ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

事故原発処理は日本が最優先すべき課題

2016年12月17日 | Weblog

東京電力福島第一原発(事故原発)は、破壊状態で、放射性物質がどのような状態で存在するのかわからないまま、いまだに原発を密閉系に入れることができず、放射能漏洩が続いています。
放射性物質の多くは地下水に混じって海洋に流出し、希釈されているでしょう。
少量は大気に拡散しているでしょう。
事故原発周辺で放射能を測定すると、放射能に波が観測されるそうです。
大気中に拡散しているからだと思います。

再び大地震がおこったら事故原発はどうなるでしょうか。
日本が破滅するような放射能漏洩・汚染がおこる恐れがあります

ところが不可解なことに政府や東京電力の取り組みはまことにのんびりしたもので、放射能漏洩・汚染を全然恐れていないようです。
凍土壁をつくったが、これは地下水の流入流出を防ぐためのもので密閉系ではありません。
しかも地下水の流入流出を防げたとの報告はありません。

まったく対策を考えていないとは思いませんが、はっきりした成果もなく、時が流れています。
現状では大規模放射能漏洩・汚染がおこったら運命として被害を受けいれるしかないでしょう。

除染もいい加減なもので、微弱放射能については、放射能はこわくないと思って我慢せよと言われているようなものです。
放射能障害の発生は確率であり、もし障害が発生したら治療するしかないと考えているようです。

人々の方も放射能漏洩・汚染問題を考えることに疲れてしまったようで、考えないようにするか、東京オリンピックなど別のことを考えて不安を忘れるようにしています。

しかし、よくて今のまま、悪ければ大規模放射能漏洩・汚染に巻き込まれ、放射能地獄で苦しむことになります。
政府および東京電力は人命軽視と思います。
人々は政府が何とかしてくれると甘く考えているが、そんなしっかりした政府でしょうか。
人々が危険を認識し、総選挙で、事故原発問題にしっかり取り組む政治家・政党を選ばないと、被害は自分に来ると思います。

東京オリンピックに3兆円かけて施設を建設するなら、事故原発処理には6兆円かけてでも放射性物質閉じ込めを実現しなければなりません。


老人にとって町づくりは、豪華な観光旅行以上によき思い出になると思う

2016年12月13日 | Weblog

豪華列車や豪華客船で何日も観光旅行に行くことが金持ち老人の間で流行っていますが、自分の町はどうなっているでしょうか。
美しいのは自分の家と庭までということが多いのではないでしょうか。

自分の家と庭を美しくすることはいいことだと思います。
もうちょっと思考を広げて自分の町を美しくすると考えるともっといいのではないでしょうか。
別に自分の町を観光地にする必要はありませんが、「美しい町」にすることは人生を豊かにします。

街中の場合、庭づくりでも自分だけが楽しむ庭ではなく、道行く人も楽しめるように目隠しになっている生け垣などをやめ、道路に開かれた庭にすると町は大幅に美しくなります。

中には人から庭をのぞかれると心が落ち着かない人もいますからすべての人にそうせよとは言えませんが、何となく風潮で目隠しの生け垣などをつくってしまった人は思い切って目隠しを処分して道路から見ても美しい庭にすると、庭が広くなり、町が広々し、開放感のある雰囲気になります。

見通しがいいアルミニウムの柵が流行していますが、不思議なものでこの柵があるだけで道路と庭は隔離されます。
思い切ってアルミニウムの柵もやめてしまうと、本当に庭も町も広々とします。

私の家の斜め北側に老婦人一人暮らしの家があります。
私の部屋の窓から彼女の家や庭がよく見えます。
彼女は私の目を気にするどころか、私の目を遮る生け垣を全部除去してしまいました。
理由を聞くと、私が見張ってくれていると思うと安心だからと言います。
庭が丸見えの家は防犯効果もあるようです。

私の家の西側の家は今は空き家になっていますが、やはり庭が私の家から丸見えです。
昔の住人が生け垣をつくったのですが、半分以上が枯れてしまい、大きな隙間だらけです。
残った生け垣も枯れそうです。
かわりに草花が庭のへりに植えてあり、季節ごとにいろいろな花が咲きます。
私は借景を楽しんでいます。
ときどき所有者が来て庭の手入れをやっており、雑談しますが、彼はいっこうに囲いがないことを気にしません。
やはり、私が見張っている方が安心と思っているようです。

町の設備・施設等は行政が考えることと考える人が多いと思いますが、町の金持ち老人が寄付して「町づくり基金」をつくる方法があります。
町内会でよく相談して、優先順位をもうけて町づくりに使うと、「これぞ我がふるさと」と思える町をつくれるのではないでしょうか。


