ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

青葉教室20回目

2009年11月14日 | 手打ち蕎麦打ち
             
今回から郡山教室に準じたレイアウトに変更され“水回し・練り”“延し”“切り”の3コーナーに整理された。これでかなり能率的になり作業時間の短縮も図られた様である。自分は郡山教室同様に“水回し・練り”を主体にお手伝いした。
ここ福島教室では生徒さん達の習得の合間を見計らって講師陣の自己研鑽の時間が設けられており、今日は先週入手して来た大玉村産の“早刈そば”を“二八”で打った。未熟の青い実を製粉しているので、当然緑を帯びて地肌の感触も滑らかで打ち易く期待通りの粉だった。
             
茹で上がりは店で食べたあの青さも、そしてこれまでに味わった事もなかった独特の香りはどうした事だろう?何故かカケラも無かった。粉は真空パックでなかったので帰宅後ビニール袋を二重にして直ぐ冷凍保存、わずか一週間で劣化したとも考えられないし一体この格差は何なのだろうか。
かなり大風呂敷を広げてしまった事もあって「これから解説は食後にしたら」とやや冷たい反応にも正直黙認するしかなかった。

天皇即位20周年

2009年11月12日 | その他
天皇即位20周年の今日その記念式典や皇居前広場で催された国民祭典の様子をTVニュースや民放では盛大に中継放送も実施した。
当事即位の礼に続きパレードも行われ、自分は東北チームのTD(テクニカルデレクター=技術プランニング・現場責任者)として福島のTV中継車で赤坂御所前を4台のカメラでわずか45秒間のパレード中継を担当、正に日本の歴史に関わった瞬間(他には東京オリンピック・日中国交回復・横井、小野田さん帰国・浅間山荘事件・皇太子ご成婚パレード等)でもあった。当事は首都圏に近い事もあり、また東京中継OBで勝手知ったる古巣と重宝がられて、ほとんど毎年中継車に随伴して応援に出掛けていた。この時は機材をバラシたり補充しながら新たなシステムを組上げる必要があったので、打合せ現場下見等も含めて一週間程の出張だった。このIDカードも、これまでは如何なるセキュリテーの厳しい所でも事前の届出だけだったのが、初めて携帯を義務付けられスタートした年でもあり、首から下げての不自由な初体験をした。
そしてこのHK0TU(Malpelo Is)コロンビア領の無人島、鉛筆のとがった先端が海から突き出している形をして、全てが7~80度の勾配をもった崖で上陸が非常に困難な海抜約300面積2k㎡からコロンビア海軍の救援により、史上5回目のDXペデションがこの時11月3~8日まで行われていた。5日ローカルでは大御所JA7SSBが7エリア指定の時出来なくて、3エリア指定の時京都時代のJA3CKIとJA7SSB/3を使ってQSOした一幕もあったが、仲間のJA7BEI,CWZ,TAPの全員が出来て自分だけ出来ず、失意のまま8時の新幹線で上京した。出張先の職場にはここ中継時代のDXの師匠JA1MJ,FHK先輩も居て、その後の情報は逐一耳にしても、自分にはもう絶対にチャンスは無く諦めるしかなかったが、FHKが「今晩家に泊まってやれば」と進めてくれた。朗報に違いは無かったが、無線設備の免許は個人に付与、ここで運用すれば電波法違反なのである。法を犯してまでは・・・・でもこれが重要なヒントになり、もう時効だろう、内密に一夜だけ帰宅したのである。
当事デスクだった青森出身の後輩A君、山形時代には何度も福島へ応援に来てもらっていたので周知の仲である。機材整備調整も全て完了していたので「悪い、今夜はホテルをキャンセルして、しばらくぶりなので墨田の姉の家に泊まりたいんだけどイイ?」と許可を得て、自宅まで2時間弱、東京在勤者の平均的な通勤時間と同等である。作戦は見事に成功、夜チャンスは無かったが、翌朝21MHzSSBでGet。再び88時の新幹線で上京して10時には13階の喫茶室でA君と中継現場方向を眺めながらモーニングコーヒーを飲んでいた。
この件は自分だけの秘密だったが、夕方秋田からJA7GDU先輩が到着して「ハガチャン、今朝ドッカラやったの?」と挨拶代わりの一言、バレテしまったのだ。仕事を犠牲にした訳ではないが、たかが無線道楽もこんな形で自分の身の上には歴史の一コマとして懐かしく思い出されるのである。
また同時に昭和天皇御崩御等、皇室儀式で皇居内宮殿を担当していた同僚のJA9JX氏はこの節目に、この秋の叙勲者の一人としてご夫婦で宮内庁から招待され、再び今度は天皇陛下から直接お言葉を頂くとの事で、JX氏は模範者として本日の祝賀を迎えられた事を思い、改めて心よりお祝いを申し上げたい。

