NHK『猫のしっぽ カエルの手』

2009-05-25 17:37:47 | 塾あれこれ
注文です。
吾ながら注文が好きなオッサンですね~。

『猫のしっぽ・・』新しい感覚のNHK番組です。
もう第7回まで放送されましたが一見地味なのに
面白いですねえ。

自分ではとてもまねできないライフスタイルですが
「いいな~」といつも思ってしまいます。


さて第7回は京都大原なら必ず出てくるであろう
寂光院関係の話がメインでした。
タイトルは「風薫る庭」

先年の寂光院の火事は驚きましたね。
今回TVで見ると美しく甦っているようです。
(実は昔を余りよく覚えていない)

大原に住むベニシアさんがこの寂光院へ歩いて20分程
の散歩をされ、寺の庭師に会うのです。

彼女、緩やかな坂を上るときと、寺に入ってからの服装が
違っていました。
白い上着だけは同じもののようですが
インナーっていうのかな、これが違う
ネックレスもスカートも違う・・

撮影を途中で中断して着替えられたようです。

番組ではそれをつないでいますから
ぱっと瞬間的に変身したイメージになります。

これがナゼいけないかと言うと
分ったとたんに「ああこれはTVのスタッフが
沢山群がって撮っているんだ」と思い起こすからです。

自然へ溶け込んで生きよう、という番組の趣旨ですから
カメラマンが一人だけしかいないイメージが似合います。

ぞろぞろ大勢寄って作っている様子が見えるような気に
なるとシラケます。

何より番組制作の姿勢がいいかげんのように思われる
ことがマイナスですよね。

それくらいのチェックが出来ないのか?
坂を上るシーンだけ撮り直す神経がないのか?
見てるヤツ(金を払った視聴者)をなめきっているのか。
少なくとも編集をやりなおすくらいはあっても良いのでは
ないでしょうかねえ。

教訓!
(細部から本質がチラリと見える)