PB商品があらゆる分野で広がっています。スーパーやコンビニは利益率の
引き上げや集客の目玉にしています。一昔前はPB商品はNB(メーカー品)に
比べて同等の品質で価格が安い商品が大多数でしたが、セブン・イレブンは
値段は高くてもワンランク上の品質の商品に力を入れています。PBイコール
低価格商品だけではなくなってきました。
先頃、好決算を発表したABCマートも利益率の高いPB商品の売り上げ増が
大きな要因です。小売店無印良品を展開する良品計画も元祖PB商品を手が
ける代表的な小売業です。勿論もっとも有名な企業はSPAを日本に広めた
ファーストリテイリングでPB商品で利益率の高い収益構造を確立した代表で
す。
小売店が販売だけでなく製造の分野にまで領域を広げるPB商品はこれからも
多くの業態、企業に広がるでしょう。海外では世界最大の小売業ウォルマート
のPB商品の売り上げ規模は日本企業の何倍もの大きさです。小売業の競争
の激しさが多くの企業で差別化しやすいPB商品強化に走らせています。
PB商品vsNB商品のバトルは今後ますます激しくなります。NB商品を展開する
メーカーは最終的に商品開発力が強く、ブランド力のある企業が生き残り3番手
以下のメーカーは今後ますます生き残りが難しくなるでしょう。小売りが主導する
PB商品の拡大はあらゆる消費財メーカーの競争激化、再編を引き起こすでしょう。
またPB商品も開発力が有り規模の大きな小売業が有利な展開を進める一方
これといった特徴のない小売業のPB商品の競争力は落ちるでしょう。結局消費
者の支持を得られるかどうかでPB商品もNB商品も生き残れるかどうかが決ま
ってきます。PB商品も新たな競争のステージに突入したのかもしれません。
さて19日の東京市場はまさかの急落でした。改めて先物主導の相場の激しさを
思い知りました。10時過ぎに先物主導で400円近く急落したときには多くの市場
関係者は5月23日の暴落が頭の隅を横切ったことでしょう。もっとも今回は株式
市場は波乱の展開になりましたが、債券市場や為替市場は5月の時とは違い
落ち着いていました。選挙の結果で市場がどのような動きをするか予想は難しい
ですが22日に関しては大きな波乱はないのではないでしょうか。
もっとも個別銘柄では今回の急落で明暗が分かれました。インテルやマイクロソ
フト、IBMの決算が市場予想を下回ったことで半導体関連や電子部品株などは
軟調なまま終わりました。一方トヨタをはじめ自動車株やメガバンクや百貨店など
の小売株の一角は底堅い動きでした。個別銘柄ではこれから決算を控え益々
選別色が強くなりそうです。
明日の更新はお休みします。
また22日の更新は所用のため夕方近くになる予定です。
引き上げや集客の目玉にしています。一昔前はPB商品はNB(メーカー品)に
比べて同等の品質で価格が安い商品が大多数でしたが、セブン・イレブンは
値段は高くてもワンランク上の品質の商品に力を入れています。PBイコール
低価格商品だけではなくなってきました。
先頃、好決算を発表したABCマートも利益率の高いPB商品の売り上げ増が
大きな要因です。小売店無印良品を展開する良品計画も元祖PB商品を手が
ける代表的な小売業です。勿論もっとも有名な企業はSPAを日本に広めた
ファーストリテイリングでPB商品で利益率の高い収益構造を確立した代表で
す。
小売店が販売だけでなく製造の分野にまで領域を広げるPB商品はこれからも
多くの業態、企業に広がるでしょう。海外では世界最大の小売業ウォルマート
のPB商品の売り上げ規模は日本企業の何倍もの大きさです。小売業の競争
の激しさが多くの企業で差別化しやすいPB商品強化に走らせています。
PB商品vsNB商品のバトルは今後ますます激しくなります。NB商品を展開する
メーカーは最終的に商品開発力が強く、ブランド力のある企業が生き残り3番手
以下のメーカーは今後ますます生き残りが難しくなるでしょう。小売りが主導する
PB商品の拡大はあらゆる消費財メーカーの競争激化、再編を引き起こすでしょう。
またPB商品も開発力が有り規模の大きな小売業が有利な展開を進める一方
これといった特徴のない小売業のPB商品の競争力は落ちるでしょう。結局消費
者の支持を得られるかどうかでPB商品もNB商品も生き残れるかどうかが決ま
ってきます。PB商品も新たな競争のステージに突入したのかもしれません。
さて19日の東京市場はまさかの急落でした。改めて先物主導の相場の激しさを
思い知りました。10時過ぎに先物主導で400円近く急落したときには多くの市場
関係者は5月23日の暴落が頭の隅を横切ったことでしょう。もっとも今回は株式
市場は波乱の展開になりましたが、債券市場や為替市場は5月の時とは違い
落ち着いていました。選挙の結果で市場がどのような動きをするか予想は難しい
ですが22日に関しては大きな波乱はないのではないでしょうか。
もっとも個別銘柄では今回の急落で明暗が分かれました。インテルやマイクロソ
フト、IBMの決算が市場予想を下回ったことで半導体関連や電子部品株などは
軟調なまま終わりました。一方トヨタをはじめ自動車株やメガバンクや百貨店など
の小売株の一角は底堅い動きでした。個別銘柄ではこれから決算を控え益々
選別色が強くなりそうです。
明日の更新はお休みします。
また22日の更新は所用のため夕方近くになる予定です。
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