Arrived QSL

2009年11月11日 | アマチュア無線
二日続けて全てバンドニューのQSLが届いた。
 ☆3DA0VA(Swaziland)→17mRTTY
 ☆FO8RZ(F.Polynesia)→12mCW
 ☆MJ/DL5NUA(Jersey Is)→17mCW
 ☆J79ZG(Dominica)→17mCW
 ☆KL5O(Alaska)→20mRTTY/17mCW
今日はどうした事か「出来なくてもイイかナ」とサッパリ意欲の湧かないまま参加したが、今朝はVP2MNK(14.079RTTY)昼TX3A(14.092RTTY)を何れも5分程でGet。そして夜XR0Y(3.525CW)は猛パイルアップ。どうせ無理とリターンのあった所で4~5回呼んでダメだったらキッパリ諦めようと決めて呼んだ。何と一回目で「JA2PL?」でリターンがあった。別人かな?と思いつつ再びKeyingしたら「JA7PL 599 BK」と自分で間違い無かった。こんないい加減な状態で三つもBand/Modeニューを得た珍事。

スペアリブ

2009年11月10日 | 男の料理
精肉店にでも注文すれば簡単に入手出来るのだろうが、ありそうで無いのがこのスペアリブ、日常買い物に行くスーパー等では滅多に見る事も出来ないのだが、今日幸運にも、これが全量の2パックだけ置いてあったので買って来た。
初めて調理するスペアリブ、先ずWebでレシピを検索、調理・味付けの方法が数種類あって選択に迷ってしまったが、何せ初心者、一番簡単な方法を選んだ。
塩・コショウをして両面を焼き上げ、そば汁、酒、オレンジマーマレードを加えて紙落し蓋をする。密閉出来る上蓋をして弱火で20分、更に肉を反して20分煮込んだ後蓋をはずす。煮汁をかけながら水分を飛ばして汁が飴状になり肉に一段と艶が増したら完成。
作る前は難しいのかなーと思ったが、単純な手順で他の料理よりとても簡単だった。予想以上に美味しかったので、案の定「またあった時には」と早速リクエスト。

旬の味

2009年11月09日 | 男の料理
新型インフルエンザが遂に我が家にまで迫り来ている感じた。しかしそんな事で食事を簡単に済ませる事も出来ないので、孫達を送り届けた後食材を調達して、今日は大人だけの少し時期ハズレの“旬の食卓”を実践した。
            
[鱸のソテーりんごソース]教室で習得した一品。大根おろしにりんご紅玉をすり合せて魚にのせ、醤油2+酢1の調味料をかけて食する。
きのこの“えのき”と“しめじ”はバターと酒で炒め、魚は塩・コショウして臭み抜き処理後、油+バター(バターだけでは嫌な焦げになる)で皮目からソテーする。皮目のパリッとした香ばしさとりんごの酸味+香りが実に美味しい。
            
“銀杏飯”には邪道と承知しながら一度に二味と、畑の落下物“むかご”も一緒に炊き込んでみた。結果は上々、それぞれ単独の炊き込みご飯よりも風味満点だった。但し、以上二品は何れも大人の味。

臨時保育所

2009年11月09日 | 撮影編集孫専科
   
            
                    
新型インフルエンザが遂に襲来して愛実の第一小学校は明日から、みその幼稚園は既に土曜日から水曜日までの予定で閉鎖されてしまった。それで今朝から幼稚園バスに代る爺の車の送迎で三日間は午後2時頃まで爺の家が臨時保育所になってしまった。
愛実は昨夜嘔吐と下痢、今朝は元気に登校したそうだが何やら兆候がとても心配だ。TVなどで患者の介護や接し方を指導していたが、どうやら患者の隔離が重要らしく、しかし娘の家は典型的なウサギ小屋、若し発症してしまったらもう既に他は感染しているだろうし、我が家がそれに代る隔離屋になり得るかなども・・・・ただ無事である事だけを願うだけ、困った!

郡山青葉教室16回目

2009年11月08日 | 手打ち蕎麦打ち
長期間休んでしまった郡山青葉教室へ6ヶ月ぶりに復帰した。教室と同じフロアーにあった飲食街は何時の間にか閉鎖され大きな壁にすっかり変わっていた。フロワーには何時もたくさんの人達で溢れて、飲食街の店舗へ出入りする客も数多く観察出来たのに、矢張り不景気で閉鎖したのだろうか。反面教室の雰囲気は何も変わらず、新顔が二人加わっていた様で、大半の人達はもう“更科”や“十割”の課題に取り組み、皆んなそれなりに上手になっていた様に伺えた。以前同様“水回し”“練り”を担当して最後の“二八”の人は“延し”までお世話した。それぞれそばを打ちながら大部分は年越しそばの話題、まだ先の感覚しかなかったがもうそんな時季も間もなく、さて今年は・・・・どうしようか?

