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松山市の三大夏祭りの一つ「鐘馗寺」祭り開催

2013年07月12日 | 伊予松山歴史散策
先日三越松山店で、聞いた言葉が、松山市の三大夏祭りの一つ「鐘馗寺」祭りが今年を最後に伝統の夏祭りを中止するとの声聞いた。最後の写真を撮っておこうと伺った。

松山市の三大夏祭りの一つ「鐘馗寺」祭は毎年7月11日・12日に開催されている。
もしかするとこの鐘馗さん夏祭りは今年が最後の夏祭りとなる事らしい。松山市の三大夏祭りの一つがなくなるとか?寂しさを感ずる。・・こんな想いを感じ写真を撮りに行った。
松山は、この祭りを境にして浴衣を着る衣替えとされてきた。
鐘馗寺は、全国でも珍しく鐘馗を本尊とするお寺で入り口には鐘馗さんの大きな石像がある。

鐘馗寺に行ってお世話人さんに今年が最後のお祭りですかと伺うと、以前その話はあったが伝統の夏祭りは今後も開催すると言われ一安心した。

鐘馗寺境内に鐘馗さんの由来の説明板がある。
宝亀3年(762年)、安養寺(現在の鐘馗寺)の前の古屋敷に夜な夜なお化けが出没するとの噂が立った。それを聞きつけた修行者が正体を見届けるべく屋敷で一夜を過ごした。すると、噂どおり怪しげな黒い影がスーッと壁に入っていった。その壁をよくよくみると鐘馗大神の御真影が貼られていた。そこで、その御真影を安養寺に移し、本尊として祀ることにした。その後は不思議なことにお化けは出なくなり、この地方に流行していた熱病も消え去った。以来、鐘馗大神は厄病除け、子供の守護神として親しまれている。
また、昭和29年(1954年)に、松山市御幸1丁目の浄土宗菩堤山不退寺に檀家は合併され、鐘馗寺と改称し、法事も葬式もしない単立寺院となった。
松山の鐘馗寺の 鐘は、かねへんに童となっている⇒京都では、かねへんに重、鍾と表記されるが、何か理由があるのか??


恒例の鐘馗さんで有名な松山3代夏祭りに一つが開催された。この時期は、毎年梅雨明け前で天候が不順、降雨のなか開催することがあるが、今年は7月8日に梅雨が明け好天の下開催された。


鐘馗寺の本尊は、鐘馗で全国でも珍しく、住職に聞くと関東(埼玉県か群馬県)にも在ると聞いてますが詳しくはわかりませんとの由・・兎に角2ヶ所しかない。
法事も葬式もしない単立寺院で檀家もないので夏祭り開催は大変(開催費用が)。


鐘馗寺の祭壇で、お参りの仕方は、神社風・お寺風どちらでもよろしとの事。


鐘馗寺のお堂の前にある花崗岩で造られた大きいな鐘馗さん・・日本一大きな石鐘馗さんでは??


午後5時から猛暑を乗切り無事夏を過ごす事が出来ますようにと、祈願して子供祈祷が行われた。


今年は、画像の津軽三味線家が特別演奏を披露。


午後6時30分から、津軽三味線を特別演奏が始まった。


堀尾親子が賞を貰った腕前を披露。
右、堀尾由謡さん、平成20年青森県津軽三味線全国大会シニア部門優勝
左、堀尾泰磨さん、平成23年青森県津軽三味線全国大会A部門優勝「仁太坊賞」受賞。
凄腕のお二人さん。


松山在住のカナダ人がアフリカの太鼓を持って友情演奏。大きな拍手があがった。


夕方7時すぎてからお参りの人びとが集まりだした。


鐘馗寺前の縁石に座り、可愛いちびっ子達が浴衣姿でお母さんに買ってもらった、欠き氷を美味しそうに食べていた。


沢山の露天も出店。


道路は、午後5時から10時まで車両通行止め。今日(7月12日)も開催。
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