“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた」(山口 悟著/ベレ出版)

2020-03-03 09:32:02 |    化学

 

<新刊情報>

 

書名:身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた

著者:山口 悟

発行:ベレ出版

 身のまわりには、さまざまなものであふれている。それらを化学式で表わすと、素朴な疑問がスッキリ解決する。「うるち米ともち米の違いは?」「野菜はなぜ青臭いの?」「タマネギを切ると涙が出るのはなぜ?」「なぜ虫歯になるの?」「石鹸で汚れが落ちるのはなぜ?」「乾電池から電気が出るのはどうして?」。化学の視点で「なぜ?」を「なっとく!」に。ちょっと遠い存在の化学が、ちょっぴり身近に感じられる一冊。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2020-03-03 09:31:01 |    ◆TV番組◆

 

<テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT  毎週木曜日 午後10時~11時00分

3月5日(木) ザ・プラネッツ 破壊と創造の暴君 土星(選)

 土星は破滅的な事件を繰り返しながら、創造の歴史を歩んできた。土星は美しいリングで知られているが、このリングは、土星が持つ強力な重力が作り上げた、劇的な物理現象によってもたらされていた。さらに土星を回る衛星には生命がいる可能性があるという。最新科学探査によって明らかになった破壊と創造の歴史を高精細CGで描き出していく。シリーズ「ザ・プラネッツ」の4回目。

BS朝日  WILD NATURE 地球大紀行   毎週金曜日 午後9時~9時54分

3月6日、13日(金):休止

3月20日(金):最終回

3月20日(金) ローマ大発掘 悪徳の都 ポンペイ

 西暦79年、ベスビオ火山の噴火がポンペイを襲い、その後2000年近くもの間、街は灰の下にあった。人々の生活がそのまま残っているため、発掘が進むにつれて、「統制の取れた商業都市」というイメージを覆す事実が次々と発見されている。たとえば、頑丈な鍵やカンヌキ、警備員の詰め所に番犬…これは人々が、ただの泥棒対策ではなく、凶悪な犯罪組織から自らの財産と家族を守ろうとした証拠。研究者が注目したのは、近年発掘された大きな蔵。ひとつの部屋で重なり合う55体以上の遺骨。部屋の奥の集団は一切荷物を持っていないのに、扉の近くの人々は財宝を抱え込んでいた。なぜ、こうも貧富の差が大きい集団が同じ場所で命を落とすことになったのか?洗練されたローマ市民と、法に縛られない無法者が共存した“悪徳の都”ポンペイ。最期の瞬間まで、人々の営みは続いていた。

BSフジ  この国の行く末2~テクノロジーの進化とオープンイノベーション~  毎週土曜日 午後6時~6時30分

3月7日(土) 松本壮志(株式会社ALBERT 代表取締役社長兼CEO) 後編

 ALBERT(アルベルト)は、あらゆるデータに高度な分析力で挑み、独自のソリューションで、ビジネス課題の最適解を導く。ユーザーの課題に真摯に向き合い、データを分析する。AIアルゴリズムを構築し、実ビジネスに展開するためのシステムを開発する。

司会:北尾吉孝、竹内香苗

NHK‐Eテレ 地球ドラマチック   毎週土曜日 午後7時~7時44分

3月7日(土) 追跡!マッコウクジラの大家族

 深い海に生息しているため、詳しい生態は謎に包まれてきたマッコウクジラ。近年、インド洋である群れを追跡してきた研究者たちの最新研究により、驚きの事実が次々と明らかに。クジラたちの絆を強く感じさせる行動があるほか、グループの中で独自の役割分担があること、更に、互いに交流を図るために交わされる「コーダ」という独自のコミュニケーション方法も。クジラ・ファミリーの、神秘的な生態に迫る。(フランス2019年)

BSフジ ガリレオX 毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

3月8日(日) 盗む ! 脅威の生き物たち

 地球には様々な生き物が存在し、その中には私たちの想像を超える特殊な能力を身につけたものたちがいる。特筆すべきは、「盗む」という驚きの特殊能力だ。「盗む」というと一般的には、例えば自然界の音をコピーしたり、他の生物が確保した餌を盗み取るというような行動がイメージされる。しかし、そうしたイメージとは異なり、なんと光合成に必要な葉緑体を他の植物から盗み取る生き物や、自らを発光させるために必要なタンパク質を他の生物から奪ってしまう生き物がいるのだ。そんな、様々なものを盗み出す脅威の生き物たちに迫る。

主な取材先:萩原篤志(長崎大学)  
      大場裕一(中部大学)  
      遊佐陽一(奈良女子大学)  
      横浜・八景島シーパラダイス  
      葛西臨海水族園  海遊館

NHK‐Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00分

3月8日(日) 潜入“KAGRA”望遠鏡 天文学革命はじまる!(アンコール放送)

 日本の重力波望遠鏡「KAGRA」の稼動直前、特別な許可を得て内部を潜入取材した。地下深く、技術の粋を集めた装置の心臓部には、驚きの素材が使われている。じつは、KAGRAによる重力波の観測がはじまると、可視光、赤外線、電波などを観測している従来の望遠鏡が何倍も有効に使えるようになるという。キーワードは「マルチメッセンジャー天文学」。天文学に革命的な変化を与える、その理由とは?

出演:国立天文台 教授…渡部潤一

司会:小島瑠璃子、森田洋平

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「事例とベストプラクティス Python機械学習」(Yuxi (Hayden) Liu著/朝倉書店)

2020-03-03 09:29:41 |    人工知能(AI)

 

<新刊情報>

 

書名:事例とベストプラクティス Python機械学習~基本実装とscikit-learn/TensorFlow/PySpark活用~
 
著者:Yuxi (Hayden) Liu 

訳者:黒川利明 

発行:朝倉書店

 人工知能のための機械学習の基本、重要なアルゴリズムと技法、実用的なベストプラクティス。【例】テキストマイニング、教師あり学習によるオンライン広告クリックスルー予測、学習のスケールアップ(Spark)、回帰による株価予測。原著者から「日本の読者の皆さんへ」:「人工知能」という素晴らしい世界にようこそ。新技術を学ぶ最良の方法は、誰かのコードを学び、解をどのように考えたかを理解して使うことです。同書では、機械学習について実世界の問題を解くためのあらゆるステップについて私が考えたことを皆さんに伝えます。この中には大量の知識が皆さんに使われるのを待っています。ハッピーラーニングとハッピーコーディングを祈ります。

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