もう一人私がいたら仕事が・・

2009-05-02 14:35:15 | 塾あれこれ
一人より二人といいます。
単純に1+1=2でなくて3とかにね
・・なることもあるでしょう。

私も一人で仕事をしていますからたまに「誰かいれば」
なんて思いがよぎることもあります。
しかし、たとえ私がもう一人いてもダメみたいです。

一般論として、ではなく(私だから)


勤めを辞めて何が良かったかというと、会議がない事
これが一番でした。
下らない会議ほど精神衛生に悪いものはありません。
時間の無駄、どうせ儀式なのですから、やらなくても
構わないのですが、それでも必要で、やるというのなら
短時間が良いですねえ。

若いころは会議で話し合って何かが生まれるなどと
信じていました。←バカでした。

本当に重要なことは場外で根回しして決定済みです。
従って、私に意見を求められ、つたないなりに何かを
一生懸命申し上げても実質無視なんですね。

立場が変わって会議を仕切るようになると、みんな
カシコくて何も言いません。

腹立つけど、そういうものでしょうね。
そうしてしまった私たち=上が悪いのです。

仕事は自己実現である、
経営としては運命共同体ではないか、
言われたことだけをやっていてどうする・・
などと言うだけでは難しいですね。


一般的にいうと
独断専行型のトップがいる組織Aと調整型トップのB
とで、どちらが実績が上がるか?
言うまでもなくBです。
少なくとも現代日本ではね。

調整型に見えても、無節操にフラフラし、筋道が
ブレるようではトップといえません。
調整型トップこそ自分がしっかりしていますね。
ソフトに運用しながら目標に辿り着き易い所以です。

私はそれがまったくダメ。
どちらかというとAで、能力はなかった、ハハ・・

なにが悪いといってブレまくるのですね。
ご迷惑をおかけしました。

よって、たとえ私が二人いてもダメなのです。
ブレる甲の私と乙の私がケンカするわけです。

ふだんごく些細なことでも
「明日は久しぶりにトマトの味噌汁が飲みたいね。
あまり甘くないのを買ってきてくれ」なんて言った
のに当日は気が変わって「ワカメがいいか」

万事これですからねえ。

「ころころ変わるね」カミサンもさすがにアキラメ顔
であります。


選挙が近くなると話題が限られてきます。

プロバイダーからのご注意がある以前に、自分でも
自民、公明、民主、共産、いろいろな立場のような
ことをしゃべりちらすので、一体あなたは何が言いたい
という状態になるのであります。

モザイク状の考えでありかつ、ああでもないと揺れます
から、初めから触れないのが一番。

今のうちに何か思えば言い散らすつもりです。


こういう人間が仕事をするのは一人に限ります。
ヒトサマに転嫁できませんから、そうか俺が悪いかと
納得できるのです。

でもときどきは複数の視点が欲しくなりますね。

仕事柄、(塩梅)が命です。
しかも実験はできないのです。
より良いことがあるか探る必要もあります。

出来れば一人でモノをつくる仕事が良かったかも
しれません。