仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

椅子にセミ

2011年08月05日 22時40分26秒 | 生き物

 昨日は久しぶりの一木手づくり市でした。

このところちょっとマシだった暑さがすっかりぶり返し、木陰のブースでなおかつ日よけシートで保護していたにもかかわらず椅子の座板の合わせ目が少し開いてしまったのがありました。やはりこの時期の屋外イベントは厳しい。

 暑さのせいかお昼を過ぎるとお客さんのピークも過ぎ、のどかな雰囲気に。知り合いの出展者の方や夏休みで遊びに来ていた子どもたちなどが入れ替わりたち代わり遊びに来てくれたおかげで退屈せずに過ごせました。

 片付けのときにふと気づけば、椅子の脚にさっき頭の上でシャアシャア鳴いていたクマゼミが…。和紙で帽子や財布などを作っている斉藤さんによると「柿渋とオイルだけで仕上げているから落ち着いているんだろう。」とのこと。セミも落ち着いてとまってくれるなら木工屋冥利に尽きますが、連れて帰ってもうるさそうなので横のケヤキの木に移動願いました。

 暑い中、ご来店ありがとうございました。(セミも)

 ペレット町屋ヒノコさんに楽器アクセサリーを納品!お世話になります。こちらもありがとうございます!


烏骨鶏(うこっけい)―木漏れ日市♯2

2011年07月27日 00時09分10秒 | 生き物
 木漏れ日市の会場には、おそらく主催者の陶芸作家さんのものであろうアトリエがあります。そこで平飼いされていたのがこれ。「コケコッコー!」と威勢よく鬨の声をあげているのは聞こえていましたが、普通のニワトリではなく烏骨鶏でした。



 羽の色は白と黒がいますが、その名のとおり皮膚、骨、内臓に至るまで真っ黒らしい。足の指も普通のニワトリが4本なのに対して烏骨鶏は5本あるとか。ちょっとずつ変です。



 それにしてもヒナはふわふわのぬいぐるみみたいで可愛い!。

ミソサザイ?

2011年01月06日 20時10分49秒 | 生き物
 「バン!」という音がしたので見に行くとこいつが地面に転がっていました。玄関のガラス戸に激突したらしい。
 そーっと置いてやるとなんとか立っていますが、見るからにボーッとしている。脳震盪をおこしてちょっと意識もうろうという状態みたいです。



 白目をむいてるのかと思ったら、これは眼を閉じたところでした。鳥が眼をつむっているところなんか初めて見たような気がする。もう一つ初めて知ったことは、なんと、鳥のまぶたは下にある!下から上へまぶたが閉じてまた開きます。鳥のまぶたがどっちにあるかなんて考えたことなかったので新鮮な驚きでした。

 鳥に詳しいうちのおくさんが名前を調べてみたけどよくわからない。ミゾサザイというのに似てるけど、こいつは尻尾に模様がないし。

 しばらくして見にいったらいなかったので回復して飛んでいったのでしょう。よかったよかった。
 
 

迷彩色の蛾

2010年10月29日 21時04分30秒 | 生き物
 きれいな迷彩色の蛾を発見!黒と緑のグラデーションが粋です。
 図鑑を調べてみたけど名前がわからない。「メイサイガ」、「アーミーガ」、「コンバットガ」…。京都で見つかった新種なら「キョウトサンガ(京都産蛾)」。こんなとこでどうでしょう?

 予報によると明日は大荒れ。今のところ京都はうそのように平和です。出展できずに(あるいは出展途中で)撤退することもあるかもですがとにかく行くつもりです。もし状況が許すようなら晩秋の奈良へどうぞお越しください!

 「奈良公園AOZORAクラフト祭」
http://naraaozora.exblog.jp/

シロテンハナムグリ

2010年08月08日 20時42分09秒 | 生き物
 …という虫らしい。緑色に白い斑点がお洒落!おまけに体の縁取りから脚にかけての暗めの銅色がまた渋いです。

 やれ重いだのかさばるだの操作が面倒だのディスプレイの動きが遅いだの電池があっという間に無くなるだのその上出来栄えがコンパクトデジカメとたいして変わらないだのと罵詈雑言の限りを尽くしているようですが、購入以来ブログの写真はほぼすべてオリンパスE-10で撮っています。まさかこれほど使うことになるとは思わなかった。使うこと自体が楽しいし、何かもうコンデジでは写真を撮っているような気がしなくなっている。荷物になるのに高野山までわざわざ持って行くし、普段は乾燥剤入りの専用ケースに保管しているという有様です。欠かせない相棒になりつつある。
 とはいうもののやはりかさばるものはかさばります。ドラゴンボールのカプセル式になればいうことないのだが。

