東京オリンピック開催は無理

菅義偉内閣はワクチン接種に全力を挙げていますが、7月までに老人すら接種が終わっているか見通しが得られていません。一番感染が多い20代はいつ接種を受けることができるのでしょうか。オリンピックにはワクチン接種は間に合いません。

変異株は感染力も病原性もより高いと言われており、とうとう地方まで感染拡大が顕著になってきました。日本はこれまで比較的感染率が低かったのですが、それだけにこれから感染が大問題になりそうです。

これまでは何とか根幹産業が機能し、生活の心配は少なかったのですが、ウイルス禍の悪影響がより多くの人々に広がると、生活困窮者が増えると思います。国や地方は、ウイルス対策（含ワクチン接種）と、感染者の隔離治療と、根幹産業の維持と、生活困窮者の救済に全力を注力すべきです。

実情を率直にIOCに伝えてオリンピック中止を早急に決めてもらった方がいいと思います。ウイルス禍の渦中でオリンピックを開催しても、あまりにもウイルス禍とオリンピックは不調和です。楽しいオリンピックにはなりません。菅総理が言ったように、日本がウイルスに勝ったらオリンピックを開催してもいいが、7月も8月も日本は対ウイルス戦では苦戦していると思います。