ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

世界は日本をよく観察している

2017年12月02日 | Weblog
11月24日、ベルリンに本部を置く国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB)は今年のショーン・マクブライド平和賞受賞式をバルセロナで開催し、アメリカ軍普天間飛行場の辺野古への移設に忍耐強く反対する「オール沖縄会議」に授与しました。
IPBは満場一致でこの授与を決めたそうです。
在沖縄アメリカ軍基地に反対し続けてきた不撓不屈の非暴力反対運動が高く評価されました。
世界は日本をよく観察していると思います。
 
翁長雄志沖縄県知事は、この受賞は沖縄県民にとって大きな励みになる、辺野古に新アメリカ軍飛行場を建設させないとの公約を実現するため不退転の決意で取り組むとのコメントを発表しました。
 
アメリカ政府も日本政府も、本当に普天間飛行場辺野古移設が必要かまじめに考えてほしいと思います。
アメリカ政府は辺野古移設を重視していません。
日本政府が辺野古に移設すると言っていると言います。
変な言い方です。
アメリカ軍からは辺野古新飛行場が必要という声が聞こえてきません。
辺野古移設を決めた日本政府は意地を張ってる感じです。
 
この移設問題だけでなく、世界の人々は近年の日本の軍事力重視の動きに不安を感じています。
これまでの平和的手段で対立や戦争の問題に取り組む姿勢を捨て、アメリカに倣って軍事力をもって取り組む方向に舵をきったことは世界の混乱を助長することになる恐れが大きいと思います。
軍事力は外交に有効と主張する人が増えていますが、アメリカ、ロシア、中国はその強大な軍事力のせいで世界から警戒され、対抗され、武装組織から攻撃まで受けるようになっていることを理解すべきです。
朝鮮(北)に至っては、核兵器・ミサイル保有国になって世界交流や、民生改善を犠牲にしてしまいました。
自ら鎖国してどうなるのでしょうか。
軍事力を重視すると、日本は、従軍慰安婦像を設置されるぐらいではすまなくなるでしょう。
 
アメリカと同盟して世界秩序を維持するという安倍晋三内閣の考えは実現しないばかりか、非常に危険な考えであることを日本の人々は悟るべきです。
人は平和主義者が多数派、国は平和主義国が多数派ということを認識すべきです。
軍事力の大きい国ばかり見つめていてはいけません。