省エネルギー、新エネルギー分野に投資しよう

2016年12月10日 | Weblog

地球温暖化防止は世界的な流れになっています。
最新のニュースでは、日本時間12月11日にノーベル賞授賞式が開催されますが、授賞式に先立つ12月7日に14人のノーベル賞受賞者がノーベル財団に
公開レターを出し、ノーベル財団が化石燃料分野に投資することをやめるようにと求めたそうです。
すでに化石燃料分野への投資に反対する資本力のある機関は、世界で600機関に及んでいるそうです。

しかし、ややもすると日本は、炭酸ガス排出だけが温暖化の原因と考え、原発は望ましい発電技術と思いがちです。
少なくとも政府はそう思っています。
違います。

核分裂の連鎖反応によって発生するエネルギーは桁外れで、エネルギー利用効率をそれほど気にしなくても莫大な電気エネルギーを取り出すことができます。
その結果、原発は、火力発電よりエネルギー利用効率が低く、電気エネルギーとして取り出さなかったエネルギーは熱エネルギーとして海に放出されています。
これも海洋温暖化、地球温暖化の原因になっています。

その上、原発は非常に危険な放射性物質を増やします。
放射性物質を安全管理することは至難です。
地球への拡散は必然です。
放射線は遺伝子を書き換えるので非常に危険です。
プルトニウムは化学的にも猛毒です。

日本が目指すべきは脱火力+脱原子力です。
技術水準の高さを利用して、一段と省エネルギー、新エネルギーに注力すべきです。

火力については、いまだに都市ガスを利用していますが、政府も都市ガス会社も人々も省エネルギー思考が遅れています。
都市ガスを家で燃やすのは省エネルギーではありません。
最新の火力発電で電気にし、電気として家に配った方がまだ省エネルギーになります。
エネルギー利用効率が大幅に向上するからです。

私達はどうしても既存の設備・施設に引きずられて、最新技術への投資を怠ります。
住宅そのもの、住宅にあるエネルギー利用機器も古いものはエネルギーを食うものが多いと思います。

今時、投資というと株式投資になってしまいますが、住宅や、住宅にあるエネルギー利用機器に投資することはもっと大事と思います。


オートレースやモトクロスやドリフト走行

2016年12月05日 | Weblog

高度と言うか危険と言うか、オートレースとかモトクロスとかドリフト走行とかいうオートバイや自動車の運転が若者の間で人気がありますが、それ専用の場所で楽しむならまだいいのですが、一般道や一般の広場でやられるとうるさいし、危険だし、迷惑です。
専用の場所でも負傷者、さらには死者が出ます。
最近もドリフト走行で自動車の車輪がはずれ、はずれた車輪が近くにいた人に当たって死んだそうです。

私の町には、モトクロスに使えるようなオートバイに乗っている若者が一人いて、街中の道路で、急加速し、高速で走り、急停止する運転をやっています。
当たられるとこわいので思わず身を道路の端に引きます。
注意するどころではありません。
あっと言う間に遠くに去って行きます。
重大な事故をおこして、誰かを、あるいは自分を不幸にする恐れが大きいと思います。

昔近所にオートバイ好きの青年がいました。
乱暴な運転をやっているとは聞いたことがありませんが、交通事故で亡くなりました。
やはり昔の話ですが、私の娘(高校生)が学校から帰る途中、街中で若い人が運転していたオートバイに衝突されて負傷しました。

これも昔の話ですが、近所の十字路で、私の見ている前でオートバイと右折する自動車が衝突してオートバイに乗っていた若者が宙高く10mほど飛び、重傷を負いました。
自動車の右折が悪いのですが、オートバイも速度の出しすぎでした。
この近所の十字路は魔の十字路と呼ばれ、死者が多発しています。
街中にしては非常に広い道路で、比較的交通量が少ないので自動車やオートバイが高速で突っ切ったり、曲がっていくからです。

自動車やオートバイは便利な乗り物ですが、どうしても神業のような運転に挑戦する人が出、それを見た若者があこがれ、専用の場所ではなく、一般道や一般の広場でやってしまいます。専用の場所に行ってやるお金や時間がないからだそうです。


統合型リゾート(IR)は経済衰退の象徴のような気がする

2016年12月02日 | Weblog

カジノ、ホテル、商業施設などからなる統合型リゾート(IR)は、レクリエーション(健全娯楽)ではなく、消耗、中毒、破綻の性格が強いと思います。
IRで1人の人が使うお金は、通常のリゾートの数倍から数十倍になるでしょう。
大半の人は期待を裏切られ、大損して、意気消沈して帰って来るでしょう。
反省して、普通の事業・仕事に精を出すようになるなら結構ですが、一度IRを経験した人は、意気消沈から立ち直ると、またIRに行き、最後は破綻します。

