秋山好古、秋山眞之、兄弟の初めてとなる生誕祭が令和3年3月20日秋山兄弟生誕地、武道場で開催された。
好古の生誕祭は、毎年生まれ月の1月7日前後の日曜日に開催していたが、今年は、新型コロナの関係で、秋山好古生誕祭は延期とし、眞之生誕祭と合同で内容は縮小し開催した。
秋山好古は、162年生誕祭・秋山眞之は、153年生誕祭となる。
秋山眞之生誕祭は毎年生まれ月の3月20日(春分の日)に開催しており今年は、兄、好古と合同の生誕祭として開催された。
秋山好古は、安政6年1月7日生まれで、桜田門外の変の前の年に生まれ、秋山眞之は、慶応4年3月20日生まれで、坂本龍馬が京都で亡くなった翌年に生まれ、
日本の時代が大きく揺れ動いた時世に生を受けた兄弟である。
画像は、愛媛県知事(代理)・松山市長(代理)のご臨席の下、関係者各位が出席して新型コロナ禍により、例年よりも規模を縮小して厳かに生誕祭が行われたその様子です。
秋山好古、生誕162年・秋山眞之、生誕153年生誕祭
記
1、日 時 令和 3年3月20日(春文の日)
午前 9時30分 開式
2、場 所 秋山兄弟生誕地 武道場
3、主催者挨拶 常盤同郷会理事長・山崎 薫
4、来賓 祝辞 愛媛県知事・松山市長
5、献 茶 伊豫売茶流天山会、家元
6、常盤同郷会受賞者スピーチ(松山市内高校生男女各1名)
7、献 奏 正派邦楽大師範箏・琴三絃「前谷雅貴社中」
8、奉納稽古 柔道部・合気道部
9、参 考 秋山好古誕生日・安政7年1月 7日
秋山眞之誕生日・慶応4年3月20日
伊予松山藩15万石の藩士、徒目付10石取り、秋山久敬の3男 と5男として誕生。
祭壇には、秋山好古・秋山眞之のカラー肖像画を飾りました。
なお、秋山兄弟のカラー肖像画についてはブログ最後に説明いたしておりますのでご一読下さい。
秋山好古、秋山眞之、合同生誕祭式次第です。
秋山好古、秋山眞之、合同生誕祭事務局で、画像右から「司会進行をする藤島常盤同郷理事、次に山崎常盤同郷理事長、左が、伊豫売茶流天山会、家元」の皆さんです。
縮小しての生誕祭会場でその参列者です。
松山東高等学校長・松山北高等学校長・松山中央高等学校長・新田青雲中等教育学校長・勝山中学校長・松山教育センター事務所長・日本ボーイスカウト愛媛県連盟長・ロシア兵墓地保存会会長・地元町内会長・常盤同郷理事、評議員等々の方々の参列を頂き厳粛に開催されました。
午前9時30分開式、秋山兄弟合同生誕祭式典で挨拶を述べる、公益財団法人常盤同郷会、
山崎薫 理事長です。
中村時広愛媛県知事が公務のため知事の代理で参列され中村知事の祝辞を代読される、
山中 美幸・愛媛県スポーツ文化局長です。
野志克仁、松山市長が公務のため市長の代理で参列され、野志市長の祝辞を代読される、
吉田 健二・坂の上の雲まちづくり部長です。
会場の武道場の戸は開けてコロナ蔓延防止対策として換気を良くして行いました。
献茶を行う、公益財団法人常盤同郷会、藤島理事と伊豫売茶流天山会、家元です。
令和3年度常盤同郷会賞を受賞した、愛媛県立松山中央高等学校を先日卒業した、野村 匠起君の受賞記念スピーチです。
同じく、令和3年度常盤同郷会賞を受賞した、新田青雲中等教育学校を先日卒業した安藤 優里奈さんの記念スピーチです。
献奏・正派邦楽大師範箏・琴三絃「前谷雅貴社中」。
献奏・正派邦楽大師範箏・琴演奏「前谷雅貴社中」。
秋山兄弟生誕地で錬成されている武道が柔道と合気道があり、その柔道部と合気道部の奉納稽古が披露されました。
この道場で技を磨き、大学、社会人と進み日本代表選手を輩出している歴史ある柔道部です。
最近、護身術として合気道に人気があり、時折外国から錬成にやって来ます。何でも道場の雰囲気が良いそうです。そしてこの道場にはいい指導者がいますから。
生誕祭に来られた方々が表の庭で懇談をされていました。
今年の秋山生誕地の染井吉野桜は開花が早く、3分咲きでしたが、式典終了後小雨となり桜の撮影が出来なかったです。
天候が良ければ青空を背景にいい桜鑑賞が出来ます。
秋山生誕地の染井吉野桜は旧市内(旧城下町)にある染井吉野桜としては一番大きく樹勢が強い染井吉野桜です。
さて、秋山兄弟のカラー仕立ての肖像画についてご説明します。
カラー仕立ての肖像画を作成されたのは、千葉県習志野市大久保にある、習志野騎兵連隊史跡保存会、会長・三橋正文氏が秋山好古生誕150年を記念して白黒写真を基にして、東京芸術大学を卒業された丸山浩司画伯に依頼し画伯がカラーで描かれた肖像画です。
そして弟の秋山眞之の肖像画もカラーで同時に作成されました。その複製で、本物は千葉県習志野市大久保商店街資料館に展示されています。
千葉県習志野騎兵連隊史跡保存会、顧問・三橋秀紀氏(左)から常盤同郷会専務理事、宇都宮良二氏に寄贈された秋山好古カラー肖像画です。
同時に秋山眞之のカラー肖像画も贈って頂きました。
この時、贈呈式には地元新聞社が取材に来て新聞に掲載されました。
日本には、習志野市大久保商店街展示資料館と松山市の秋山兄弟生誕地にしかない貴重なカラー肖像画です。
肖像画は、何時も武道場に掲示していますので是非ご覧下さい。
秋山兄弟カラー肖像画の贈呈についてマスコミの取材を受ける、習志野騎兵連隊史跡保存会顧問、三橋秀紀氏(真言宗豊山派薬師寺、住職)