ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

老人GBチームが弱い理由

2023年07月11日 | Weblog
GBをやる老人はGBがチームプレーであることを頭では知っています。しかし老人は人からあれこれ言われることを嫌います。自分が打撃下手、作戦下手とわかっていても、主将から打撃を指示されることを嫌います。つまり体はまるでGBが個人プレーであるかのように動きたがります。

この傾向はGB歴の長短関係ありません。GB新人でも老人は自分勝手になりがちです。主将指示を上の空で聞きながら自分が打ちたいと思ったように打ちます。GB歴が長い人は、あえて主将の指示を無視し、自分が打ちたいように打ちます。

これではGBはチームプレーになりません。弱いチームになります。

老人でGBが上手になる人は、不愉快に思いながらも忍耐してまずは従い、よく考え、冷静に主将の打撃指示を評価できる経験知識を持ちたいと努力します。感情的に主将の指示を無視する姿勢はチームプレーとしては致命傷です。

区GB連合の前会長は、長年の経験から、老人GBチームは人間関係が悪くなると述懐していました。主将格にとやかく言われて不愉快になる老人が多かったからです。

区で一番GBが上手と言われている人のチームはチーム崩壊をおこし、今はメンバーは二人しかいません。主将格が試合でも練習試合でも怒鳴り続けているからです。この人はわがチ―ムの練習試合にも、私が呼んでいないのに毎週1回来て、呶鳴っていました。わがチームの新人と大喧嘩になったので、私は、GB上手と尊敬し彼の打撃指導は有効と思いつつも、彼が来ることを遠慮してもらいました。

区にメンバーが多いチームが二つあります。全国大会に出る目的は弱く、リーダーは、老人の親睦に重点を置き、競技規則は守っていますが、GB上手は威張らないようにしているようです。GB上手は、打撃や作戦を教えていると思いますが、言いすぎないようにしているのではないでしょうか。

私は、親睦も重要と思いますが、主将をやって大会で勝ちたいとも思う方なので試合でも練習試合でも打撃指示をしすぎで、仲間から、打ちたいように打たせたらと忠告を受けることがあります。指示しすぎを改めないといけないと思っています。

打撃指示を求められたら指示する、私が打撃するとき、何番がここにあるとよかったんだがと1回ボソッと言って、現状で最善と思う打撃をし、私はよく打撃練習をし、作戦を考えていると感じてもらえるように行動するなど、実験しようと思います。

GB上手になりたいと思っている人が、主将格の人が入ったチームと対戦するチームに入った時、実力を発揮します。勝つか、善戦します。主将格の人はその人をGB上手になったと思えば、主将格扱いするようになります。練習試合が面白くなるからです。

下手なチームと練習試合をすると、主将格の人は、どうしても、相手チームの人にまで打撃指示をしてしまうものです。下手で勝負にならないからです。言い過ぎになる恐れが大きいと思います。

区GB連合の老化・衰退が続いている

2023年07月11日 | Weblog
末期がんが原因で久しぶりに区GB連合の大会に参加したが、会員の老化、大会の衰退が顕著なので驚きました。

5人チームを編制できるチームが激減し、大会に出場するチームは出場しないチームから人を借りて出場しています。

昨日の大会では、あるチームが、メンバー一人が体調不良を訴えて家に帰ってしまい、メンバー不足になりました。すると大会執行部は、メンバー6人をそろえたわがチームに1名貸せと言ってきました。

親睦的な大会で、わがチームは、連合会員ではない人を3名も出場させていたので不愉快でしたが、我慢して、1名貸しました。

前連合会長が、メンバー不足になったチームは不戦負けでいい、体調不良になりそうなメンバーがいる場合はチームは最初から補欠を用意すべきだと大声で言っていましたが、執行部は無視しました。

私は前連合会長の主張に賛成です。今回の大会は区の親睦大会でしたが、大会は大会で、勝負を競います。参加チームは勝つためにチームを編制したと思います。大会中に自分のメンバーを他チームに貸すなんて非常に不愉快なことです。

こういうことがないようにと私は執行部にお願いしておいたのですが、やはり執行部は約束違反を行いました。

区GB連合の衰退はとまっていません。日本GB連合はGBを老人のスポーツから全世代のスポーツにすべく、若者への普及を図っています。そこで私は区連合の執行部の若返りを図り、80代を一掃することに成功したのですが、70代の執行部は、安易保守で、全世代スポーツにする工夫努力をしていません。既存GB愛好老人の親睦会に堕しています。

この70代の執行部も一掃する必要があります。

大会出場メンバーをちゃんとそろえることができるGB部を育て、増やすことがだいいじです。当面、既存GB部の統合再編を進めたいと思います。2,3名の部が数多くある状態では、区連合執行部は、大会運営に苦しみます。

ところでわが部も高齢化で苦悩しています。現部員がGBをやっている限り、そのシステムが若い人向きになっていません。まず練習場がまちなかの公園で土日は使えません。部は老人会所属です。

前にも紹介しましたが、隣町のGB部は、土日も使えるGB専用コートをもっています。わが部が崩壊し、まだ私がGBをやれるようでしたら、この隣町のGB部に移籍し、若い人を発掘できないか工夫努力したいと思っています。

GBは国技にしてもいい将来性のあるスポーツと思います。日本GB連合の努力でかなり若者の間で普及してきたと思います。運動量、運動の激しさはありませんが、人々に普及しやすい条件をそなえた、やっても見ているだけでも興奮する場面が展開するスポーツです。

(注)打撃も作戦ももっとハイレベルになるといいと思います。神業のような打撃、見事な読みの作戦はスリリングで興奮します。見事な作戦は上手な打撃の上に成立します。