ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

経済が縮小しても日本は駄目にならない

2011年06月06日 | Weblog


経済が縮小すると日本は駄目になると思い込んでいる人が多いのですが、このような思い込みが無理をする原因になります。

私の家庭経済は私の歳とともに大幅に小さくなりました。
ところが私の家庭は駄目になっていません。
子供達が独立し、夫婦二人の家庭になりましたから家庭経済が縮小したことは当然です。

もし私が、経済成長しないと家庭が駄目になると思い込んでいたら老人になっても一生懸命働き、疲れ切って早死にするでしょう。
馬鹿馬鹿しいことです。

日本は人口が減ります。
しかも老人割合が増えます。
経済縮小は当然です。

日本は無理をしています。
安全を無視して原発で安い電力を供給し、生産を増やし、経済成長したいと思うから原発事故を起こしてしまいます。

今回の東京電力福島第一原発の事故は日本に無理をするなと教えていると解釈すべきです。
経済が縮小しても別に日本は駄目になりません。
反対に無理して危険原発の稼動を続けていると原発事故が続き、それこそ放射能で日本が駄目になります。

ところで政府ですが、政治の合理化、近代化、重点化を全然行いません。
いまだに非常に無駄使いが多い状態です。
無駄使いが多いから経済成長が必要、増税が必要ということになります。
しかし人口が減り、老人が増えるのにどうやって経済成長し、増税するのでしょうか。
経済成長も増税も空論です。

自民党も駄目、民主党も駄目となると、私達はどうすればいいでしょうか。
無駄使いの多い政府を温存しておいても無駄使いが増えるだけです。
衆議院選挙では政治の合理化、近代化、重点化に消極的な政治家には投票してはいけません。

最早政党で選ぶことは愚かなことです。
人で選ぶべきです。
政策なき政争を行う政党は人々のためになりません。

地方分権は有効と思います。
借金や増税を押さえ、さらに国税の割合を減らすことによって政治の合理化、近代化、重点化を政府に迫るのが一番いいと思います。
一時的な行政サービスの劣化を覚悟して政府改造を求めないと人々は政府に食われます。


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