写真で見るとはっきりしませんが、急斜面を住宅が覆いつくしています。横浜では住環境に関する条例が甘く、住宅密集地化がどんどん進んでいます。市が住環境意識が乏しい上に防災意識が乏しいことが問題です。
うわさや町内会の回覧を見て町内会が12年度会長人事と住環境問題で異様な状態に陥っていることがわかりました。
町内会の役員は各班が当番制で班長を出し、班長達が互選で役員を決め、会長を出した班はもう1名当番制で班長を出すことが原則です。
しかし12年度の班長は全員会長になることを固辞し、何と高齢の会長なりたがり屋に会長になることを引き受けてもらったそうです。
問題の会長なりたがり屋は、自分が正しいと思いこんでいる非民主的な人で、町の人々に配慮せず、自分の考えで町内会を運営する傾向が強いそうです。
会長になる人がいないのだから、会長は好きなように町内会運営をやってもいいと考える人だそうです。
会議では自分一人でしゃべり続け、誰かが反対意見を言うとすぐ怒り出すそうです。
出席者は議論するのが嫌になり、お好きなようにとなってしまうそうです。
11年度の町内会長は原則どおり班長の中から互選された人です。
もしこの人が町内会のことを真剣に考える人であれば12年度についても班長の中から会長を互選するように新班長達を指導したでしょう。
しかし新班長達を説得できず、会長なりたがり屋がいるならその人にやらせればいいと考えたようです。
問題の会長なりたがり屋の登場を許してしまいました。
今、町は現在の住環境を保全しようと住環境問題検討委員会をつくって運動をやっている最中です。
ところが問題の会長なりたがり屋は住環境保全運動に反対している人です。
既存の法律で十分と考え、庭なし狭小住宅が増えるのは問題ないとしています。
しかし町の大半の人々は庭なし狭小住宅が増えることに反対しています。
住環境問題検討委員会は問題の会長なりたがり屋登場に苦慮しています。
対立は避けられないでしょう。
役員人事は町内会の総会で決まるので問題の会長なりたがり屋が会長に決まった訳ではありません。
しかし町内会長は市長や知事や総理とは違います。
無報酬のボランティアです。
あえて総会で町の人々が会長なりたがり屋が会長になることを阻止することはしないでしょう。
11年度は町内会役員とボランティアグループが協力して活動しましたので概して町内会活動は順調でした。
しかし12年度は悪い予感がします。
ボランティアグループが問題の会長なりたがり屋と衝突する場面が生じるでしょう。
お祭りでも防災活動でも住環境保全でも当番制の役員だけでは荷が重いと思います。
そこでボランティアグループが町内会に協力する仕組があるのですが、問題の会長なりたがり屋は、ボランティアグループは会長権限をおかすと言って排除するかもしれません。
小さな町なのに混沌とした世界の縮図です。
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