八幡浜市の「明治橋」
今日(1月14日)久しぶり八幡浜市に行ってきた。
平成18年11月6日、秋山好古揮毫石碑の取材に行った時依頼である。
本日、八幡浜に行ったのは愛媛県で唯一現役の「下路式アーチ橋:明治橋」の写真を撮りに行った。
場所は、市内中心を流れる、新川(千丈川)に(大正町と古町)架かる鉄筋コンクート製の「下路式アーチ橋」で、現役の道路として使用されているものの中では全国で最も古い。
明治橋の完成は、昭和5年3月完成とある。
今年10月に土木学会の選奨土木遺産に認定された。
同橋はアーチの下に道路面が位置する構造で、アーチ上に道路面を作る上路式アーチ橋のほうが、施行コストが安いから、大正から昭和にかけて、下路橋は老朽化に伴いその姿を消して行った。
明治橋は昭和30年に新しい県道が出来るまでは、八幡浜市と西予市宇和町を結ぶ幹線道路の橋として賑わった。
橋のアーチを支える親柱はアールデコ様式で形作られており当時の職人気質を今も伝えている。
※是非設置を:今日見学に行ってみて「明治橋」の説明版がなくがっかりした。
全国で一番歴史のある、そして昨年土木学会の選奨土木遺産に認定された由緒ある建造物なのに早急に説明版の設置をしてほしい。・・八幡浜市役所職務怠慢
一般的にコンクリートの耐用年数は50年と言われている。
81歳の明治橋、これからも保守点検をしながら何時までも残してほしい、愛媛県の建造物遺産として。
参考:全国にある明治橋
岩手県の明治橋:盛岡市の北上川に架かる橋
奈良県の明治橋:奈良県生駒郡三郷町と北葛城郡王寺町にまたがる大和川に架かる橋
大阪府の明治橋:大阪市平野区の大和川に架かる橋
広島県の明治橋:広島県広島市の元安川に架かる橋
愛媛県の明治橋:愛媛県八幡浜市の千丈川に架かる橋 (土木学会選奨土木遺産)
大分県の明治橋:大分県臼杵市野津町にある橋(土木学会選奨土木遺産)
沖縄県の明治橋:沖縄県那覇市にある橋
明治橋の全景
行ってみると歴史のある下路式アーチ橋なのに説明版がなく、何の知識も無く唯漠然と見ると唯の橋・・説明版の設置があると橋の歴史がよく分かるのに、これも八幡浜市の大切な観光資源と思うが、何故説明版を設置しなのか!!
古町側からの明治橋
大正町側からの明治橋
大正町側に完成年月の銘板が橋柱に埋め込まれている
古町側の 橋柱に埋め込まれている、明治橋と完成年月の銘板
古町側の 橋柱に埋め込まれている、千丈川の銘板
大正町側の橋の袂に「二宮忠八の記念碑」あった
二宮忠八:、慶応2年6月9日に伊予国宇和郡八幡浜浦矢野町(現 愛媛県八幡浜市矢野町)出身の航空機研究者。陸軍従軍中の明治22年「飛行器」を考案。翌年にゴム動力による「模型飛行器」を製作、軍用として「飛行器」の実用化へ繋げる申請を軍へ二度行うも理解されず、以後独自に人間が乗ることのできる実機の開発を目指したが完成には至らなかった。なお「飛行器」とは忠八本人の命名によるもの。
明治橋からみた八幡浜港
八幡浜港に接岸している九州行きのフエリー・・後方の山には愛媛県の特産品「温州みかん」の畑
愛媛県西部の海の玄関、愛媛県と九州大分県を海上で結ぶ八幡浜港で接岸しているフェリー「オレンジ九州」は大分県臼杵市行き
愛媛県西部の海の玄関、八幡浜港で接岸しているフェリー「えひめ」は大分県別府市行き
また、八幡浜港はトロール漁船の基地として西日本最大の基地だった。最盛期には54隻のトロール漁船がいたが現在は10隻になっている。
