先週の東京市場は2日に27年ぶりの高値を更新、このまま今週も
上昇して終われるかという期待も高まりましたが、翌日から3営
業日続落しました。この間の下げ幅は487円と大きく結局週間ベ
ースでは337円の下落となりました。これまでの上昇ピッチが速
かったこともあり高値更新で取り敢えず目標達成感からの下げは
ある程度想定内だったでしょう。
9月中旬から一方的な株高への反動と言ってしまえばそれまでで
すがやはり短期筋の先物主導の相場は上げも下げも一方通行にな
り易いという傾向が今回も顕著でした。米国の長期金利の急騰が
米株の下げを誘発し米株の写真相場の日本株も下げるという展開
でしたが相場のリズムからして日米市場とも高値更新で高値警戒
感が広がるのも当然です。
今週下げ止まるかどうかは9月第4週に3770億円現物株を買い越し
た海外投資家が引き続き買い越し基調を続けるかどうかです。海
外投資家は第3週にも2770億円と比較的大きな額で買い越してい
ます。一旦買いに転じるとその後継続的に買い続ける傾向が強い
海外投資家です。勿論米国の長期金利の上昇が落ち着くなり投資
環境が整うことが買い越し基調定着の条件になります。
一足先に買い越しに転じた先物の売りを吸収するように現物での
買いが継続すれば年末にかけての株高期待はさらに膨らみます。
一方再び海外投資家の買いが鈍れば2万3000円程度までの調整は
避けられないかもしれません。
今回の下げが出遅れていた投資家の押し目買いのチャンスを与え
たことになるのか、それともミニ上昇相場の幕引きなのか。何し
ろ9月は例年株が下がりやすい月と言われながら今年は予想外の
大幅高だっただけに先を読み切れないところがあります。
決算期待が株高が戻るという見方もありますが、既に円安期待か
ら先取りして上昇した銘柄もあります、業績相場が不発に終わり
10末から11月初旬にかけてもう一度下値を試す展開があるのかも
しれません。もっとも米国の中間選挙が終れば結果はどうであれ
選挙という不透明要因が消えるので上昇相場に戻るという見方も
あります。
思い起こせばブレグジットでも米大統領選挙でも結果は悪い方に
なりましたが、相場はイベント通過で不透明要因が消え大きく上
昇しました。今回も中間選挙後年末にかけてラリーが起こる可能
性も捨てきれません。我慢の10月になれるのかどうか。答えは
1ケ月後にでます。
上昇して終われるかという期待も高まりましたが、翌日から3営
業日続落しました。この間の下げ幅は487円と大きく結局週間ベ
ースでは337円の下落となりました。これまでの上昇ピッチが速
かったこともあり高値更新で取り敢えず目標達成感からの下げは
ある程度想定内だったでしょう。
9月中旬から一方的な株高への反動と言ってしまえばそれまでで
すがやはり短期筋の先物主導の相場は上げも下げも一方通行にな
り易いという傾向が今回も顕著でした。米国の長期金利の急騰が
米株の下げを誘発し米株の写真相場の日本株も下げるという展開
でしたが相場のリズムからして日米市場とも高値更新で高値警戒
感が広がるのも当然です。
今週下げ止まるかどうかは9月第4週に3770億円現物株を買い越し
た海外投資家が引き続き買い越し基調を続けるかどうかです。海
外投資家は第3週にも2770億円と比較的大きな額で買い越してい
ます。一旦買いに転じるとその後継続的に買い続ける傾向が強い
海外投資家です。勿論米国の長期金利の上昇が落ち着くなり投資
環境が整うことが買い越し基調定着の条件になります。
一足先に買い越しに転じた先物の売りを吸収するように現物での
買いが継続すれば年末にかけての株高期待はさらに膨らみます。
一方再び海外投資家の買いが鈍れば2万3000円程度までの調整は
避けられないかもしれません。
今回の下げが出遅れていた投資家の押し目買いのチャンスを与え
たことになるのか、それともミニ上昇相場の幕引きなのか。何し
ろ9月は例年株が下がりやすい月と言われながら今年は予想外の
大幅高だっただけに先を読み切れないところがあります。
決算期待が株高が戻るという見方もありますが、既に円安期待か
ら先取りして上昇した銘柄もあります、業績相場が不発に終わり
10末から11月初旬にかけてもう一度下値を試す展開があるのかも
しれません。もっとも米国の中間選挙が終れば結果はどうであれ
選挙という不透明要因が消えるので上昇相場に戻るという見方も
あります。
思い起こせばブレグジットでも米大統領選挙でも結果は悪い方に
なりましたが、相場はイベント通過で不透明要因が消え大きく上
昇しました。今回も中間選挙後年末にかけてラリーが起こる可能
性も捨てきれません。我慢の10月になれるのかどうか。答えは
1ケ月後にでます。