福島の早刈そば

2009年11月07日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                   
先日大玉村の農家の手打ちそば屋をローカルTVの中継放送で紹介していた。農家の旦那が道楽でそば打ちを始めてそばの栽培から製粉も自ら手がけ、今や弟子も10人とでそば打ち教室の傍らそば屋も営業、しかも研究熱心で福井特産品の未熟で刈り取り、風味・食味が良いとされている“早刈そば”の福島版を実践中と伝えていた。興味津々、都合があって一週間程遅れてしまったが、今日訪ねた。
国道4号線大玉村巨大スーパーの信号機を右折して本宮ー岳温泉線へ入り、高速道をくぐり一つ目の信号機を右折した角、ローソンの向い側にあった。プレハブの様な小さな建物でそれなりの雰囲気があり、中に入ると田舎の食堂そのもので何ともうす暗い感じがして、ほとんど食べ歩きはしないが、今まで一番趣の感じられない処だった。12時10分過ぎだったが先客は2人、土曜日しかもTVで放映したばかり、悪い時間に着いてしまったと思ったが、何故かここには“テレビのチカラ”は存在していなかった。
ざる、そばセット、天婦羅そばの3品のみ、ざる700円を注文した。3分ほどで皿に盛られたそばが目の前に、薄らと緑色して極微量の甘皮(星)がゴミ粒と錯覚する程度に混入して細めで綺麗なそばだ。汁をつけないでまず一口、瞬間に土?粉?の表現に困ってしまう香りがいっぱいに広がった。初めての味だ。美味いか不味いのか多分美味いのだろう、そう信じて汁をつけて口にした。何とも甘辛くショッパイ(塩辛い)、折角のそばの香りが帳消しで、これには薄めの汁が良いと自分の好み。
それにしてもまたボケをやってしまった。そばが出て来てカメラの電源を入れた「カードが入っていません」と警告表示、我ながらガッカリしてしまう。
代金を払いながら閑そうだったので親父さんと少し話しをさせてもらった。TVで視て訪ねた事を伝えると「うちのそば屋でね、ほがだべー」と、顔も絶対間違え無いと伝えるとやっと相手をしてくれた。田舎人特有のテレ?だろうか「そばの実はナンボやってもムズガシ!やっと青刈り(早刈り)にたどり着いたんダー」と、粉を分けて欲しいと頼むと「俺のは高いゾー」と本当に高く取られてしまうのかと思ったら1Kg1,500円ごく標準的なしかもこんな珍品にしては格安だった。
一日中素晴らしい秋晴れの好天気だったので、帰りは思いっきり山裾の道、農面道路など全く未知の道路を行きあたりばったりノンビリ走行して帰った。

やまいも収穫

2009年11月06日 | 素人百姓
中旬以降と考えていたが、穏やかな秋晴れに誘われて午前中“やまいも”と“アビオス”をそれぞれ農業用プラスチック籠に8分目程収穫した。
            
姫神と云う品種でゴツゴツしていて加工処理が面倒でも自然薯(じゅねんじょ)に次ぐ粘りのある旨い芋だ。無線友達の専業農家のJA7CYCさんから「地下浅く掘り起こしが簡単で素人向きだ」と種芋をもらい、もう30年近くも栽培を続けている。ムカゴが落下して自然に発芽した小芋が3~4年で食べ頃になり、上の長いもは数年前に隣同士で隣接して作った時に転がり込んで来た物で、毎年2~3本あったが、どうやらこんな物は今年で最後になりそうだ。
            
アビオスはじゃが芋の30倍のカルシュウムで鉄分は4倍、食物繊維はさつま芋の3倍、更にいもには無いビタミンEも含む外来種の健康野菜だそうだ。ドングリほどの小芋を植えると1年で同じサイズの物が地下の根に数珠つなぎになって育ち、3年ほどで小型のじゃが芋位になる。これも5年ほど前に同僚のOさんから10粒ほどいただいて作り始めたが、無農薬無肥料の自然栽培2~3年物がこんな大きさになり、じゃが芋と同類の肥料を施せばもっと大きくなるそうだ。
食べ方は茹でるか蒸して塩やバターをつけて食べるのが一般的らしいが、あまりにも能がなさ過ぎる。何かもっと旨く食べる方法はないのだろうか。

Arrived QSL

2009年11月04日 | アマチュア無線
            
カナダの局で自分と同じコールサインを持つ局は初めてで、先月12日17mCWでQSOしたものが届いた。彼は1981年VE3NPLで開局、90年からこのコールサインに変わったそうで「I enjoy collecting and sending paper QSL's」とどうやら彼もインターネットによる電子QSL“文明の利器”の否定者で、自分と同じ先人達からの良き慣習の信仰者だった。今回からは更にこれまで収集したPL局QSLの写真も添えて請求する事にしたが、前回のW9PLに続き返信を見ても効果はテキメンに現れている感じだ。
            
ここ2ヶ月間は数年分ものPL局と遭遇して、今朝は40mCWでYU9PL(Serbia)とQSOした。当然1st QSOでQSLはHA7PLへ送れとの事だった。信号は559位、ローカルノイズ発生中で正直のところは359、1978年にQSOしていたHA7PL本人か確認したかったが、先にファイナルを送られてしまったし、受信状態も良くなかったので、相手のペースに合わせてそのまま終ってしまった。また写真添付の手紙を添えて確認しよう。