25日の東京市場は海外情勢の落ち着きもあり224円上昇の1万6140円で終わりま
した。12日に1万5000円を割り込んで以降東京市場はローソク足でいう陽線と陰線
が交互に現れるクジラ幕相場になっています。15日、16日は連続で陽線でしたが
その後は陰線と陽線を綺麗に繰り返す形です。
円相場は相変わらず112円台で推移し円安転換へのキッカケが掴みきれず輸出
関連銘柄の企業業績への警戒心は強いままです。しかし3年4ヶ月ぶりの低水準
に沈んだ裁定買い残高や年初から5300億円弱減少した信用買い残高は2013年
4月の水準まで減少しました。需給面の売り圧力はかなり緩和しました。
一段の円高懸念や世界経済の不安から上値は買い難い状況ですが1万5000円
まで叩けるほどではないという綱引き状態で結果的に1万6000円を挟んだ値動き
が続いています。クジラ幕相場の意味するところは市場参加者の気迷いです。
相場が上に向かうのか下になるのか判断つかずその日のトレンドが翌日まで
持続しないことです。
長期金利が急低下してイールドハントが株式市場に訪れてもよい筈なのですが
年初から世界的な株安が進み投資家も配当妙味はあっても値下がりリスクが取
れず買いたい弱気になっています。この異常な状態が尚も続くのでしょうかそれ
とも次第に正常な状態に戻るのでしょうか。今週末から3月中旬にかけて重要な
イベントが続きます。ひょっとしたら3月に転機が訪れるかもしれません。
した。12日に1万5000円を割り込んで以降東京市場はローソク足でいう陽線と陰線
が交互に現れるクジラ幕相場になっています。15日、16日は連続で陽線でしたが
その後は陰線と陽線を綺麗に繰り返す形です。
円相場は相変わらず112円台で推移し円安転換へのキッカケが掴みきれず輸出
関連銘柄の企業業績への警戒心は強いままです。しかし3年4ヶ月ぶりの低水準
に沈んだ裁定買い残高や年初から5300億円弱減少した信用買い残高は2013年
4月の水準まで減少しました。需給面の売り圧力はかなり緩和しました。
一段の円高懸念や世界経済の不安から上値は買い難い状況ですが1万5000円
まで叩けるほどではないという綱引き状態で結果的に1万6000円を挟んだ値動き
が続いています。クジラ幕相場の意味するところは市場参加者の気迷いです。
相場が上に向かうのか下になるのか判断つかずその日のトレンドが翌日まで
持続しないことです。
長期金利が急低下してイールドハントが株式市場に訪れてもよい筈なのですが
年初から世界的な株安が進み投資家も配当妙味はあっても値下がりリスクが取
れず買いたい弱気になっています。この異常な状態が尚も続くのでしょうかそれ
とも次第に正常な状態に戻るのでしょうか。今週末から3月中旬にかけて重要な
イベントが続きます。ひょっとしたら3月に転機が訪れるかもしれません。