kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

カリスマ社長とその後継者

2012-02-11 08:59:46 | 日記
企業業績のV回復には立役者である社長の強力なリーダーシップが必要
です。原田社長なくしてここまで日本マドナルドの業績回復はなかったでし
ょう。競争激しい外食業界で独り勝ちに近い業績を達成していることから
原田マジックと呼んでいるようです。

このところカリスマ社長の後を継いだ社長たちが苦戦しています。
中村社長→大坪社長(パナソニック)町田社長→片山社長(シャープ)
西田社長→佐々木社長(東芝)山内社長→岩田社長(任天堂)
東日本大震災やタイ洪水それに円高や欧州財政危機など多分に不運な
状況は同情しますが環境が悪いなかでも業績を伸ばしている企業もあり
ます。大幅な最終赤字を計上した企業の中には外部要因だけでない構
造問題をこれらの企業が抱えている点を指摘する向きもあります。

外部環境が不透明な状況になればなるほど経営者の力量が試されます。
これら一流企業に勤務している社員たちはみな優秀でしょう。問題は会
社の持てる経営資源をどのように活用してどんな分野を伸ばしどんな分
野から撤退するのか経営者に求められる課題はたくさんあります。これ
らの企業が復活するのかこのまま低迷してしまうのかはひとえに経営者
の力量にかかっています。ここの企業が元気にならないと日本経済も沈
んだままです。

パナソニックやシャープの主力事業の液晶テレビも太陽電池それに携帯
電話もライバルは世界の強豪達です。この分野で勝ち残っていくには今
の事業規模で果たして太刀打ちできるのか、この際各社が同じような事
業のラインアップを止めて事業の再編が必要なのではないでしょうか。
もう国内首位だけでは世界では戦えません。すべてはリーダーの決断に
かかっています。

週明けの東京市場はNY安の影響で安寄りした後は揉み合いでしょうか
もっとも10日の市場では先物市場でのNY安をある程度織り込んで下が
ったこともあり下げても8900円の攻防でしょう。ここまで急ピッチで上昇
した自動車をはじめ主力株は目先日柄調整で物色は低材料株物色が主流
かもしれまん。

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