オーストラリア シドニーの住宅街にあるタウンハウス(2階建て長屋式の集合住宅)(シドニー在住の友人撮影)
大手住宅会社は耐震性、断熱性、防火性、安全性などに関する技術開発に力を入れていますから住宅の信頼性は高くなっていると思います。
しかし間取り、造作の自由度は乏しいと思います。
建築主の要望を曲げ会社の標準に合わせようとする傾向が強いと思います。
経験知識が豊富な棟梁が、よく知っている大工を指揮して家をつくるという伝統が会社になく、大工仕事が増えることを嫌うからでしょう。
また耐震性を考える場合は家具がおどることを防ぐため造り付け家具が重要です。
ところが選択できる造り付け家具が少ないと思います。
しかも高度技術住宅には不釣合いな貧相な造り付け家具しかないので驚きます。
つまり造り付け家具の開発は遅れていると思います。
住宅会社が用意している造り付け家具の中にいいものがない場合は無理して気に入らないものを付ける必要はないと思います。
後で家具屋に希望の家具をつくってもらって造り付けた方がいいと思います。
今使っている私の部屋の造り付け本箱と洋服ダンスは特注して作って付けてもらいました。
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