ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内会が「町のボランティア」殺し

2018年08月07日 | Weblog
10年以上前のことと思いますが、ササ茫々になった町中(まちなか)の公園を放置できず、ササどりを始めた公園ボランティアがいました。
すると町内会長の名前で書状が届き、ササどりをやめるようにと言ってきました。
公園ボランティアは町内会に失望し、町内会を脱会し、二度と公園の美化に手を出しませんでした。
 
私は5年前から運動で公園の広場を使うようになり、公園がササ茫々であることは問題と思いました。
町内会長が会長になっている公園愛護会があり、月1回ぐらいのペースで町内会の班が当番制で公園掃除をやっていましたが、掃除の内容はほうきではく程度で、雑草どりをやっていませんでした。
公園愛護会の会員は班長で、班による当番制の公園掃除を担当していました。
公園愛護会には公園ボランティアはいませんでした。
町内会は班による当番制の公園掃除でいいと考えていました。
 
私はまず広場の雑草どりを始めました。
町内会は何も言いませんでした。
すると別の町の人が現れてツツジの植込みの中に繁茂しているササどりを始めました。
私達はお互いに励まし合ってササどりを続けました。
 
すると公園の近くに住んでいるある人が現れて、ササどりをやめるようにと言ってきました。
私達はササどりの必要性を主張して続けました。
するとササどり反対者は町内会に訴えました。
 
町内会の役員が来て、私達にササどりをやめるようにと言いました。
私達は役員に反論し、やめないと言いました。
 
町内会長は、困って、私達を押さえ込むため、公園の周囲の家の人を集めてササどり問題を議論する会議を開きました。
ササどり反対者はなぜか会議には現れず、その両隣の人が出席してササどり反対と主張しました。
いろいろな草が公園に繁茂するのは自然でいい、自然の花が公園に咲くことは子供達のためになると言いました。
私達はまちなかの公園は自然公園とは違う、ササは公園を荒らすと主張してササどりをやめないと主張しました。
町内会長はその会議では結論を出しませんでした。
私達の強い姿勢に負け、それ以上動けなくなってしまったようです。
 
私達はササどりを続けました。
ササどり反対者は公園を管理している土木事務所に書状を出して、私達にササどりをやめるように言ってほしいと訴えました。
土木事務所は、町内会の問題であるから町内会で検討してほしいと町内会に言ってきました。
町内会は私達に反対者の書状のコピーと土木事務所の意向を伝えただけで後は何もしませんでした。
書状の中には土木事務所がやめさせないなら裁判をおこすと書いてありました。
 
私達はササどりを続けました。
ササどり反対者は裁判をおこすことなく、黙ってしまいました。
こうして公園のササはすべて処分することに成功しました。
 
時が流れて町内会長が代わり、公園愛護会長(町内会長兼務)が代わると、何と公園愛護会長は公園倉庫の鍵を私達に渡し、公園掃除の道具を自由に使ってくださいと言ってきました。
公園ボランティアが増え、エンジン付き草刈り機をつかって公園の雑草を刈るようなこともしています。
 
ところが今年また公園愛護会長が代わり、私のところに来て、公園ボランティアを否定するようなことを言いました。
原因は、私が道路の公園側をごみ置き場にしているある場所について粗大ごみが回収されないまま、1か月ぐらい公園のへりに置きっぱなしになっていることを問題にし、その場所の利用者に粗大ごみを処置せず、公園のへりに置きっぱなしにしていることは問題と言ったことが、町内会の役員会で問題になり、公園ボランティアは生意気ということになり、公園愛護会長が私のところに叱りにきた次第です。
公園倉庫の鍵を返せとは言いませんでしたが、終始おっかない顔をして、公園ボランティアは迷惑だと言わんばかりでした。
 
つまり、町内会は、町のボランティアが活動して、町の誰かが感情を害することがあると町の調和を乱したという理由で町のボランティアを押さえることがあります。
公園ボランティア活動を例にしてお話ししましたが、町内会役員と町のボランティアは感情的な対立がおこりやすいことが原因です。


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