21日の東京市場は137円高と二日続伸して引けました。二日間の
上昇で19日に下げた402円を埋めきりました。21日現在ではまた
先週末に比較して158円安い水準ですが、2万2000円を割り込ま
ず反発したことで安堵感が市場に広がったようです。
7日続落したNYダウの状況から今日の東京市場は昨日反発しただ
けに下げて終わっても不思議ではありませんでしたから相場に聞
けという格言から言えばそんなに悲観しなくともいいのかもしれ
ません。まあそれでも長期投資の海外投資家が動き出したという
話は伝わってきませんから短期筋主導の戻りだとしたらまだ安心
はできません。
東京市場が二日続伸した一方、市場からの期待が高かったメルカ
リは二日続落しました。20日に初値(5000円)を割り込んだこと
から当面の上値が重いとの判断もあったのでしょうか。今日の取
引でも公募株を購入した投資家からの利益確定売りが止まらなか
ったようです。
売買高も20日には19日の三分の一に減少、今日の売買高は20日の
四分の一の水準でした。売買高からは既に人気離散は明らかのよ
うです。上場当日午後の取引でストップ高の6000円まで上昇しま
したが、その後大量の売り物がでて急落したことが尾を引いてい
るようです。
事前には海外からの引き合いの強さから上場後も海外からの買いも
期待されましたが、不発だったようです。当初国内と海外で半々の
新株配分予定だったのですが、海外からの需要が高いということで
国内4割、海外6割の配分になったことで海外の長期投資家は必要分
を既に手当てが付き市場から買う必要がなくなったのでしょうか。
マザーズ市場でのIPOと言っても、もともと公開株数の多さから国
内の個人投資家だけでは相場を持ち上げることは出来ません。期待
のユニコーン企業の公開とあってもう少し人気が続くかと思いまし
たが個人の関心は公開株数の少なく値幅が取れるログリーやZUUに
向いてしまったようです。
今回の人気離散がメルカリの将来への失望に結びつくとは思えませ
ん。メルカリ人気が復活するためにはやはり会社側が最重要市場と
位置づけている米国事業の成否にかかってきたようです。アマゾン
やグーグルなどのFANG銘柄のような日本発のプラットフォーマーの
勝ち組になれるのかどうか答えはもう少し後になりそうです。
上昇で19日に下げた402円を埋めきりました。21日現在ではまた
先週末に比較して158円安い水準ですが、2万2000円を割り込ま
ず反発したことで安堵感が市場に広がったようです。
7日続落したNYダウの状況から今日の東京市場は昨日反発しただ
けに下げて終わっても不思議ではありませんでしたから相場に聞
けという格言から言えばそんなに悲観しなくともいいのかもしれ
ません。まあそれでも長期投資の海外投資家が動き出したという
話は伝わってきませんから短期筋主導の戻りだとしたらまだ安心
はできません。
東京市場が二日続伸した一方、市場からの期待が高かったメルカ
リは二日続落しました。20日に初値(5000円)を割り込んだこと
から当面の上値が重いとの判断もあったのでしょうか。今日の取
引でも公募株を購入した投資家からの利益確定売りが止まらなか
ったようです。
売買高も20日には19日の三分の一に減少、今日の売買高は20日の
四分の一の水準でした。売買高からは既に人気離散は明らかのよ
うです。上場当日午後の取引でストップ高の6000円まで上昇しま
したが、その後大量の売り物がでて急落したことが尾を引いてい
るようです。
事前には海外からの引き合いの強さから上場後も海外からの買いも
期待されましたが、不発だったようです。当初国内と海外で半々の
新株配分予定だったのですが、海外からの需要が高いということで
国内4割、海外6割の配分になったことで海外の長期投資家は必要分
を既に手当てが付き市場から買う必要がなくなったのでしょうか。
マザーズ市場でのIPOと言っても、もともと公開株数の多さから国
内の個人投資家だけでは相場を持ち上げることは出来ません。期待
のユニコーン企業の公開とあってもう少し人気が続くかと思いまし
たが個人の関心は公開株数の少なく値幅が取れるログリーやZUUに
向いてしまったようです。
今回の人気離散がメルカリの将来への失望に結びつくとは思えませ
ん。メルカリ人気が復活するためにはやはり会社側が最重要市場と
位置づけている米国事業の成否にかかってきたようです。アマゾン
やグーグルなどのFANG銘柄のような日本発のプラットフォーマーの
勝ち組になれるのかどうか答えはもう少し後になりそうです。