仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

古木ボールペンのできるまで (後編)

2008年08月04日 21時31分32秒 | 日記
大層に前、後編の二部構成になってしまいました。昨日の続きから。

最も重要な工程の穴あけ作業。最近は少なくなりましたが、最初の頃は30%(10本中3本)くらいこれで失敗してました。今でも横着するとてきめんに失敗します。あと、ドリルビットが切れなくなると失敗しやすくなるので定期的に研ぎます。

 

 先を細くしてグラインダーとサンダーで研磨。いくらナチュラルテイストが売りだといっても研磨が中途半端だと手抜きにしか見えないんですねこれが。とことんやるか全くやらないかどっちかです。
 
 
 ネームを入れてオイルをたっぷり染み込ませ、最後にウッドワックスで仕上げてできあがり。インク芯は普通より少し短め、10cmのを使ってます。もちろん交換可能です。
 自分で言うのもなんですが…けっこう手ェかかってます(笑)。