ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

観光客も大事だが日本人が楽しめる町づくりが基本

2015年12月26日 | Weblog
中国人が日本に来て爆買いするのは不思議なことだと思っていました。
日本は物価が高く、中国は物価が安いと思っていたからです。
ところが中国は関税、日本の消費税に似ている税、日本の物品税に似ている税が非常に高く、日本製品は中国で買うより日本で買った方が半分近くになると聞いて驚きました。
それなら中国製を買えばいいのではないかと思いますが、やはり税がかかって高くなる上、品質に不安があるようです。

飛行機代がかかりますから、少量買うのでは利益が出ません。
そこで爆買いということになります。

日本のホテル・旅館、デパートなどの店は大喜びですが、中国政府は放置しないのではないでしょうか。
国内消費を改善するため何らかの手を打つと思います。

中国人の爆買いがやむと中国人観光客は減って日本の観光業は普通の状態に戻るでしょう。

日本の自然は美しいと思います。
観光客をもてなす態度もいいと思います。
日本らしい文化も豊富で異国情緒を感じてもらえると思います。

しかし町となると雑然としていて自然の美しさと調和していません。
別に観光客のために美しくする必要はありません。
日本人自身がもっと美しい町を重視し、楽しむようになるべきではないでしょうか。
ごみが散らかっていなくて清潔というのは素晴らしいことですが、町が狭苦しく、町並みが雑然としているのは、美観だけでなく、防災上もよくないことだと思います。

日本人は子供のときから美術を学びますが、大人になると美術を忘れ、けちけちして、家・店・事務所を建て、町の美観や安全性を考えなくなります。
大資本が高層建築をつくる場合でも、結局、町は高層建築が林立するだけの味わいのない町になります。

自然の美しさに合わせ、美しい家、美しい庭、美しい町をつくろうという思いが強くなるといいと思います。
資本家も経営者も同様で、町を美しくしようと考えながら店、事務所を建設するといいと思います。
けちけちして、店、事務所を建設するとそれに見合った収益しか上がらないのではないでしょうか。