大新聞の地方欄で方言を取り上げていました。
広島弁の中で難しい物。
(みてる)
「この前買うた味噌があったろう」
「もう、みてた。ありゃあせん」
容器などに「満ちて」いたものが無くなってしまうと
「みてる」と言います。
間違えやすいとは思いますがミチルとミテルでは言葉が
違いますから、間違える方もそそっかしい。
むしろ自分たちの語彙不足を嘆くべきでしょう。
英語のlayで戸惑う勉強不足と同じですよね。
同音異義語の方で間違えやすいものも多いでしょうから
音が全く違うものを取り上げるのも多少強引だね。
「剥ぐ」と「接ぐ」これは共通語にあります。
音はほぼ同じで意味が反対に近い、どちらも「木をハグ」
などとと使いますからね。
こちらは共通語ですから問題にしない、というなら、
方言に名を借りた差別視が覗いて見えますね。
東京から広島に来て・・・驚いたんですってさ。
へへ、なるほど。
○
間違える言葉には他にも(さげる)
これは広島には限らず広範囲で使われている語の筈です。
ふつうは「下げる」もしくは「提げる」ですがそれ以外に
広島では机などを持ちあげる時に
「そっちをさげてくれる?」
活字で書くと混乱しやすいように見えます。
かたや↓、かたや↑、正反対ですからね。
でもね、発音では明確に違います。
広島人で間違えるバカはいないでしょう。
四声の中国語を持ち出すまでもなく、日本語だって沢山あります。
橋と箸、席と咳・・・
関東と関西とでアクセントの位置が反対になることがある
などと若干ヤヤコシイですが、一定の言語の使用圏では
間違えることはないでしょう。
「セキをだせ」と言われて、席と言われたのにゴホンと
やるバカもいません。
発音で明瞭に区別がついているものを「間違えやすい」とは
失礼。
知らないほうが悪いのです。
他地域から越してきた人が分からない期間はあるでしょうが
それは別問題です。
来た側が勉強すべきで、方言をしゃべる側に問題はありません。
○
私が子供のころはまだ方言蔑視がつよく残っていました。
東京で広島弁をしゃべると恥かくぞ、笑われるぞ、ってね。
学校でも折に触れて教えられました。
「と」抜けはいけないとか。
「わたし、イノウエ言います」
・・・と、が抜けた、井上と言います、ですよ。
まあ、笑われても好いのですが、方言だとは知らずに
通用しない言葉を出すのはマズイですよね。
仕事なんかでは特に。
「これ効きますが、ハシルんで・・」
「どこを走る?」
・・なんていう変な会話になります。
理解不能な発信は、するほうが悪いですね。
回りはみんな分からないのですから。
○
サラリーマンになって東京に出たころです。
方言とは思っていない言葉で、使ったら通じないことが
ありました。
共通語では、此処とあそこ、ですが
「あっこ、にあるよ」と口から出、言われた方が「???」
他にもあったけれど、忘れた。
広島弁の中で難しい物。
(みてる)
「この前買うた味噌があったろう」
「もう、みてた。ありゃあせん」
容器などに「満ちて」いたものが無くなってしまうと
「みてる」と言います。
間違えやすいとは思いますがミチルとミテルでは言葉が
違いますから、間違える方もそそっかしい。
むしろ自分たちの語彙不足を嘆くべきでしょう。
英語のlayで戸惑う勉強不足と同じですよね。
同音異義語の方で間違えやすいものも多いでしょうから
音が全く違うものを取り上げるのも多少強引だね。
「剥ぐ」と「接ぐ」これは共通語にあります。
音はほぼ同じで意味が反対に近い、どちらも「木をハグ」
などとと使いますからね。
こちらは共通語ですから問題にしない、というなら、
方言に名を借りた差別視が覗いて見えますね。
東京から広島に来て・・・驚いたんですってさ。
へへ、なるほど。
○
間違える言葉には他にも(さげる)
これは広島には限らず広範囲で使われている語の筈です。
ふつうは「下げる」もしくは「提げる」ですがそれ以外に
広島では机などを持ちあげる時に
「そっちをさげてくれる?」
活字で書くと混乱しやすいように見えます。
かたや↓、かたや↑、正反対ですからね。
でもね、発音では明確に違います。
広島人で間違えるバカはいないでしょう。
四声の中国語を持ち出すまでもなく、日本語だって沢山あります。
橋と箸、席と咳・・・
関東と関西とでアクセントの位置が反対になることがある
などと若干ヤヤコシイですが、一定の言語の使用圏では
間違えることはないでしょう。
「セキをだせ」と言われて、席と言われたのにゴホンと
やるバカもいません。
発音で明瞭に区別がついているものを「間違えやすい」とは
失礼。
知らないほうが悪いのです。
他地域から越してきた人が分からない期間はあるでしょうが
それは別問題です。
来た側が勉強すべきで、方言をしゃべる側に問題はありません。
○
私が子供のころはまだ方言蔑視がつよく残っていました。
東京で広島弁をしゃべると恥かくぞ、笑われるぞ、ってね。
学校でも折に触れて教えられました。
「と」抜けはいけないとか。
「わたし、イノウエ言います」
・・・と、が抜けた、井上と言います、ですよ。
まあ、笑われても好いのですが、方言だとは知らずに
通用しない言葉を出すのはマズイですよね。
仕事なんかでは特に。
「これ効きますが、ハシルんで・・」
「どこを走る?」
・・なんていう変な会話になります。
理解不能な発信は、するほうが悪いですね。
回りはみんな分からないのですから。
○
サラリーマンになって東京に出たころです。
方言とは思っていない言葉で、使ったら通じないことが
ありました。
共通語では、此処とあそこ、ですが
「あっこ、にあるよ」と口から出、言われた方が「???」
他にもあったけれど、忘れた。