EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

日本100名城を紀行して感じた事

2009年11月11日 | 伊予松山歴史散策
日本100名城を紀行して感じた事

私が城郭紀行をしだしてから46年になる。
最初は城郭のどの部分を見てみようという気持ちはまったく無く、ただ漠然とした気持ちで見ていた。

伊予松山城は別として、一番最初に訪れたのが熊本城であった。
昭和38年5月に熊本の親父の戦友宅を訪れた。開催中の熊本大博覧会が城内で開催中で此処を見学、城内が凄く広いと感じ、そして天守の壮大さに圧倒された。天守は、昭和35年開催の第15回国民体育大会熊大会を記念して外観復元されまだ真新しい天守だった。

平成15年から松山城観光ガイドをする事になり本格的に城郭紀行をはじめた。最初は現存12天守を行い、その後は私の好きな城郭、天守(天守が復元・復興・模擬がる)次は石垣が残っている、城門、櫓が現存している事を目標にして訪れている。城郭に入ると築城に関わった職人の匠の技に驚きそれに関わる費用の捻出が大変であっただろうと思いが馳せる。

平成19年6月2日から日本100名城スタンプラリーが開始され、此れ以降はスタンプ帳を持参して城郭紀行をしている。
そこで最近感じた事は、日本100名城に指定を受けた城の窓口に従事する職員の態度の悪さには閉口する、城の見学に来て頂き有難うという感じが全然無い、見せてやろう、100名城のスタンプを押させてやろう・・で、見てもらう、押してもらうという気持ちが無い・・持て成しの言葉を掛ける心配りがあれば気持ちのいい城郭めぐりが出来るのにと時々思う。・・私の思い上がりであろうか??

酷い所はスタンプの設置場所が休館日で押せない所がある。天守の無い城郭は殆どが文化施設に設置してあり、施設の殆どが月曜日が休館日である。最近は前もって連絡をして休館日のときのスタンプの設置状態を伺い城郭紀行をしている。
最後に初めて来たお城の愛好者の為に城内の案内板の設置を完備して頂きたい。出来てない城郭が多い。

画像は、平成16年7月16日に熊本城に行った時このような掲示板があった。本丸御殿の工事は未だしていなかった。城は行くたびごとに表情が違う不思議なものだ。



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