐解きつつ、「歯」をめぐる最新研究と歯科治療の最前線に迫る。

主な取材先:今木 明(進化生物学研究所)
      森田 航(国立科学博物館)
      生田 図南(歯科医師)
      安藤 正実(歯科医師)


サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

9月19日(日) 被害ゼロを目指せ! 台風予測の最前線(アンコール放送)

 毎年のように台風に襲われ被害を受ける日本。進路の予測は向上したが、中心気圧や風速など「強度」の予測には課題がある。そこで研究者たちは航空機で台風の目の中に突入する直接観測に挑戦。予測の向上につながる気圧データの取得や、台風中心部の未知のメカニズムを発見するなど次々と成果を上げている。さらに将来の「スーパー台風」に備えて台風を人工的に制御しようという研究も。台風予測の最前線に迫る。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「蓄電デバイスの今後の展開と電解液の研究開発」(鳶島真一監修/シーエムシー出版)

2021-09-13 09:33:18 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:蓄電デバイスの今後の展開と電解液の研究開発<普及版>

監修:鳶島真一

発行:シーエムシー出版

 2014年刊「蓄電デバイスの今後の展開と電解液の研究開発」の普及版。 蓄電デバイスの高電圧化、大容量化、安全性の鍵を握る電解液について解説し、さまざまな蓄電デバイスの研究動向についても詳述している。
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