ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

消費主義は古典的発想

2009年03月18日 | Weblog


日本が国単位で経済力を競争することは無理があります。
人口を考えれば中国が日本を追い抜くことは問題ありません。
問題は人々が幸福に生きているかです。

日本では年々政治が悪化しています。
中央政府も地方政府も借金に苦しむようになったからです。
特に経済成長が止まり、横這いになってから政府の借金が急速に増えています。

政府が借金してお金を使えば景気が回復して経済成長するなどと考えるからです。
しかし日本ではこのようなことは起こりません。
日本は、経済はよくて横這い、縮小して普通という条件下にあるからです。

昔の経済成長時代を忘れることができない政府は、バブルを容認してまでかね回りをよくしました。
しかしこの方法は、必然的にバブルの破裂が来ますから非常に危険な方法です。
今回のバブル破裂で結局政府の借金問題はさらに大きくなり、無利子無相続税の国債発行や政府紙幣の発行を検討するまでになりました。

経済成長を求め無理な方法を繰り返して経済の大波をつくるより、当面経済が縮小してでも、すぐ収益が上がらなくても、将来有望な人材、技術、産業開発に投資することで経済の大波を防ぐことができると思います。

元気な消費が経済を回復すると言いますが古典的な発想です。
これからは、これはいいと思ってもすぐ買ってはいけないと思います。
本当に必要か、長く使うかとよく考えるべきです。
環境問題、資源問題が深刻だからです。

消費が減り、生産が減ると仕事が減ります。
生活にゆとりが戻ってくると思います。
自分のことだけでなく、家のことや町のことを考えるゆとりを持てるかもしれません。

残る問題は、生きるのに必要なもの・サービスを利用できないような人を減らす社会の仕組づくりです。

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