ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

旬の味“ゆず切り”

2009年11月21日 | 手打ち蕎麦打ち
             
晩秋の風物詩信夫山のゆず収穫も始まり、この時季そばも新そばと共に変わりそばの“ゆず切り”も楽しめる様になって来た。
何故か今年は未だローカルTV局恒例の信夫山のゆず収穫の放映も無く、何時始まるのかなーと思っていたら、そば打ち仲間のHさんから「買って来たゾイ」とメールで告知。そのHさん今日の例会は何故か欠席だったが仲間13人とそば打ち、自分は待望の“ゆず切り”を打った。
             
変わりそばは“更科”(そばの実の中心部分の粉を使い無味でのどごしを味わうもの)に香りの食材を練り合わせて香りとのどごしを楽しむもので、自分の“ゆず切り”は教本には無い試行錯誤の結果生み出したもので、邪道だがゆずをおろし金でおろして粒状の物を練り込むのではなく、すり鉢で十二分にすり合わせペースト状にしてしかも多量に、粉の10%を練り込むのである。この事により粒状の異物の混入で切れ易く、細く切れないうどんの様な太麺からも回避、更にゆずも多量に練り合せが可能になった。多分プロの店でも味わう事が出来ない最上の“ゆず切り”が味わえると自己満足している自信作である。             
福島市の名産品北限の信夫山のゆずで“ゆず切り”が会員の間でも広く普及され、更には市内の手打ちそば屋でも福島名物として普及される事を念じながら半数程を研究会で試食してもらった。残りは横浜から来宅中の義妹達に初めて振舞った。予想通り一口で感嘆の反応があり、最後のそば湯を口にした瞬間の大変な感激振りも当然の結果だった。