2期連続減益を発表したトヨタ株は一時6000円を割り込みましたが
13時過ぎから急激に戻り大引けでは42円高(0.69%)と上昇しました。
市場予想を大幅に下回る決算でしたが、105円の想定為替レートを
考えれば期中の増額修正も期待できます。また2500億円の自社株
買い発表も一定の支援材料となったようです。
トヨタ株は4月中旬にかけて5600円台まで売り込まれたことで、ある
程度下値抵抗も強まっていたのかもしれません。もっとも自動車株
を取り巻く環境は厳しく世界の2大市場である米国や中国の今年の
販売鈍化は避けられない見通しです。為替相場も含めて先行き不
安はなかなか解消しないかもしれません。下値は固くとも上値も重い
状況がしばらく続くかもしれません。
決算発表も既に終盤戦を向かえ今日12日と週明け15日でほぼ出揃
います。自動車大手が想定為替レートを現状よりもかなり円高方向
に設定したこともあり大手3社は二桁減益見通しです。このまま円相
場が安定的に推移すれば第一四半期決算で上方修正となるでしょう
が、少なくとも現時点では上場企業全体では二桁増益には手が届か
ないという見通しのようです。
円相場も115円から上の水準はなかなか難しいところです。2万円回
復とあったとしても一時的だという見方も多くこの水準からの強弱感
は高まりそうです。テクニカル的にも4月中旬に売られ過ぎの80%割
れだった騰落レシオは11日には買われ過ぎに120%を越えて126%
まで上昇しました。
これまでのケースでは120%を越えてもしばらくは高値更新が続く場
合もありましたからもう天井だと断定は出来ませんが、ひとまずこの
上昇相場も終盤戦の可能性は低くはなさそうです。これまでのケース
ではSQを境に相場の流れが変わることもありました。今日12日にミニ
SQが一つのきっかけになるのかどうか。やはり最終的には海外投資
家の買いが続くのかどうかが鍵を握っているようです。
13時過ぎから急激に戻り大引けでは42円高(0.69%)と上昇しました。
市場予想を大幅に下回る決算でしたが、105円の想定為替レートを
考えれば期中の増額修正も期待できます。また2500億円の自社株
買い発表も一定の支援材料となったようです。
トヨタ株は4月中旬にかけて5600円台まで売り込まれたことで、ある
程度下値抵抗も強まっていたのかもしれません。もっとも自動車株
を取り巻く環境は厳しく世界の2大市場である米国や中国の今年の
販売鈍化は避けられない見通しです。為替相場も含めて先行き不
安はなかなか解消しないかもしれません。下値は固くとも上値も重い
状況がしばらく続くかもしれません。
決算発表も既に終盤戦を向かえ今日12日と週明け15日でほぼ出揃
います。自動車大手が想定為替レートを現状よりもかなり円高方向
に設定したこともあり大手3社は二桁減益見通しです。このまま円相
場が安定的に推移すれば第一四半期決算で上方修正となるでしょう
が、少なくとも現時点では上場企業全体では二桁増益には手が届か
ないという見通しのようです。
円相場も115円から上の水準はなかなか難しいところです。2万円回
復とあったとしても一時的だという見方も多くこの水準からの強弱感
は高まりそうです。テクニカル的にも4月中旬に売られ過ぎの80%割
れだった騰落レシオは11日には買われ過ぎに120%を越えて126%
まで上昇しました。
これまでのケースでは120%を越えてもしばらくは高値更新が続く場
合もありましたからもう天井だと断定は出来ませんが、ひとまずこの
上昇相場も終盤戦の可能性は低くはなさそうです。これまでのケース
ではSQを境に相場の流れが変わることもありました。今日12日にミニ
SQが一つのきっかけになるのかどうか。やはり最終的には海外投資
家の買いが続くのかどうかが鍵を握っているようです。