クモの子

2010年04月11日 20時33分19秒 | 生き物
 「クモの子を散らすように逃げる。」という例えはよく耳にしますが、実際にクモの子が散ってるところはあまり見ることはできない。これがそれです!
 卵からかえったばかりと思われる細かいモジョモジョがウヨウヨ、ゴソゴソと動き回ってます。生まれたばかりの赤ちゃんというものはたいてい可愛いもんですがこれは全く可愛くない。いや、1匹だけ見れば案外可愛いのかもしれないがこれだけ数が多いと気持ち悪い。



 アップで見たら確かにクモです。これが全部大きくなると思うとぞっとする。
 大きくなってもいいけど頼むから集まらないでくれ、と願うばかりです。

「まゆまろ」を見た!

2009年11月26日 20時06分56秒 | 生き物
21日、環境フェスティバルの会場でまゆまろを見ました!広報誌などでイラストは見たことあったのですが、本物は初めて。

 たしか、着物をはじめとした絹製品の振興のために一般公募されたデザインから選ばれたキャラクターで、蚕のまゆがモチーフだとか。
 実は僕はこのメトロン星人をほうふつとさせる不気味な容姿が大好きで、一度ご本人にお会いしたいものだと思っていました。(メトロン星人をご存知ない方は下記を参照してください↓)
http://hicbc.com/tv/max/contents/kaiju/20051210/20051210_1.htm

 近頃ゆるキャラがブームですが、このまゆまろは断じてゆるキャラではない。何か考えてるのかいないのかわからないあの目が妖怪好きにはたまらない魅力です。



 カメラを向けたらこっちを向いてポヨンポヨンと弾みながら近寄ってきた!思わず「うわあ!」と声が出そうになりました。あまりの怖さに写真がブレた…。遠くまで逃げてからそーっと見てみたらやっぱりいい。ふと、子供に取り入って地球侵略を目論んでるのかもしれない、と心配になりました。

 

「オオキンカメムシ」

2009年10月20日 20時40分23秒 | 生き物
 変なものを見つけました。熱帯雨林にいるような、やたら派手な色の虫。橙色に黒にピンク。子どもが塗り絵をしたような単純な原色で、しかもつやつやに光ってる。体長は3cm弱。けっこう大きめです。
 


 調べてみると「オオキンカメムシ」というらしい。その名のとおりカメムシの仲間です。特に外来種みたいなことも書いてないので元々日本のものらしい。しかしこのくっきりとした模様はいったい何事か。日本の特徴であるわびさび的なぼや~っとしたあいまいさが全くない。外敵から身を守ろうという意思も全く感じられない。いや、この色を見たら鳥も獣も避けるかもしれないから案外その意味で守れているのかもしれない。



 いずれにしろ、きれいです。

シロオビアオシャク (改め クロスジアオシャク)

2009年06月23日 20時49分20秒 | 生き物
 鮮やかな黄緑色の蛾を見つけました。図鑑で調べてみると「シロオビアオシャク」という「シャクガ」の仲間なんだそうです。そう言われても…という話なんですが、「シャクガ」の幼虫はいわゆるシャクトリムシだそうで、その親だから「尺蛾」ということなんでしょう。
 蛾というものはだいたいきれいなのが多いですが、この黄緑色は見事です。

(2017年9月12日、tubota様より「これはクロスジアオシャクではないか」、とのご指摘をいただき改めて調べてみたところ、確かにそうに違いない!という結論に達しました。いい加減な調べ方をしていたことを深く反省しました。ここに、お礼と共に訂正させていただきます。
tubota様、ありがとうございました!)




 顔もつぶらな瞳でなかなか可愛い。



百合とカエルとそのまぶた

2009年06月14日 21時00分02秒 | 生き物
 「日がな一日」とはこいつのためにあるような言葉です。
朝、もうすぐつぼみが出てくる百合の茎のてっぺんに鎮座している姿があんまりかわいかったので写真を撮ったら夕方見てもそのままでした。シャッターチャンスあり過ぎ。

 あらためて言うのもなんですが、目がでかい。見ているとこの目で時々まばたきします。そりゃーカエルもまばたきくらいするやろ、っちゅー話ですが、目がでかいだけあってまぶたもでかい。そのでかいまぶたがシュパッと閉じてまた開きます。なかなか小気味よいテンポでした。



 夕方の画像。本当です!