12月22日沖縄島北部(国頭村、東村)にあったアメリカ軍北部訓練場(75㎢)のうち40㎢が日本に返還されました。
返還されたという意味は、これまで占領されていたということです。
在日アメリカ軍は、本来、アメリカの世界戦略のために置かれています。
在日アメリカ軍があると日本の防衛にも有用ということで日本はアメリカの占領を容認してきました。
しかし日本の防衛のために本当にアメリカ軍が必要というなら、アメリカ軍には自衛隊基地を利用してもらえばいいと思います。
治外法権の占領地を残す必要はありません。
沖縄県は北部訓練場の一部返還を単純に喜んでいません。
当然と思います。
一部返還の条件として北部訓練場の未返還地にヘリコプター着陸帯を移設したからです。
依然としてアメリカは未返還地をジャングル戦の訓練場として使い続けます。
移設されたヘリコプター着陸帯が県民の町に近くなったということで沖縄県は非常に迷惑と返還を批判しています。
ジャングル戦は日本の防衛を考えたものではないと思います。
また、例の飛行・離着陸事故で有名なオスプレイを使った訓練が行われます。
菅義偉内閣官房長官は、オスプレイには町の上空を避けたルートを飛んでもらうようにしたいと述べていますが、アメリカは日本の言うことを聞くでしょうか。
安倍晋三内閣はもっと真剣に日本の自由と独立(普通の国としての尊厳)を重視し、治外法権となっている在日アメリ軍基地をなくすべきです。
アメリカとの同盟うんぬんでアメリカ軍が自衛隊基地を利用するのはまだいいのですが、日本に未だにアメリカの占領地が残っているということは大問題です。
日本の独立と自由がアメリカによって犯されています。
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