学校左翼・塾右翼

2015-02-26 20:50:46 | 塾あれこれ
ごくごく大雑把な話ですが、学校は左翼系の心情の方が多く
塾は右翼系が多い、という図式ができます。

特に自民党系の政治家から見ると学校は左翼の塊に
思えていたようです。

したがって塾への視線も好意的なものが多かった。
「学校はこまるね、君イ、そう思うだろ。
 もう塾が頼りだ。頑張ってくれたまえよ。」


もちろん、学校だって色々ですし、塾も色々。
上記はごく大づかみな傾向について、です。

ただ、学校が気にいらないから、塾へ期待する
という方も少なからずおられた筈です。


そんな空気の中、塾にルーツをもつ政治家が登場、
下村・現文科大臣です。

初当選された頃は、塾業界の世間からの認知度は
まだまだ低いものでした。

よって塾業界が下村先生に寄せる期待は小さくなかった。

また、政治家に近寄る事が自分のステイタスを上げると
思う人間は塾業界にも多く、下村先生になびく風が
強かったようです。

山口塾長も下村先生との写真を撮り、私たちに見せて
くれたことがありました。
立食形式でワイングラスを持ってね。


今回、週刊文春が下村大臣の政治資金について
良からぬ扱いがされているという記事を載せたそうです。

たぶんそれに沿って国会の質問も。

(ずいぶん早く国会で質問しますねえ)

記事が正しいか、下村先生が正しいか
私などには分かる筈もありません。

形態としては政治団体の臭いも強いようですが
それとこれとは別、という考えもなりたちますので。

しかし、万が一にも、怪しい金の流れが存在したと
すれば、たいへんなスキャンダルです。
安倍内閣ってのは何かに取りつかれている、と
考えるしかないのでしょうか。