大きなお金が動くので地方としては税収を上げるのに有効です。
カジノそのものは欲望が渦巻いていますが、カジノで有名なラスベガスは、カジノから離れたところでは市民の生活環境はいいようです。
日本で言うなら、競馬で有名な府中市の市街には美しい大きな公園や並木道があります。

しかし、IRがほしいと思う人が増えているということは、日本が経済的目標を失っている証拠だと思います。
経済が悪くなっているから、焦ってIRに手を出すのだと思います。
IRで日本経済がよくなることはないと思います。
悪くなる一方だと思います。

賭博としてはすでにパチンコ、競輪、競馬、競艇、宝くじ、スポーツくじなどがあり、人々は度外れたことはしない、問題が小さいことが実証されたと主張する人が多いと思いますが、日本では賭博病が静かに重くなりつつあると思います。
賭博病は成熟社会に観察される病気だと思います。
江戸時代末期、博打が盛んになり、博徒が輩出しました。

ところで私は子供の頃、町に初めてパチンコ店ができたとき、すぐお小遣いを使ってパチンコをやってみました。
運がよくて玉がたくさん出てキャラメルと交換しました。
しかし運が悪ければ損するだけと考え、二度と行かない決心をしました。
しかしパチンコは面白い遊びだと思ったので、斜めに置くパチンコを工作でつくり、かっちん玉を使って近所の子供達とよく遊びました。

パチンコに限らず、賭博は大半の人が損するので自分も損すると考えてやりません。
自転車、馬、船、スポーツは好きです。
しかし他人の勝負にお金をかけることはしません。
他人の勝負の観戦もしません。
自転車等は自分が楽しむものだと思っています。


息せき切って日本はどこへ行くか

2016年12月01日 | Weblog

オリンピックは世界のお祭りとして価値があると思います。
しかし種目が多くなりすぎていると思います。
引き受けた国・地方がお金がないと悲鳴を上げるようになりました。
それなら引き受けなければいいと思いますが、虚栄が強いのでしょう。
東京オリンピックの準備は3兆円ぐらいのお金がかかると言われています。
事業・仕事を受注し、お金をもらう方はいいのですが、お金を払う方は大変です。
つくった競技施設等の後利用がまた心配です。
赤字でしょう。

今後はある基準でスポーツの世界性を数値化し、上位10種目ぐらいで開催したらどうでしょうか。

東京オリンピックは、日本・東京が誘致し、IOCが日本・東京に任せましたから、放射能汚染問題、賄賂問題、競技会場問題があっても今さらほかに持って行けないということで日本・東京がやることになっています。
日本・東京に実行責任があります。
日本人・東京人は覚悟すべきです。

放射能汚染問題が心配ですが、これは世界に覚悟してもらうしかありません。
いくら安倍晋三総理が放射能漏洩・汚染はアンダーコントロールと言ったと言ってもIOCも世界も東京が微弱汚染地であることは承知しているでしょう。
今も事故原発で漏洩・汚染が続いていることも承知しているでしょう。

むしろIOCや世界がオリンピックを東京で開催することを認めたということで、放射能汚染は問題ないと日本政府が悪用することが心配です。
原発事故処理がますます遅れる恐れがあります。

オリンピックは戦争エネルギーをスポーツエネルギーに転換し、世界を平和にするためと言われてきましたが、人間は戦争もすればスポーツもやるようで、スポーツだけやるということになっていません。

ますます日本のやることが増え、お金もかかることになってしまいました。
日本はエネルギッシュです。
しかし日本は動き、動きすぎ、狂い、やがて破滅する恐れがあります。

あまりにも日本は息せき切って動きすぎではないでしょうか。
現在は、ちょっと動くのやめて、本当に日本に必要なものは何かとよく考えるべき時ではないでしょうか。
人々は政府に同調してうわつかないことが大切と思います。

(注)生活・生産環境を守れば人々に未来があります。資本家・事業家・仕事人にとっても放射能汚染のない環境は絶対必要です。
原発事故処理は政府、東京電力だけの問題とせず、人々も資本家・事業家・仕事人も自分の問題として考えるべきです。
チェルノブイリ原発(事故原発)は、G7の協力も受け、ヨーロッパ復興開発銀行が事故原発を鋼鉄製構造物で密閉しました。
放射性物質の閉じ込めがヨーロッパの生活・生産に絶対必要と考えたからです。