“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界の起源」(ルイス・ダートネル著、河出書房新社)

2020-03-04 09:25:56 |    宇宙・地球

 

<新刊情報>

 

書名:世界の起源~人類を決定づけた地球の歴史~

著者:ルイス・ダートネル 

訳者:東郷えりか

発行:河出書房新社

 気候変動やプレートテクトニクスなど、地球環境のダイナミックな変化が人類の歴史に及ぼした影響は計り知れない。地球の歴史と人類の営みの因果関係を注目の科学者が大きなスケールで描く。世界はなぜいまのようになったのか?壮大な地球の物語が、私たちとこの世界をつくった。世界的に大ヒットした「この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた」の著者ルイス・ダートネルによる待望の新刊。

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●科学技術ニュース●産総研、幅広いユーザーが利用可能な国内初のシリコンフォトニクスデバイスの研究開発試作体制を構築

2020-03-04 09:25:29 |    電気・電子工学

 産業技術総合研究所(産総研)電子光技術研究部門とTIA推進センターは、産総研で開発した世界最先端のシリコンフォトニクス技術を普及させるため、産総研以外の幅広いユーザーが利用可能な国内初のシリコンフォトニクスデバイスの試作体制を構築した。この試作体制は、加工精度に優れる300 mmウエハープロセスを利用した研究開発用公的シリコンフォトニクス試作体制としては世界で唯一である。

 技術面では、これまで産総研で独自に開発してきたシリコンフォトニクス技術を基にデバイス設計基本情報や標準デバイスメニューをまとめたプロセスデザインキット(PDK)を整備し、ユーザーによるデバイス設計を容易にした。

 また、運用面としては、産総研コンソーシアムであるシリコンフォトニクスコンソーシアムの活動の一環として、設計情報の集約や試作デバイスの分配などを行うユーザー窓口機能を設置し、利便性の良い試作体制を構築した。

 2019年10月には、コンソーシアムの参加企業や大学をユーザーとした1回目の相乗り試作を完了し、今回構築した研究開発試作体制の良好な機能が確認された。今後、国内外の民間企業・大学などに研究開発試作を幅広く提供し、開発技術の普及に努めていく。(「産業技術総合研究所」ウェブサイトより)

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「APIではじめる ディープラーニング・アプリケーション開発」(渡辺政彦、坂本 伸、森嶋晃介、柳澤伸紘、李 乃駒著/オーム社)

2020-03-04 09:25:00 |    人工知能(AI)

 

<新刊情報>

 

書名:APIではじめるディープラーニング・アプリケーション開発~Google Cloud API活用入門~ 

編者:キャッツ株式会社

著者:渡辺政彦、坂本 伸、森嶋晃介、柳澤伸紘、李 乃駒

発行:オーム社 

 同書は、API(Application Programming Interface:Webサービスの機能を外部から利用するためのインターフェース)を活用してディープラーニング・アプリケーション開発をはじめるための入門書。第1部でAPIおよびディープラーニングの原理と全体像を解説した後、第2部でAPIの実装について、そして第3部では、Google Cloud APIの基本的な活用シーンを解説。これからのエンジニアにとって必須の知識を、自ら手を動かして気軽に学べる。 

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