今日(1月14日)久しぶり八幡浜市に行ってきた。
平成18年11月6日、秋山好古揮毫石碑の取材に行った時依頼である。
本日、八幡浜に行ったのは愛媛県で唯一現役の「下路式アーチ橋:明治橋」の写真を撮りに行った。
場所は、市内中心を流れる、新川(千丈川)に(大正町と古町)架かる鉄筋コンクート製の「下路式アーチ橋」で、現役の道路として使用されているものの中では全国で最も古い。
明治橋の完成は、昭和5年3月完成とある。
今年10月に土木学会の選奨土木遺産に認定された。
同橋はアーチの下に道路面が位置する構造で、アーチ上に道路面を作る上路式アーチ橋のほうが、施行コストが安いから、大正から昭和にかけて、下路橋は老朽化に伴いその姿を消して行った。
明治橋は昭和30年に新しい県道が出来るまでは、八幡浜市と西予市宇和町を結ぶ幹線道路の橋として賑わった。
橋のアーチを支える親柱はアールデコ様式で形作られており当時の職人気質を今も伝えている。
※是非設置を:今日見学に行ってみて「明治橋」の説明版がなくがっかりした。
全国で一番歴史のある、そして昨年土木学会の選奨土木遺産に認定された由緒ある建造物なのに早急に説明版の設置をしてほしい。・・八幡浜市役所職務怠慢
一般的にコンクリートの耐用年数は50年と言われている。
81歳の明治橋、これからも保守点検をしながら何時までも残してほしい、愛媛県の建造物遺産として。
参考:全国にある明治橋
岩手県の明治橋:盛岡市の北上川に架かる橋
奈良県の明治橋:奈良県生駒郡三郷町と北葛城郡王寺町にまたがる大和川に架かる橋
大阪府の明治橋:大阪市平野区の大和川に架かる橋
広島県の明治橋:広島県広島市の元安川に架かる橋
愛媛県の明治橋:愛媛県八幡浜市の千丈川に架かる橋 (土木学会選奨土木遺産)
大分県の明治橋:大分県臼杵市野津町にある橋(土木学会選奨土木遺産)
沖縄県の明治橋:沖縄県那覇市にある橋
明治橋の全景
行ってみると歴史のある下路式アーチ橋なのに説明版がなく、何の知識も無く唯漠然と見ると唯の橋・・説明版の設置があると橋の歴史がよく分かるのに、これも八幡浜市の大切な観光資源と思うが、何故説明版を設置しなのか!!
古町側からの明治橋
大正町側からの明治橋
大正町側に完成年月の銘板が橋柱に埋め込まれている
古町側の 橋柱に埋め込まれている、明治橋と完成年月の銘板
古町側の 橋柱に埋め込まれている、千丈川の銘板
大正町側の橋の袂に「二宮忠八の記念碑」あった
二宮忠八:、慶応2年6月9日に伊予国宇和郡八幡浜浦矢野町(現 愛媛県八幡浜市矢野町)出身の航空機研究者。陸軍従軍中の明治22年「飛行器」を考案。翌年にゴム動力による「模型飛行器」を製作、軍用として「飛行器」の実用化へ繋げる申請を軍へ二度行うも理解されず、以後独自に人間が乗ることのできる実機の開発を目指したが完成には至らなかった。なお「飛行器」とは忠八本人の命名によるもの。
明治橋からみた八幡浜港
八幡浜港に接岸している九州行きのフエリー・・後方の山には愛媛県の特産品「温州みかん」の畑
愛媛県西部の海の玄関、愛媛県と九州大分県を海上で結ぶ八幡浜港で接岸しているフェリー「オレンジ九州」は大分県臼杵市行き
愛媛県西部の海の玄関、八幡浜港で接岸しているフェリー「えひめ」は大分県別府市行き
また、八幡浜港はトロール漁船の基地として西日本最大の基地だった。最盛期には54隻のトロール漁船がいたが現在は10隻になっている。
懐かしい姉と語る八幡浜、絵に残したい。
高齢で行けません。